粟田部駅
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粟田部駅 | |
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あわたべ AWATABE | |
◄五分市 (1.9 km) (1.1 km) 岡本新► | |
所在地 | 福井県今立郡今立町粟田部 |
所属事業者 | 福井鉄道 |
所属路線 | 南越線 |
キロ程 | 8.7 km(社武生起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1914年(大正3年)5月22日 |
廃止年月日 | 1981年(昭和56年)4月1日* |
粟田部駅(あわたべえき)はかつて福井県今立郡今立町粟田部にあった福井鉄道南越線の駅(廃駅)である。
歴史
[編集]- 1914年(大正3年)5月22日:武岡軽便鉄道の五分市 - 当駅間が開業し、開設。
- 1915年(大正4年)8月26日:当駅 - 岡本新間が開業。
- 1918年(大正7年)3月19日:武岡鉄道に社名変更。
- 1924年(大正13年)3月7日:今立鉄道(未開業)と合併し、南越鉄道となる。
- 1941年(昭和16年)7月2日:福武電気鉄道に合併、同社の南越線の駅となる。
- 1945年(昭和20年)8月1日:鯖浦電気鉄道が合併して福井鉄道となり、同社南越線の駅となる。
- 1971年(昭和46年)9月1日:当駅 - 戸ノ口間が廃止され、当駅が終着駅となる。同時に交換設備の撤去や無人駅化が行われた[1]。
- 1981年(昭和56年)4月1日:社武生 - 当駅間の廃止により廃駅となる。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線と引込線2線を有する駅だった[2]。晩年は駅舎側のホームのみを使用していた[2]。
小口の貨物取扱いもあり、貨物としては近くの魚市場への魚の輸送や米などの需要があった。
駅跡
[編集]駅の名をとどめるものは残っていない。跡地にはコミュニティセンターが建っている。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 寺田裕一 「私鉄の廃線跡を歩くⅢ 北陸・上越・近畿編」、JTBパブリッシング、2008年5月、p.98、ISBN 978-4-533-07145-4
- ^ a b 昭和の終着駅 北陸・信越篇(交通新聞社 2017年6月)p.6 - 9