市府転運站
市府転運站 Taipei City Hall Bus Station | |
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施設情報 | |
所在地 | 台湾台北市信義区忠孝東路五段6号 |
座標 | 北緯25度02分25.8秒 東経121度33分53.34秒 / 北緯25.040500度 東経121.5648167度座標: 北緯25度02分25.8秒 東経121度33分53.34秒 / 北緯25.040500度 東経121.5648167度 |
状態 | 完成 |
着工 | 2006年10月3日 |
竣工 | 2010年7月2日 |
開業 |
2010年8月5日(バスターミナル) 10月7日(百貨店) 2011年3月9日(ホテル) |
用途 | バスターミナル、百貨店、ホテル |
建設費 | 135億ニュー台湾ドル[1] |
地上高 | |
高さ | 約150[1][註 1] |
各種諸元 | |
階数 | 31[1] |
敷地面積 | 16,280 m² |
延床面積 |
144,178 m² ※百貨店、ホテル含む |
構造形式 | 鉄筋コンクリート |
駐車台数 |
[1](B4-B5)自動車477台 [1](B1-B2)二輪車595台 |
関連企業 | |
設計 | 三大聯合建築師事務所[2] |
施工 | 太子建設[1] |
デベロッパー | 統一開発股份有限公司(UPDC)[1] |
所有者 | 統一企業、統一超商、太子建設、統一国際開発[1] |
管理運営 | UPDC |
市府転運站(しふてんうんたん、繁体字中国語: 市府轉運站、英語: Taipei City Hall Bus Staion)は台湾台北市信義区にある中長距離バスターミナルの名称。「市府」は「台北市政府」を意味し、バスの案内上は「市政府、台北市政府」と表記される場合もある。
概要
[編集]台北市の都市再開発地区である「信義計画区」内、台北市政府大楼北側、 忠孝東路と基隆路の南東角にある敷地面積16,280平方メートル[1]の用地に統一企業およびその傘下の統一国際開発公司や統一超商(台湾セブンイレブン)、太子建設4社の子会社である「統一開発公司」が2004年の使用権獲得後50年間の開発・運営権を保有するBOT方式で建設された。
地下5階、地上31階建て、総床面積144,178平方メートル[1]の超高層ビルの地上階にあるバスターミナルの他は統一時代百貨(元統一阪急百貨)とWホテル台北が進出している。バスターミナルは2010年8月5日に[3]、統一阪急は同年10月7日に[4]、Wホテル台北は2011年3月9日(プレオープンは3月4日)に開業した[5]。台北捷運市政府駅や誠品書店信義店などが入居する統一国際ビル、市政府大楼とは地下道で直結している。
構成
[編集]- 公路客運:1Fバスターミナル、チケット売り場
- 台北市政府観光伝播局旅遊服務中心(観光案内所)
- セブンイレブン市政府店
- 他飲食店、トイレ、コインロッカー
- 商業エリア:地下2F-地上7Fに統一時代百貨台北店(旧統一阪急百貨)
- ホテルエリア:8F-31FにW ホテル台北
のりば
[編集]基隆路の北行き車線から一方通行の出入用レーンがループ状に内部に伸びている。北側と南側にホームがあり、中央(東側)はチケット売り場やIC乗車カードのカスタマーサービスがある。 北側の捷運駅への連絡口にはコンビニもあり、飲食店やトイレ、待合室は各所に配置されている。 台北市市区公車(台北聯営公車)の路線は市政府駅 (台北市)#路線バスを参照。
のりば | 事業者 | 系統 | 区間 |
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1 | 中壢客運 指南客運 |
9009 | 台北 - 北二高 - 桃園 |
2 |
三重客運 桃園客運 |
9005 | 桃園 - 中山高 - 台北市政府 |
9005A | 桃園 - 永安路 - 中山高 - 台北市政府 | ||
3 | 三重客運 | 1211 | 長庚大学 - 中山高 - 台北市政府 |
4 | |||
5 | 国光客運 中壢客運 台聯客運 |
9001 | 台北 - 北二高 - 中壢 |
