岡本新駅
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岡本新駅 | |
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おかもとしん OKAMOTOSHIN | |
◄粟田部 (1.1 km) (0.6 km) 定友► | |
福井県今立郡今立町(現・越前市)新在家 | |
所属事業者 | 福井鉄道 |
所属路線 | 南越線 |
キロ程 | 9.8 km(社武生起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
開業年月日 | 1915年(大正4年)8月26日 |
廃止年月日 | 1971年(昭和46年)9月1日 |
岡本新駅(おかもとしんえき)は、かつて福井県今立郡今立町(現・越前市)新在家にあった福井鉄道南越線の駅である。
歴史
[編集]- 1915年(大正4年)8月26日:武岡軽便鉄道(後に武岡鉄道)の岡本新 - 粟田部間開通時に開業[1][2]。
- 1924年(大正13年)
- 1941年(昭和16年)7月2日:会社合併により福武電気鉄道南越線の駅となる[1]。
- 1945年(昭和20年)8月1日:会社合併により福井鉄道南越線の駅となる[5]。
- 1971年(昭和46年)9月1日:南越線の粟田部 - 戸ノ口間廃線により廃止[6][7]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面3線と引込線2線を有する貨物駅を兼ねるスイッチバック駅だった。越前和紙の地元駅で、貨物としては和紙の原料となる楮、三又、木材などの需要があった。スイッチバック駅ゆえに転轍機が多く、冬は駅員泣かせであった。
駅跡
[編集]駅の名をとどめるものは残っていない。跡地は和紙の里パピルス館およびその敷地となっている。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 清水 2016, p. 6.
- ^ 『「地方鉄道運輸開始」『官報』1915年8月30日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 曽根悟『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄28 えちぜん鉄道 福井鉄道・北陸鉄道・のと鉄道』朝日新聞出版、2011年10月2日、23頁。
- ^ 『「地方鉄道運輸開始並営業哩程変更」『官報』1924年9月13日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 清水 2016, p. 18.
- ^ 清水 2016, p. 33.
- ^ 安田就視・松本典久『DJ鉄ぶらブックス021 昭和の終着駅 北陸・信越編』交通新聞社、2017年6月7日、6頁。ISBN 978-4-330-78617-9。
参考文献
[編集]- 清水武『RM LIBRARY 206 福井鉄道(上)』ネコ・パブリッシング、2016年10月1日。ISBN 978-4-7770-5400-8。
- 武生公会堂記念館 編『南越線開業100年 : 夏休み特別展』2014年7月18日。
- 福井鉄道『ありし日の南越線』1999年。