コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

第60回国民体育大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
岩手りんどう国体から転送)
晴れの国おかやま国体
参加人数 30,932
競技種目数 41競技
開会式 2005年平成17年)9月9日 児島マリンプール
閉会式 2005年平成17年)10月27日 桃太郎スタジアム
開会宣言 石井正弘
選手宣誓 赤木裕加子、延江俊基(夏季大会)
小林晋、新谷仁美(秋季大会)
最終聖火ランナー 橋本結衣(夏季大会)
立永大地、寺坂亜由美(秋季大会)
炬火を分火し、納火する選手代表
炬火を分火し、納火する選手代表
主競技場 桃太郎スタジアム

第60回国民体育大会(だい60かいこくみんたいいくたいかい)は、2005年平成17年)に岡山県を中心に開催された国民体育大会である。夏季・秋季大会の大会スローガンは「あなたがキラリ☆」、大会マスコットは「ももっち」である。大会終了後「ももっち」は岡山県のマスコットになった。

概要

[編集]

夏季大会は、9月9日に主会場である児島マリンプール(倉敷市)で開会式が行われ、4日間の熱戦が繰り広げられた。秋季大会は、10月22日に主会場である桃太郎スタジアム(岡山市)で開幕、岡山県が悲願の天皇杯皇后杯を獲得した。続いて、11月5日から7日まで、第5回全国障害者スポーツ大会「輝いて!おかやま大会」も行われた。

冬季大会

[編集]
冬季大会スケート競技会
やまなし・ゆめふじ国体
開催地 山梨県甲府市富士吉田市
開催日 平成17年1月30日 - 平成17年2月3日
« 2004
2006 »
冬季大会アイスホッケー競技会
アイスホッケー国体 in TOKYO
開催地 東京都
開催日 平成17年2月2日 - 平成17年2月6日
« 2004
2006 »
冬季大会
スキー競技会・バイアスロン競技会

岩手りんどう国体
開催地 岩手県安代町
開催日 平成17年2月22日 - 平成17年2月25日
公式サイト www.ashiro.net/60skikokutai/
« 2004
2006 »

スケート競技会

[編集]

第60回国民体育大会冬季大会スケート競技会は、1月30日~2月3日に山梨県甲府市富士吉田市で行われた。テーマは「やまなし・ゆめふじ国体」、スローガンは、「氷上に映す 感動 夢 キラリ」。[1]

実施競技

[編集]

スケートスピードショートトラックフィギュア

競技会場

[編集]

アイスホッケー競技会

[編集]

第60回国民体育大会冬季大会アイスホッケー競技会は、2月2日~6日に東京都で行われた。テーマは「アイスホッケー国体TOKYO」、スローガンは、「氷上の熱き若さに燃える技」。

実施競技

[編集]

アイスホッケー

競技会場

[編集]

国立代々木競技場渋谷区)、サントリー東伏見アイスアリーナ西東京市)、東大和スケートセンター東大和市

スキー競技会

[編集]

第60回国民体育大会冬季大会スキー競技会は、2月17日~20日に岩手県安代町(現八幡平市)で行われた。テーマは「岩手りんどう国体」、スローガンは「雪さらら 人情たわわ 汗きらら」。

実施競技・会場一覧

[編集]
競技名 会場地 会場
スキー ジャイアントスラローム詳細 安代町
(現八幡平市)
安比高原スキー場
スペシャルジャンプ詳細 田山シャンツェ[2]
コンバインド詳細 田山シャンツェ、田山クロスカントリー競技場
クロスカントリー詳細 田山クロスカントリー競技場
(※公開競技) バイアスロン詳細 田山バイアスロン競技場

応援サポーター

[編集]

キラリ☆トライアングル

競技会場

[編集]

