幡郷村
表示
はたさとそん 幡郷村 | |
---|---|
廃止日 | 1955年3月31日 |
廃止理由 |
分割新設編入合併 幡郷村(一部)、大幡村、日野郡八郷村 → 西伯郡岸本町 幡郷村(一部) → 西伯郡手間村 |
現在の自治体 | 西伯郡伯耆町、南部町 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中国地方(山陰地方) |
都道府県 | 鳥取県 |
郡 | 西伯郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
2,209人 (国勢調査、1950年) |
隣接自治体 | 大幡村、米子市、手間村、賀野村、西伯郡溝口町 |
幡郷村役場 | |
所在地 | 鳥取県西伯郡幡郷村大字大殿字大寺 |
座標 | 北緯35度22分37秒 東経133度22分07秒 / 北緯35.377度 東経133.36872度座標: 北緯35度22分37秒 東経133度22分07秒 / 北緯35.377度 東経133.36872度 |
ウィキプロジェクト |
幡郷村(はたさとそん[1][2])は、鳥取県西伯郡にあった村。現在の西伯郡伯耆町・南部町の一部にあたる。
地理
[編集]日野川の下流左岸、越敷山の麓、肥沃な高台の越敷原・長者原に位置していた[2]。
歴史
[編集]- 1889年(明治22年)10月1日、町村制の施行により、会見郡小野村、小町村、金廻村、大殿村、坂長村、岩屋谷村、諸木村が合併して村制施行し、幡郷村が発足[1][2]。旧村名を継承した小野、小町、金廻、大殿、坂長、岩屋谷、諸木の7大字を編成[2]。役場は大字大殿字殿河内の民家を借りて設置し、1892年(明治25年)大殿字大寺に新築移転した[2]。
- 1896年(明治29年)4月1日、郡の統合により西伯郡に所属[2]。
- 1914年(大正3年)から1918年(大正7年)まで大字小町で小町大池などの溜池を改修し新田耕地整理を実施した[4]。
- 1926年(大正15年)大字大殿に巡査駐在所設置[2][5]。
- 1930年(昭和5年)大字金廻は無人となる[6]。
- 1948年(昭和23年)大字金廻に県営佐野川発電所建設[6]。
- 1955年(昭和30年)3月31日、村域を二分割し、大字小野・小町・金廻・大殿・坂長・岩屋谷が西伯郡大幡村、日野郡八郷村と合併し、町制施行し西伯郡岸本町を新設[1][2]。大字諸木が西伯郡手間村に編入され、幡郷村は廃止された[1][2]。合併編入後、岸本町大字小野・小町・金廻・大殿・坂長・岩屋谷、手間村大字諸木となる[2]。
産業
[編集]- 農業、商業、工業[2]
教育
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 角川日本地名大辞典 31 鳥取県
- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。