コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

川中美幸 人・うた・心

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
川中美幸 人・うた・心
ジャンル トーク番組
放送方式 収録
放送期間 1984年10月1日 - 2020年3月28日
放送時間 土曜日 5:10 - 5:20
放送局 文化放送
ネットワーク NRN
パーソナリティ 川中美幸
提供 雲海酒造2011年12月30日まで)
雪印メグミルク2015年10月3日より不明日まで)
テンプレートを表示

川中美幸 人・うた・心』(かわなかみゆき ひと・うた・こころ)は、1984年10月1日から2020年3月28日まで放送されていた演歌歌手川中美幸パーソナリティを務め文化放送で放送されていたラジオ番組である。

川中の夫の不祥事による活動自粛の際には、文化放送アナウンサー野村邦丸が代理パーソナリティを務めた。また1993年1月 - 3月は関西地区向けに「川中美幸 素顔のままで」と改題して放送した。[1][2]川中は、2009年には番組と同名のコンサートを開催している。

帯番組時代の番組概要

[編集]
内容

毎週月 - 木曜に通して歌手を中心に各界からのゲストを迎えてトークをし、歌手やミュージシャンアイドルなどの場合は持ち曲を後半にかける時がある。

居酒屋トーク形式になってから美幸とゲストが蕎麦焼酎雲海』か未成年の場合はジュースで乾杯する演出が付けられていたが、スポンサーの降板により末期は撤廃された。

番組開始からしばらくは金曜も月 - 木曜と同じ内容だったが、やがてリスナーからのハガキ紹介コーナー→下記のネット局のアナウンサーとのトーク→酒の飲み会をテーマにしたエピソード募集・紹介コーナー「雲海で乾杯」へと変わっていった。スポンサーの降板に合わせて2011年12月23日放送分で終了。

末期は週変わりのテーマによるフリートークである。

2006年4月 - 2007年3月の毎週金曜日のみ、太田英明ナレーションによる「そば一口メモ」が挿入されていた。

関西地区

関西地区はABCラジオで放送されているが、1992年12月まではラジオ大阪で放送された[3]。2012年3月までは17:00 - 17:10に放送されていたが、ラジオ大阪では17:00 - 17:15に「ニュース・パレード」を放送していることから、近畿地区(エリア内ではKBS京都和歌山放送も含む)では文化放送の番組同士が競合する事態となっていた。

テーマ曲・ナレーション

2004年ごろから文化放送のみ提供読み後、ネット局では提供読み前に入るオープニングテーマを松本孝弘「街」に変更。

ヒッチハイクCMが放送された後には、エンディングのBGMが流れる。「純喫茶・谷村新司」でも同じものが流れる。なお、このBGMは文化放送・東海ラジオ和歌山放送中国放送では流れていない。

2011年までは水谷加奈のナレーションで、月 - 木曜のみナレーションの途中で「こんにちは、○○○○です。」と言うその週のゲストによる挨拶が挿入された。

スポンサー

スポンサーの雲海酒造の他にも、カウキャッチャーヒッチハイク枠で複数社のCMが放送された[4]

提供読みは次の通りであった。

  • 2004年ごろまで
    • 開始時:『川中美幸 人・うた・心』、この番組は、蕎麦焼酎『雲海』でおなじみの雲海酒造がお送りします。
    • 終了時:『川中美幸 人・うた・心』、この番組は、麦焼酎『いいとも』でおなじみの雲海酒造がお送りしました。
  • 2005年 - 2011年
    • 開始時:『川中美幸 人・うた・心』、この番組は、本格蕎麦焼酎『雲海』の雲海酒造がお送りします。
    • 終了時:『川中美幸 人・うた・心』、この番組は、本格蕎麦焼酎『雲海』の雲海酒造がお送りしました。

クレジット読みはワイド番組のパーソナリティが担当しており、白石冬美→館野順子→永野景子野村邦丸玉川美沙→「夕やけ寺ちゃん 活動中」の各曜日パートナーと変遷、ネット局向けでは文化放送のアナウンサーが担当し小俣雅子→丹羽たか子→館野順子→永野景子→水谷加奈→藤木(現・石田)千穂と変遷している。

1997年ごろから2004年ごろまでは「酔わせて」のインストBGMに乗せてゲストが来店し、美幸とのちょっとした掛け合いの後に提供読みに入っていた。

2011年3月11日、東日本大震災発生の影響により、関西から東日本地域の多くのネット局が番組を休止。また3月14日以降しばらくは、メインスポンサーの雲海酒造がCMを自粛。ACジャパンの公共CMに差し替えられた。

