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山岸敬子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山岸 敬子(やまぎし けいこ、1951年 - )は、日本法学者。専門は行政法明治大学大学院法務研究科教授。宗教法人審議会委員、会計検査院情報公開・個人情報保護審査会会長代理、愛知県収用委員会会長等を歴任。厚生労働大臣表彰受賞。

人物・経歴

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長野県長野市出身[1]大阪大学法学部法律学科卒業後[2]、1979年一橋大学大学院法学研究科博士後期課程研究指導認定退学。指導教官市原昌三郎[3][2]。1993年『行政権の法解釈と司法統制』により審査員南博方杉原泰雄浦田一郎で一橋大学博士(法学)[4][5][2]中京大学法学部長・教授を経て[6][1]、2013年明治大学大学院法務研究科教授[7][2]。元日本公法学会理事[7]

行政法が専門で、行政訴訟を研究テーマとする[2]文部科学省宗教法人審議会委員[8]会計検査院情報公開・個人情報保護審査会会長代理[9]東京消防庁火災予防審議会委員[10]愛知県収用委員会会長等を歴任[9]。2010年から愛知県特別職報酬等審議会委員を務め、2012年からは会長代理、2018年からは会長となり、2019年に人材開発行政関係功労者厚生労働大臣表彰を受賞した[11][12]

著作

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著書

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  • 『行政権の法解釈と司法統制』(勁草書房、1994年)
  • 『客観訴訟の法理』(勁草書房、2004年)
  • 『客観訴訟制度の存在理由』(信山社、2019年)

訳書

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脚注

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  1. ^ a b 「著者紹介」『客観訴訟の法理』
  2. ^ a b c d e 「山岸 敬子」明治大学
  3. ^ 昭和53年度 学位授与・単位修得論文一橋研究, 4(1): 143-147
  4. ^ 一橋大学 , 博士 (法学) , 乙第106号 , 1993-02-10
  5. ^ 博士論文要旨および審査要旨(只野雅人・大久保規子・中西敬子・田村昭三郎・神武庸四郎・廣本敏郎)一橋論叢 1-Jun-1993
  6. ^ [1]
  7. ^ a b 「山岸 敬子」researchmap
  8. ^ [2]
  9. ^ a b [3]明治大学
  10. ^ [4]
  11. ^ [5]
  12. ^ 「人材開発行政関係功労者厚生労働大臣表彰」伝達式について愛知県2019年11月25日更新