金乗院 (所沢市)
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(山口観音から転送)
金乗院 | |
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本堂 | |
所在地 | 埼玉県所沢市上山口2203[1] |
位置 | 北緯35度46分6.8秒 東経139度24分53秒 / 北緯35.768556度 東経139.41472度座標: 北緯35度46分6.8秒 東経139度24分53秒 / 北緯35.768556度 東経139.41472度 |
山号 | 吾庵山[2] |
院号 | 金乗院 |
宗旨 | 新義真言宗[3] |
宗派 | 真言宗豊山派 |
本尊 | 千手観音[2] |
創建年 | (伝)弘仁年間(810年 – 824年)[2] |
開基 | (伝)空海[2] |
正式名 | 吾庵山 金乗院 放光寺 |
別称 | 山口観音 |
札所等 | 狭山三十三観音霊場第1番武蔵野観音霊場第13番奥多摩霊場新四国 ほか |
法人番号 | 2030005003365 |
金乗院(こんじょういん)は、埼玉県所沢市上山口にある寺院である。真言宗豊山派に属し、山号は吾庵山、寺号は放光寺[3]。本尊は千手観音で山口観音とも称される。
歴史
[編集]この寺は、古くから観音信仰の霊場として知られ、観音像や観音堂は空海によって弘仁年間(810年 – 824年)に開かれたと伝えられ[4]、この寺はその別当寺であった[3]。鎌倉時代末期新田義貞が鎌倉を攻めた際には、この寺に祈願したという。 本堂にまつられている本尊千手観音は秘仏で、33年に一度開帳される[5]。本尊の脇仏には不動明王と毘沙門天がまつられている。近年では開創1200年を記念して平成29年(2017年)4月29日から5月1日に開帳された。
境内
[編集]- 武蔵野三十三観音霊場第13番札所
- 狭山三十三観音霊場第1番
- 武蔵野七福神(布袋) ほか
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山門
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開山堂と七福神堂
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千躰観音堂
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本堂正面の金色の萬燈(まんどう)
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整然と立ち並ぶ供養地蔵
所在地
[編集]文化財
[編集]- 市指定文化財
脚注
[編集]- ^ 所沢市観光協会.
- ^ a b c d 江戸名所図会 1927, p. 120.
- ^ a b c 新編武蔵風土記稿 新堀村.
- ^ 江戸名所図会 1927, pp. 121–122.
- ^ 所沢市ホームページ 山口観音.
- ^ 金乗院-(1) (所沢) - 何気ない風景とひとり言
- ^ 木造千手観音立像 - 所沢市ホームページ
- ^ 朝鮮式銅鐘 - 所沢市ホームページ
- ^ 金乗院十夜講双盤鉦及び太鼓 - 所沢市ホームページ
関連文献
[編集]- 斎藤長秋 編「巻之四 天権之部 山口観音」『江戸名所図会』 3巻、有朋堂書店〈有朋堂文庫〉、1927年、116-123頁。NDLJP:1174157/63。
- 「新堀村 観音堂/金乗院」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ158入間郡ノ3、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:764001/76。
関連項目
[編集]- 狭山不動尊 – 隣接するが別の寺である。
外部リンク
[編集]- 武蔵野三十三観音霊場 公式ホームページ
- “山口観音(やまぐちかんのん)”. 所沢市ホームページ. 2021年3月20日閲覧。
- “12.山口観音(金乗院)”. 所沢市観光協会. 2021年3月20日閲覧。
- 【所沢市】所沢・西武球場前の珍寺「山口観音」参拝記[リンク切れ]