放送時間

リニューアル

[編集]

番組開始から若干の変更がありつつも構成を一貫していたが、2011年限りで雲海酒造がスポンサーを降板。そして2012年3月いっぱいで28年間にわたり続いた帯番組を一旦終了という形をとり、4月からは日曜早朝4時半からの枠に移動[5]。2015年10月からは、土曜日の早朝5:20からに放送時間を変更、同時に川中が元々牛乳好きで良く雪印メグミルクの牛乳を飲んでいたことが縁で雪印メグミルクがスポンサーとなり、『雪印メグミルクpresents川中美幸 人・うた・心』と番組タイトルも改名された。2018年4月から放送時間を5:35までに短縮した。その後もスポンサー降板、さらなる放送時間短縮を繰り返した末、2020年3月28日放送を以て、36年間の放送に幕を閉じた。

  • 「川中美幸のハヤベン」 - 早朝枠異動後の新コーナー。川中が学級委員長に扮し、様々なゲストから教えを受ける。1回目のみタイトルが「輝け!ハナマル学校早朝勉強会」だった。
  • 「おすすめ新作映画特集」 - ジョッシュヤマグチが新作映画を紹介する。

ネット局

[編集]

帯番組時代

[編集]

※2012年3月末時点。[6]

30分番組時代

[編集]
  • QR 文化放送:日曜日 4:30 - 5:00(2012年4月 - 2015年9月27日)、土曜日 5:20 - 5:50(2015年10月3日 - )、土曜日 5:05 - 5:20(2019年4月6日 - )
  • SBC 信越放送:火曜日 18:30 - 19:00(2014年9月30日- 2015年3月24日)、水曜日 18:30 - 19:00(2015年9月30日 - 終了日不明)

脚注

[編集]
  1. ^ 京都新聞縮刷版「1993年1月号」など京阪神エリア向け一般紙各紙の縮刷版「1993年1月号」、「1993年2月号」、「1993年3月号」より
  2. ^ この間、関西地区には「-人・うた・心」を中断して放送されていた。しかし、和歌山放送四国放送に周波数を合わせていれば、関西地区には流されていなかった頃の「-人・うた・心」が聞けるエリアもあった。
  3. ^ ラジオ大阪での放送時間は17:50 - 18:00に放送されていた。ただし、「ラジオ・チャリティー・ミュージックソン」と被る12月24日が放送当時月 - 金曜の1曜日と被った場合は番組を休止、地元制作の「ミュージックソン」内にてスポットCMでの振替送出で対応していた。
  4. ^ その中にせんねん灸が貫いていたが、2012年4月より「ニュース・パレード」へ完全移行。
  5. ^ 2014年9月までは全国ネットなしで文化放送のみのオンエアとなった。その後、信越放送が2014年10月から半年間放送し、2015年4月から再び文化放送のみのオンエアとなる
  6. ^ 三才ブックス発行「ラジオ新番組表」2011年秋号より。
文化放送 文化放送制作NRNネット平日夕方帯ベルト番組
前番組 番組名 次番組
夕焼けに歌おう
  • 文化放送では「桂竜也の夕焼けワイド」→「野沢那智の東京サンセット」内で放送されていた。
川中美幸 人・うた・心(第1期)
  • ただし、一部の局は別番組を放送。
文化放送 日曜 4:30 - 5:00
もっとニッポニア!もっとジャパン!のうた
川中美幸 人・うた・心(第2期)
島田陽子ワクワクモーニング
文化放送 土曜 5:35 - 5:50
鈴木純子の遊々ミュージック
  • ナイターオフ 土曜20:00に移動。
雪印メグミルクpresents 川中美幸 人・うた・心
みんなにエール!
文化放送 土曜 5:20 - 5:35
鈴木純子の遊々ミュージック
  • ナイターオフ 土曜20:00に移動。
雪印メグミルクpresents 川中美幸 人・うた・心
  • 土曜6:25 - 6:35から移動。
文化放送 土曜 5:05 - 5:10
ニュースプレイバック~シネマの旅~
川中美幸 人・うた・心
町田真理子の朝からシャンソン
文化放送 土曜 5:10 - 5:20
ニュースプレイバック~シネマの旅~
川中美幸 人・うた・心
昇々・ぴっかり☆ はまきんっサタデー