岩阪恵子
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岩阪 恵子 (いわさか けいこ) | |
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誕生 |
1946年6月17日(78歳) 奈良県 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 文学士 |
最終学歴 | 関西学院大学文学部史学科卒業 |
ジャンル | 小説 |
代表作 |
『ミモザの林を』(1986年) 『画家小出楢重の肖像』(1992年) 『淀川にちかい町から』(1994年) |
主な受賞歴 |
野間文芸新人賞(1986年) 平林たい子文学賞(1992年) 芸術選奨(1994年) 紫式部文学賞(1994年) 川端康成文学賞(2000年) 歴程賞(2019年) |
配偶者 | 清岡卓行 |
ウィキポータル 文学 |
岩阪 恵子(いわさか けいこ、1946年6月17日 - )は、日本の小説家。奈良県生まれ。夫は詩人・作家の清岡卓行。
略歴
[編集]奈良県宇智郡(現・五條市)に生まれる。その後転居し、1歳から23歳までを大阪府大阪市旭区で過ごす。寝屋川市の聖母女学院小学校、聖母女学院中学校・高等学校を経て、関西学院大学文学部史学科を卒業[1]。19歳から詩作を始める。24歳で、師事していた24歳年上の清岡卓行と結婚し、東京に転居。この年から小説を書き始めた。画家小出楢重の評伝執筆が契機となって、故郷大阪の土地とことばを生かした短編集『淀川にちかい町から』を上梓し高い評価を受けた。
受賞
[編集]- 1986年『ミモザの林を』で第8回野間文芸新人賞
- 1992年『画家小出楢重の肖像』で第20回平林たい子文学賞
- 1994年『淀川にちかい町から』で第44回芸術選奨文部大臣賞および第4回紫式部文学賞[2]
- 2000年「雨のち雨?」で第26回川端康成文学賞
- 2019年『鳩の時間』で第57回歴程賞
著作
[編集]- 『ジョヴァンニ』1968年 文童社(詩集)
- 『蝉の声がして』1981年 講談社
- 『ミモザの林を』1986年 講談社
- 『画家小出楢重の肖像』1992年 新潮社。講談社文芸文庫、2010年
- 『淀川にちかい町から』1994年 講談社。講談社文芸文庫、1996年
- 『木山さん、捷平さん』1996年 新潮社。講談社文芸文庫、2012年
- 『雨のち雨?』2000年 新潮社
- 『台所の詩人たち』2001年 岩波書店
- 『掘るひと』2006年 講談社
- 『緑蔭だより』2012年 自費出版[3]
- 『わたしの木下杢太郎』2015年 講談社
- 散文詩集『その路地をぬけて』2016年 思潮社
- 個人誌「山鳩」創刊 2017年 山鳩舎
- 『鳩の時間』 2019年 思潮社 ISBN 978-4783736660
編著
[編集]脚注
[編集]- ^ “KG-TOKYO.COM”. 2023年11月21日閲覧。
- ^ “第4回紫式部文学賞 受賞作品決まる | 宇治市政だより” (PDF). 宇治市. 2024年11月2日閲覧。
- ^ 個人誌『山鳩』/『緑蔭だより』 | 岩阪恵子