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市川雅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

市川 雅(いちかわ みやび、1937年[1]1月15日 - 1997年2月10日)は、舞踊評論家。

生涯

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東京出身。本名・雅章。東京都立駒場高等学校卒、1960年早稲田大学第一法学部卒、1970年同大学院文学研究科博士課程満期退学

この間渡米、1980年には大野一雄の欧米公演に同行、日本の現代舞踊などを海外に紹介する。アジア国際舞踊フェスティバルなどの開催にも尽した。ヴァーツラフ・ニジンスキーについての訳業がある。

93年早大客員教授[2]

著書

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  • 『行為と肉体』田畑書店 1972
  • 『アメリカン・ダンスナウ モダン・ダンス&ポスト・モダン・ダンス』PARCO出版局 1975
  • 『舞踊のコスモロジー』勁草書房 1983
  • 『舞姫物語』白水社 1990
  • 『ダンスの20世紀』新書館 1995
  • 『見ることの距離 ダンスの軌跡1962-1996』國吉和子編 新書館 2000
英訳
  • Performing Arts in Japan Now : Contemporary Dance in Japan [translated by Richard Hart].Japan Foundation, 1994?

共編

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  • 『ニジンスキー頌』編 新書館 1990
  • 『技術としての身体』野村雅一共編 大修館書店 叢書・身体と文化 1999

翻訳

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  • ロモラ・ニジンスキー編『ニジンスキーの手記 肉体と神』現代思潮社 1971
  • マリア=ガブリエル・ヴォジーン『神聖舞踏 神々との出あい』イメージの博物誌 平凡社 1977
  • R.ニジンスキー『その後のニジンスキー』現代思潮社 1977

脚注

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  1. ^ 『著作権台帳』には1935年とある。
  2. ^ 早大演劇博物館