6 | 福和客運 | 1551 | 新店 - 中山高 - 基隆 |
7 | 国光客運 | 1815 | 台北 - 中山高 - 金山青年中心 |
8 | 国光客運 |
1800 |
中崙 - 中山高 - 基隆 |
9 |
大都会客運 (基隆市快捷公車) |
2088 (乗車) |
市府轉運站→環東大道→潭美公園→→基隆女中→八斗子 |
2088 (乗車) |
市府轉運站→環東大道→潭美公園→→基隆女中 | ||
10 |
統聯客運 | 1612 | 台北 - 捷運景美站 - 新店站 - 三峡站(恩主公医院) - 北二高 - - 中港転運站 - - 北港路站 - 新営站 - 台南(兵配廠)站 |
1626 | 苗栗市 — 苗栗公館 — 中山高 - 竹科 - 林口 — 内湖 - 市府転運站 | ||
11 |
大有巴士 台中客運 |
1960 | 台北 - 中山高 - 台湾桃園国際空港(大有) |
9012 | 台北 - - 新店 - 北二高 - 龍潭 - - - 台中 (大有巴士、台中客運共同運行) | ||
12 | 首都客運 (首都之星) |
1570 |
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13 | |||
14 | |||
14 |
1571 |
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15 | |||
16 | 1572直達 |
台北→北二高→北宜高→礁溪 (礁渓直達車) | |
17 |
1572 |
台北→北二高→北宜高→礁渓→宜蘭→羅東 (全程車) | |
中興巴士 |
2025 |
台北 - 中山高 - 瑞芳 | |
18 |
首都客運 (首都之星/首都通運) |
5500 | (台北)時報広場→市府転運站→→交大→清大→→新竹転運站 |
大都会客運 |
2088 (下車) |
八斗子→市府転運站 | |
2088 (区間車下車) |
基隆女中→市府転運站 |
クレーン転落
[編集]2009年4月24日13時ごろ、中国広東からの観光客25名を乗せた観光バスが忠孝東路市政府駅付近を走行中、忠孝東路五段20巷(現22巷)から 松高路へ右折するときに被市府転運站屋上から転落したクレーンが直撃する事故があった。31F部分の工事現場で作業員が長さ31メートル、重さ2.7トンのクレーンを使用中に操作ミスと突風の襲来によりバランスを崩して落下、バス車体後部を直撃した。これにより最後尾付近の座席にいた中国籍の乗客2名が死亡、4名が負傷した[6]。
バス路線変更
[編集]市府転運站供用により周辺交通をスムーズにすべく、台北市政府公共運輸処は聯営公車で開業直前の6月より基隆路(南北方向)、松高路(東西方向) を経由する11路線の停留所はそのままに信号機をバスの動きに連動したものへ改良し転運站に出入りする長距離バスとともに渋滞を起こさないよう配慮した[7]。
連絡通路
[編集]周辺
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 中文版では150.3m、英語版では150m、他151.3mの資料(Drawings of W Hotel SkyscraperPage.com )もある
出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j “第十屆民間參與公共建設金擘獎 市政府轉運站獎勵民間投資興建營運案 經驗分享簡報” (pdf). 統一開發股份有限公司. (2012年10月26日)
- ^ 統一開發市政府轉運站2011-03,建築師雑誌
- ^ “市府轉運站5日啟用 地下連通道先上路”. 自由時報. (2010年8月2日)
- ^ “統一阪急百貨開幕 人潮湧入(圖片新聞)”. 大紀元. (2010年10月7日)
- ^ W Taipei Grand Opening 0309 “台北W飯店盛大開幕20110309非凡”. W Hotel/YouTube. (2011年3月9日)
- ^ “31樓吊臂空墜砸車中國團2死4傷”. 自由時報. (2009年4月27日)
- ^ “市府轉運站避車潮 11線公車改道”. 大紀元. (2010年5月29日)