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帝國製薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
帝国製薬から転送)
帝國製薬株式会社
Teikoku Seiyaku Company, Limited
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
769-2695
香川県東かがわ市三本松567番地
設立 1918年5月23日
業種 医薬品
法人番号 3470001011426 ウィキデータを編集
事業内容 パップ剤、テープ剤、漢方製剤、その他医薬品、医薬部外品、化粧品
代表者

社主 赤澤庄三

代表取締役社長 藤岡実佐子
資本金 1億円 (2022年12月期)
売上高 356億29百万円(2022年12月期)
経常利益 79億9百万円 (2022年12月期)
総資産 1148億59百万円 (2022年12月期)
従業員数 781名(2022年12月31日現在)
決算期 12月
主要子会社 テイコクファルマケア株式会社 - 1995年に帝國製薬の薬専事業部とテイコクメディックスの柔整部門を統合して設立された一般用医薬品、医薬部外品ほかの販売会社。
外部リンク https://www.teikoku.co.jp/
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帝國製薬株式会社(ていこくせいやく)は、香川県東かがわ市に本社を置く医薬品メーカー。 他社製品のOEMも行っている。

沿革

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  • 1848年 - 五代目当主・赤澤庄蔵、薬売買株一つを譲り受けて開業する。
  • 1883年 - 赤澤忠太郎薬舗開業免許を受ける。
  • 1892年 - 防そ散の請売許可を得る(当社殺そ剤の端緒)。
  • 1918年 - 資本金100万円をもって帝國製薬株式会社を設立。
  • 1926年 - 黄燐性殺そ剤「薬猫」を発売。
  • 1938年 - パップ剤の端緒となる「ホルキス」を発売。
  • 1943年 - 香川県下212の企業体を合併し、統制会社たる香川県製薬株式会社が設立。赤澤忠太郎が初代社長に就任。
  • 1953年 - 大阪市淀川区(旧・東淀川区)に大阪工場を設置。
  • 1957年 - 大阪工場を分離。大阪工場は「扶桑化学工業株式会社」となり、赤澤庄三が社長に就任。
  • 1974年 - パップ剤の医家向け許認可を受け、当社の主力製品となる。
  • 1975年 - パップ剤新工場(旧・第1工場)第1期竣工、1978年完成。
  • 1984年 - 本社敷地内に9階建ての製剤開発研究所(現・研究棟)が竣工。
  • 1985年 - 帝國漢方製薬株式会社を設立。香川県白鳥町(現・東かがわ市湊)に同社白鳥工場完成。
  • 1986年 - 太田製薬株式会社の株式を取得し、経営に参画。
  • 1988年 - 日本初の医療用経皮吸収型インドメタシン貼付剤「カトレップ」の承認取得、製造開始。本社敷地内に5階建て、総面積6,451平方メートルの新工場(現・第2工場)が完成。
  • 1989年 - 香川県白鳥町(現・東かがわ市湊)に配送センター完成。
  • 1991年 - 香川医科大学(現・香川大学医学部)寄附講座開設「薬物生体情報学」。
  • 1992年 - 営業部門を独立させ、テイコクメディックス株式会社を設立。
  • 1993年 - 第4工場(テープ剤・軟膏剤工場)竣工。徳島県池田町に殺そ剤専門の池田工場稼動。医療用経皮吸収型フェルビナク貼付剤「セルタッチ」の承認取得、製造開始。
  • 1994年 - 徳島工場(帝國漢方製薬株式会社)稼動。
  • 1995年 - 薬専(OTC)部門を独立させ、テイコクファルマケア株式会社を設立。日本製薬工業協会に加入。
  • 1997年 - 本社隣接地の東洋紡績株式会社三本松工場跡地取得。米国現地法人「Teikoku Pharma USA, Inc.」設立。徳島工場隣に用地を取得し、化粧品等専門の土成工場稼動。
  • 1998年 - 創業150周年、会社設立80周年を迎える。「創業百五十年史」発行。
  • 1999年 - 米国において、帯状疱疹後神経痛貼付剤「Lidoderm」新薬承認、販売開始。
  • 2000年 - 「ドボネックス軟膏」新薬承認、販売開始。東洋紡跡地に第8工場竣工、稼動。
  • 2001年 - 英国現地法人「Teikoku Pharma UK Ltd.」設立。硫酸モルヒネ徐放性製剤「MSツワイスロンカプセル」承認取得、製造開始。第7工場稼動。
  • 2003年 - 帝國製薬、扶桑化学工業、青島扶桑精製加工有限公司の3社合弁会社「扶桑帝薬(青島)有限公司」設立。
  • 2008年 - テイコクメディックス株式会社の全株式を日医工に売却(同社は2009年に傘下企業の統合により日医工ファーマ株式会社となった)。
  • 2024年 - ライオンから「ハリックス」ブランドの商標権・製造権・販売権を譲受、同年4月にテイコクファルマケアを通じて発売[1][2]

概要など

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  • 貼付剤製剤の先駆者として、パップ剤では世界一を誇る。売上高271億円、経常利益71.6億円(いずれもH17年12月期)の優良企業。製品の大半はOEMによる受託生産。
  • 四国アイランドリーグplusの運営会社、IBLJに出資している。

その他

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脚注

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  1. ^ ドリンク剤ブランドおよび外用消炎鎮痛剤の一部ブランドの譲渡に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)ライオン株式会社、2024年2月14日https://www.lion.co.jp/ja/company/press/2024/pdf/20240214c.pdf2024年2月14日閲覧 
  2. ^ 外用消炎鎮痛剤のブランド譲受けに関するお知らせ』(プレスリリース)帝國製薬株式会社、2024年2月14日https://www.teikoku.co.jp/news/entry-392.html2024年2月14日閲覧 

外部リンク

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