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岩屋 (伊丹市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 兵庫県 > 伊丹市 > 岩屋 (伊丹市)
岩屋
岩屋の位置(兵庫県内)
岩屋
岩屋
岩屋の位置
北緯34度46分30秒 東経135度26分36秒 / 北緯34.77500度 東経135.44333度 / 34.77500; 135.44333
日本の旗 日本
都道府県  兵庫県
市町村 伊丹市
人口
2022年(令和4年)6月30日現在)[1]
 • 合計 240人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
664-0843[2]
市外局番 072[3]
ナンバープレート 徳島

岩屋(いわや)は、兵庫県伊丹市の地名。現行の行政地名は住居表示実施済み区域の岩屋一丁目から岩屋二丁目と、住居表示未実施の大字岩屋がある。郵便番号664-0843。

地理

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伊丹市南東部。北を森本、北東を小阪田、東を大阪府豊中市原田西町、南東の一点を尼崎市椎堂、南から西の広い範囲を尼崎市田能と接する。

住居表示未実施の大字岩屋の下には猪名川北岸の(きつね)とその西の鶴田(つるた)、岩屋1丁目と小阪田(大阪国際空港)に挟まれた下岩井(しもいわい)、その北西で森本7丁目に囲まれた飛地三反長(さんだおさ)の4つの小字がある。いずれも人口は0人。

域内の大部分は工場や倉庫、公園敷地が占めており定住人口は少ない。全域が伊丹市立神津小学校および北中学校の校区に属する。

歴史

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園田競馬場付近の空中写真(1985年撮影)
猪名川の北岸一帯が岩屋。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

川辺郡神津村の大字。江戸時代には窟村(いわやむら)とも書かれ[4]紅葉の名所として『摂津名所図会』に紹介されている[5]

1947年昭和22年)に神津村が伊丹市へ編入された後、1964年(昭和39年)に大阪国際空港の拡張工事で東部の土地で用地収用が行われ、住民が西部へ集団移転する[5]2004年(平成16年)、大字岩屋の大半で住居表示を実施し岩屋1〜2丁目の町丁を設定した[6]

地名の由来

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1814年文化11年)頃に書かれた紀行文『岩屋村紅葉紀行』[4] ではかつて当地に(いわや)が存在したことを由来とする説を紹介しているが、疑義も呈されている[5]

世帯数と人口

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2022年(令和4年)6月30日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁 世帯数 人口
岩屋1丁目 131世帯 240人

小・中学校の学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]

番地 小学校 中学校
全域 伊丹市立神津小学校 伊丹市立北中学校

交通

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域内に鉄道および国道県道は通っていない。

バス

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伊丹市バスでは20 - 23系統が阪急伊丹駅およびJR伊丹駅との環状運転を行っており域内に岩屋、岩屋東などの停留所を設置している他、豊中市のクリーンランド前停留所(阪急バスと共用)も利用圏内に含まれる。

施設

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周辺

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いずれも徒歩圏内の近隣施設。

脚注

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  1. ^ a b 令和4年(2022年) 町・字別年齢別人口及び世帯数(住民基本台帳・外国人登録人口/5歳区分)四半期ごと”. 伊丹市 (2022年6月30日). 2022年9月23日閲覧。
  2. ^ 郵便番号”. 日本郵便. 2022年9月23日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2022年9月23日閲覧。
  4. ^ a b 内堀睦夫「第十四章 榎の樹の下に」(FujiyamaNET
  5. ^ a b c 角川日本地名大辞典 28 兵庫県、220ページ。
  6. ^ 10月4日から口酒井、岩屋で住居表示を実施します(広報伊丹、2004年7月1日号)
  7. ^ 伊丹市立小学校及び中学校の通学区域等に関する規則”. 伊丹市. 2022年9月23日閲覧。