巨勢少麻呂
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時代 | 奈良時代 |
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生誕 | 不明 |
死没 | 不明 |
別名 | 宿奈麻呂 |
官位 | 従五位上・少納言 |
主君 | 聖武天皇 |
氏族 | 巨勢氏 |
巨勢 少麻呂(こせ の すくなまろ)は、奈良時代の貴族。名は宿奈麻呂とも記される。官位は従五位上・少納言。
経歴
[編集]神亀5年(728年)中央貴族に対して初めて外位の叙位が行われた際、阿倍帯麻呂・中臣名代らと共に外従五位下に叙せられる。またこの叙位にあたって、この位階に留まるべきでないこと、勤務の状況に応じて内位に叙するので努力を怠らないこと、についての勅が出されている[1]。
翌神亀6年(729年)2月に発生した長屋王の変においては、少納言として左中弁・小野牛養と共に親王・公卿に従って長屋王邸に赴き、罪の糾問にあたる。長屋王の変終結後に行われた3月の叙位において、先の外位叙位者と共に内位の従五位下に叙せられた。天平5年(732年)従五位上に至る。
官歴
[編集]『続日本紀』による。
脚注
[編集]- ^ 『続日本紀』神亀5年5月21日条