山岸功典
表示
山岸 功典(やまぎし よしのり)は日本のゲームクリエイター。エニックス→スクウェア・エニックス、株式会社モノビットへの所属を経て、現在は株式会社アナザーエンタテインメント代表取締役[1]。
略歴
[編集]エニックス(現スクウェア・エニックス)にて、外注担当のチーフプロデューサーとして活動。主にトライエース作品に携わる。そのため、担当作品の延期が多く、『スターオーシャン Till the End of Time』の時は気苦労が絶えないコメントを多々出していた。
「Hゲームを作りたい」と発言し社長に怒鳴られた、という逸話がある。退職の際も副社長にそのことについて弄られたという[2]。
2004年東京ゲームショウに出展された『ラジアータ ストーリーズ』の体験版では、魔法で変身させられたという設定で、ヤギの姿をした「山岸氏」というキャラクターが登場した。
2017年3月31日、スクウェアエニックスを退社。同年4月3日付で株式会社モノビットのVRゲーム事業部部長に就任。VR脱出ゲーム『トリップ・トラップ・トラベラーズ』の製作に携わったのち[3]、モノビットを退社。その後、2019年11月に株式会社アナザーエンタテインメントを立ち上げ、ゲーム製作に復帰している[4]。
作品
[編集]エニックス/スクウェア・エニックス
[編集]- ドラゴンクエストV 天空の花嫁(1992年) - プロダクションスタッフ
- ドラゴンクエストVI 幻の大地(1995年) - デバッグ
- スーパーファミコン ドラゴンクエストIII そして伝説へ…(1996年) - 制作協力
- いただきストリートシリーズ - 制作協力
- ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー in いただきストリートSpecial(2004年) - スペシャルサンクス
- ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー in いただきストリートポータブル(2006年) - スペシャルサンクス
- スターオーシャンシリーズ
- スターオーシャン(1996年) - プロデューサー
- スターオーシャン セカンドストーリー(1998年) - プロデューサー
- スターオーシャン ブルースフィア(2001年) - プロデューサー
- スターオーシャン Till the End of Time(2003年) - プロデューサー
- スターオーシャン1 First Departure(2007年) - プロデューサー
- スターオーシャン4 THE LAST HOPE(2009年) - プロデューサー
- ヴァルキリープロファイルシリーズ
- ヴァルキリープロファイル(1999年) - プロデューサー
- ヴァルキリープロファイル2 シルメリア(2006年) - プロデューサー
- ヴァルキリーアナトミア -ジ・オリジン-(2016年) - プロデューサー
- グランディア エクストリーム(2002年) - プロデューサー
- ラジアータ ストーリーズ(2005年) - プロデューサー
- ソウルイーター モノトーン プリンセス(2008年) - プロデューサー
- マインドジャック(2011年) - プロデューサー
- 新星のグランドユニオン(2013年) - プロデューサー
モノビット
[編集]- トリップ・トラップ・トラベラーズ(2017年) - 開発指揮
アナザーエンタテインメント
[編集]- ウィッチ・アンド・リリィズ(2024年予定) - 企画
出典
[編集]- ^ “企業情報-アナザーエンタ テストサイト”. アナザーエンタテインメント. 2022年10月5日閲覧。
- ^ Twitter / VR_yamagishi 「辞めます」
- ^ 数々の名作RPGを生み出した山岸功典のVRゲーム事業部部長就任のお知らせ
- ^ “事業内容-アナザーエンタ テストサイト”. アナザーエンタテインメント. 2022年10月5日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 株式会社アナザーエンタテインメント
- 株式会社モノビット
- 株式会社スクウェア・エニックス
- 山岸功典 (@VR_yamagishi) - X(旧Twitter)