岡野成旭
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岡野成旭(おかのなりてる)は、江戸時代中期の旗本。岡野成明の次男。岡野氏直系の子孫。
経歴
[編集]岡野成明と加藤正重の娘の次男として生まれる。1633年御小姓組に列し、後に岡野成恒の養子となる。1670年養父岡野成恒が、徳川綱重から知行を賜ると、成旭も、三百五十石六百俵を賜る。1683年御徒頭、1694年、目付、1696年御手船に移る。1697年には、下総・武蔵・伊豆国内で、600石を賜り、合わせて、950石を知行された。1701年小普請になり、1709年に隠居した。死没は、1720年とされる。妻は、長谷川正相の娘[1]。なお、この長谷川家は、火付盗賊改方で有名な長谷川平蔵(長谷川宣以)と同族。生年は不明だが、岡野成明や岡野成恒の生年死没、行動を他と見ると1633年〜1655年までには、生まれていたと推測される。
脚注
[編集]出典
[編集]- 火坂雅志・伊東潤編『北条五代上・下』朝日新聞出版、2020年12月7日、13頁-400頁。