巨勢行忠
表示
時代 | 南北朝時代後半 - 室町時代初期 |
---|---|
生誕 | 不明 |
死没 | 不明 |
官位 | 正六位下・采女正→従五位下・大蔵少輔[1] |
氏族 | 巨勢氏 |
父母 | 父:巨勢有久[2] |
兄弟 | 有岡、有義、久高、行忠[2] |
子 | 有俊[2] |
巨勢 行忠(こせ の ゆきただ)は、南北朝時代後半から室町時代初期にかけての巨勢派の絵仏師[3][4]。
経歴
[編集]父・有久の跡を継ぎ、正平18年/貞治2年(1363年)京都東寺の大仏師職となる[3]。元中6年/康応元年(1389年)完成の同寺の「弘法大師行状絵巻」などが代表作[3]。『本朝画史』によると「中華の風を学び、筆力紹妙也」とある。行忠以降、京都の巨勢派は跡絶えた[3]。