岩利村
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いわりむら 岩利村 | |
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廃止日 | 1897年4月1日 |
廃止理由 |
合併 安食村、岩利村、佐野村、彦坂村、石谷村 → 方県村 |
現在の自治体 | 岐阜市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 岐阜県 |
郡 | 稲葉郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
416人 (町村略誌、1881年) |
岩利村役場 | |
所在地 | 岐阜県稲葉郡岩利村 |
ウィキプロジェクト |
岩利村(いわりむら)は、かつて岐阜県稲葉郡に存在した村である。
発足時は方県郡の村であったが、郡の合併により稲葉郡の村となっている。
地理
[編集]伊自良川が南西流する。彦坂村の北に位置し、集落は本郷のほか東洞、山後、高部に散在する。中世にはその一帯に石利庄が成立していた[2]。
歴史
[編集]- 1616年(元和2年) - 村高領知改帳に見え、819石で奥平忠隆(加納藩)領[2]。
- 1640年(寛永17年) - 佐野村との村境が西は堀切、東は塚穴切だったが、岩利村は境をかすめて松苗を植え、山を掘り崩したとして佐野村に訴えられる[2]。
- 正保期 - 田736石、畑76石、紙木高8斗、山年貢5石で幕府領[3]。石高は819.048石[1]。
- 1705年(宝永2年) - 高富藩領となる[2]。
- 1834年(天保5年) - 石高837.712石[4]。
- 1876年(明治9年) - 彦坂村、佐野村と合わせて大区7、小区14[1]。
- 1889年(明治22年)7月1日 - 町村制により岩利村発足。
- 1897年(明治30年)4月1日[5] - 方県郡が分割され、稲葉郡、山県郡、本巣郡の一部になる。当村は稲葉郡の村となる。
- 1897年(明治30年)4月1日 - 安食村、石谷村、佐野村、彦坂村と合併し、方県村が発足。同日岩利村は廃止。
神社
[編集]- 八幡宮
- 天神宮
- 若宮八幡宮二
- 稲荷宮[2]
寺
[編集]- 慈眼寺
- 安楽寺
- 薬師庵(現薬師寺)
- 成功院
- 長泉寺
- 仙桃院
- 正蓮寺[2]