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山本唯翔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
山本 唯翔
Yuito YAMAMOTO
Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム やまもと ゆいと
愛称 山の妖精
国籍 日本の旗 日本
競技 陸上競技
種目 長距離走
所属 SUBARU
大学 城西大学経営学部
生年月日 (2001-05-16) 2001年5月16日(23歳)
出身地 新潟県の旗新潟県松代町
身長 168cm
体重 51kg
自己ベスト
3000m 8分04秒15
5000m 13分51秒08
10000m 28分25秒21
ハーフマラソン 1時間01分34秒
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山本 唯翔(やまもと ゆいと、2001年5月16日 - )は、新潟県松代町出身の陸上競技選手。専門は長距離種目城西大学経営学部卒業。SUBARU所属。

経歴

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中学・高校時代

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新潟県松代町(現十日町市)出身。地元の十日町市立松代中学校に入学。その後、実家を離れ開志国際高等学校に入学。2年次に第69回全国高校駅伝に出場し、3区・区間21位でチームは、24位に終わる。3年次には第25回全国都道府県対抗男子駅伝に出場し、1区・区間34位で新潟県チームは35位に終わる[1]

大学時代

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高校卒業後の2020年4月に城西大学へ入学した。

大学1年次

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  • 11月の第52回全日本大学駅伝はの7区に出走し、区間13位の走りで、チームは16位に終わり、関東地区の大学では唯一他地区の大学に敗れた。
  • 1月の第97回箱根駅伝では5区を走り区間6位の走り順位を16位から3つ上げたが、チームは総合16位とシード権を獲得できなかった[2]

大学2年次

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  • チームは、学生三大駅伝すべての大会の出場を逃した。

大学3年次

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  • チームとして出雲駅伝、全日本大学駅伝の出場はなかった。
  • 11月の日体大長距離競技会では10000mに出場し、28分25秒21と自己ベストを更新した。
  • 同じく11月には、激坂最速王決定戦2022@ターンパイク箱根 登りの部に出場し、2位の快走を見せた[4]
  • 1月の第99回箱根駅伝では5区を走り4人抜きの快走で区間賞を獲得し、チームは9位に浮上した。東洋大の宮下隼人が持つ区間記録を更新した。チームは総合9位に入り5年ぶりのシード権を獲得した。櫛部静二監督からは、「山の神にならなくていいから、山の妖精になろう」と声をかけられ、「山の妖精」という愛称が定着した[5]
  • 同じく1月の第28回全国都道府県対抗男子駅伝では最終7区を走り区間4位の走りで9人を抜き順位を23位に上げた[6]

大学4年次

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  • チームとして5年ぶりの出場となった第35回出雲駅伝はアンカーの6区に出走し、区間3位の走りで、チームの学生三大駅伝では初めての表彰台となる、3位に貢献した[8]
  • チームとして3年ぶりの出場となった第55回全日本大学駅伝はアンカーの8区に出走し、区間5位の走りで、チームは5位に入り、シード権獲得に貢献した[9]
  • 1月の第100回箱根駅伝では5区を走り往路3位でゴールし、今井正人の記録には惜しくも及ばなかったが[10]、1時間09分14秒の区間新記録で区間賞を獲得し、金栗四三杯を獲得した[11]。チームは過去最高位の総合3位に入り2年連続のシード権を獲得した[12]

実業団時代

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戦績・記録

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大学三大駅伝

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学年 出雲駅伝 全日本大学駅伝 箱根駅伝
1年生
(2020年度)
第32回
― - ―
大会中止
第52回
7区-区間13位
53分39秒
第97回
5区-区間6位
1時間13分03秒
2年生
(2021年度)
第33回
城西大学
不参加
第53回
城西大学
不参加
第98回
城西大学
不参加
3年生
(2022年度)
第34回
城西大学
不参加
第54回
城西大学
不参加
第99回
5区-区間賞
1時間10分04秒
区間新記録
4年生
(2023年度)
第35回
6区-区間3位
29分49秒
第55回
8区-区間5位
59分51秒
第100回
5区-区間賞
1時間09分14秒
区間新記録

その他の駅伝戦績

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大会 区間 区間順位 記録 備考
2018 第41回伊那駅伝 3区(7.2km) 11位 23分39秒
第69回全国高等学校駅伝競走大会 3区(8.1075km) 21位 24分54秒
2020 第25回全国都道府県対抗駅伝競走大会 1区(7.0km) 34位 20分41秒
2021 第1回全国招待大学対校男女混合駅伝競走大会 3区(5.0km) 2位 14分26秒
2023 第28回全国都道府県対抗駅伝競走大会 7区(13.0km) 4位 37分42秒
2024 第29回全国都道府県対抗駅伝競走大会 7区(13.0km) 4位 37分50秒

自己記録

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関連項目

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脚注

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  1. ^ 天皇盃 第25回 全国都道府県対抗男子駅伝競走大会”. 天皇盃 全国男子駅伝 大会結果 (2020年1月19日). 2024年1月9日閲覧。
  2. ^ 区間記録:箱根駅伝2021”. 読売新聞オンライン (2021年1月2日). 2024年1月9日閲覧。
  3. ^ 第99回箱根駅伝予選会 個人成績2021”. 読売新聞オンライン (2022年10月15日). 2024年1月9日閲覧。
  4. ^ 城西大5年ぶりシードへ「激坂最速王」ワンツーの1年・斎藤将也&3年・山本唯翔がハイレベル5区争い”. スポーツ報知 (2022年12月23日). 2024年1月9日閲覧。
  5. ^ 山の神ならぬ『山の妖精』トレンド入り 城西大の櫛部監督が5区山本唯翔へ”魔法の言葉” 区間新呼ぶ”. 中日スポーツ (2023年1月2日). 2024年1月6日閲覧。
  6. ^ “山の妖精”山本唯翔選手 区間4位の好タイム 新潟県は23位【全国男子駅伝】”. TBS NEWS DIG (2023年1月22日). 2024年1月9日閲覧。
  7. ^ 【陸上】丸亀ハーフで箱根ランナーたちが快走 “山の妖精”山本唯翔など5区経験者が好タイム”. 日テレ NEWS DIG (2023年2月6日). 2024年1月9日閲覧。
  8. ^ 出雲駅伝で創価大と城西大が大躍進!ともに過去最高の2位と3位でゴール 箱根駅伝往路優勝も視界に”. スポーツ報知 (2023年10月10日). 2024年1月9日閲覧。
  9. ^ 城西大は全日本大学駅伝過去最高の5位 4区区間賞の斎藤将也「100点満点の走り」”. 4years (2023年11月8日). 2024年1月9日閲覧。
  10. ^ 【箱根駅伝】“山の妖精”城西大・山本唯翔が5区の区間新更新「山の神にはなれなかったけど…」”. 日刊スポーツ (2021年1月2日). 2024年1月9日閲覧。
  11. ^ 金栗杯は城西大・山本唯翔が受賞!2年連続の5区区間新「マラソンでオリンピックへ」/箱根駅伝”. 月陸Online (2024年1月3日). 2024年1月9日閲覧。
  12. ^ 往路の「貯金」守った城西大、過去最高の3位 箱根駅伝”. 産経新聞 (2024年1月3日). 2024年1月9日閲覧。

参考文献

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