夏季大会

[編集]
正式競技
公開競技
  • ビーチバレー - 玉野市・渋川海岸ビーチバレーコート

秋季大会

[編集]
正式競技
  • 開閉会式 - 岡山市・岡山県陸上競技場(桃太郎スタジアム)
  • 陸上競技 - 岡山市・岡山県陸上競技場(桃太郎スタジアム)
  • テニス - 備前市・岡山県備前テニスセンター
  • ホッケー - 赤磐市、瀬戸町・赤磐市熊山運動公園多目的広場、瀬戸町江尻レストパークホッケー場
  • ボクシング - 岡山市・岡山ドーム
  • バレーボール - 高梁市吉備中央町、赤磐市、岡山市、玉野市・高梁市民体育館、山陽ふれあい公園総合体育館、かもがわ総合スポーツ公園体育館、御津スポーツパーク体育館、玉野市総合体育館(レクレセンター)、岡山市総合文化体育館
  • 体操
  • バスケットボール - 鴨方町、笠岡市、岡山市、倉敷市・鴨方町勤労者体育センター、岡山県立鴨方高等学校体育館、笠岡総合体育館、笠岡市民体育センター、岡山県立笠岡商業高等学校体育館、六番川水の公園体育館、岡山県立岡山操山高等学校体育館、岡山県立倉敷青陵高等学校体育館、岡山県立倉敷中央高等学校体育館
  • レスリング - 倉敷市・水島緑地福田公園体育館
  • ウエイトリフティング - 倉敷市・倉敷市倉敷体育館、倉敷運動公園ウエイトリフティング場
  • ハンドボール - 津山市鏡野町、真庭市・岡山県立津山工業高等学校体育館、鏡野町多目的屋内運動場(鏡野ドーム)、真庭市落合総合公園白梅総合体育館・ゲートボールセンター、真庭市勝山スポーツセンター
  • 自転車
  • ソフトテニス - 岡山市・浦安総合公園テニスコート
  • 卓球 - 総社市・総社市スポーツセンター体育館(きびじアリーナ)
  • 軟式野球 - 真庭市、総社市、倉敷市、津山市・勝山運動公園野球場、真庭やまびこスタジアム、総社市スポーツセンター野球場、真備総合公園軟式野球場(たけのこ球場)、津山市勝北総合スポーツ公園野球場、津山市加茂町スポーツセンター総合グラウンド
  • 相撲 - 和気町・和気町体育館
  • 馬術 - 真庭市・蒜山高原ライディングパーク
  • 柔道 - 津山市・岡山県津山東体育館
  • ソフトボール - 高梁市、新見市、美咲町、久米南町・神原スポーツ公園野球場・多目的グラウンド、新見市憩いとふれあいの公園新見ピオーネ球場・多目的広場、美咲町中央運動公園野球場・多目的広場、久米南町民運動公園多目的広場
  • 弓道 - 玉野市・玉野市民総合運動公園弓道場、玉野市民総合運動公園特設弓道場
  • ライフル射撃 - 岡山市・岡山県ライフル射撃場、岡山武道館岡山県警察学校射撃場
  • 剣道 - 津山市、美作市・岡山県津山総合体育館、宮本武蔵顕彰武蔵武道館
  • ラグビーフットボール - 美作市・岡山県美作ラグビー・サッカー場
  • 山岳 - 真庭市、新庄村・蒜山朝鍋鷲ヶ山特設縦走競技場、毛無山山系金ヶ谷山特設縦走競技場、湯原クライミングセンター
  • アーチェリー - 備前市・備前市日生運動公園スポーツ広場特設アーチェリー場
  • 空手道 - 倉敷市・JFE倉敷体育館
  • 銃剣道 - 奈義町・奈義町立奈義中学校屋内運動場
  • クレー射撃 - 岡山市・岡山県クレー射撃場
  • なぎなた - 勝央町・勝央町立勝央中学校体育館
公開競技

主な式典音楽

[編集]
  • March'05(岡山県選手団行進曲)、永遠の旗~the Eternal Flag~(国体旗引継)、炎の下に~Under the Flame~(炬火入場・点火曲、炬火分火・納火曲) - 作曲:小六禮次郎(岡山市出身)
  • ファンファーレ - 作曲:上岡洋一
  • RUN(大会イメージソング) - 作詞:稲葉浩志(津山市出身)、作曲:松本孝弘、歌:B'z

総合成績

[編集]

天皇杯

[編集]
天皇杯を受け取る岡山県

皇后杯

[編集]
  • 優勝:岡山県
  • 準優勝:東京都
  • 3位:大阪府

不祥事

[編集]

この大会ではテニス女子ダブルスの福井県の2選手が予選出場資格がないまま本大会に出場し準優勝したとして、銀メダルを剥奪とし、総合得点も修正となった。

脚注

[編集]

外部リンク

[編集]