山口英世
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山口 英世(やまぐち ひでよ、1934年3月3日 - )は、日本の真菌学者、帝京大学名誉教授。
略歴
[編集]山形県東村山郡山辺町出身[1]。1958年東京大学医学部医学科を卒業後、1963年同大学院生物系研究科第三基礎医学専門課程博士課程を修了し、医学博士の学位を取得。
1964年東京大学応用微生物研究所助手、1966年東京大学医学部講師、助教授を経て、1982年帝京大学医学部教授となり、帝京大学医真菌研究センター長を兼務、1999年帝京大学医真菌研究センター教授、2004年退職、名誉教授となる。
著書
[編集]- 『今日の抗生物質』南山堂 1984
- 『病原真菌と真菌症』南山堂 1999
- 『真菌(かび)万華鏡』南山堂 2004
共編著・監修
[編集]- 『病原真菌学』宮治誠・西村和子共著 南山堂 1987
- 『カンジダ症の診断』池本秀雄共編 (深在性真菌症フォーラム学術集会講演集)バイオメディカルサイエンス研究会 1994
- 『真菌症診断のための検査ガイド』内田勝久共著 栄研化学 1994
- 『真菌血症』池本秀雄共編 (深在性真菌症フォーラム学術集会講演集)バイオメディカルサイエンス研究会 1995
- 『真菌症遺伝子診断 病原真菌ゲノム解析プロトコール』齋藤日向共監修,槙村浩一編 メジカルセンス 1997
- 『真菌症の検査医学的診断 起因菌の検出と同定』内田勝久共編 メディカルトリビューン 2003
翻訳
[編集]- Wiesmann『医微生物学』北村敬共訳 文光堂 1980
- D.G.リグレ『生命の操作 試験管ベビーからエイジングまで』(ライフサイエンス教養叢書) 穂垣正暢共訳 培風館 1981
- J.W.ディーコン『現代真菌学入門』(基礎微生物学)河合康雄共訳 培風館 1982
- Michael R.McGinnis [ほか『医真菌図説 同定のための手引き』監訳 医歯薬出版 1984
- J.G.コリー『実用医微生物学』(基礎微生物学)河合康雄共訳 培風館 1984
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ 『現代日本人名録』2002
- ^ 山口英世名誉教授が瑞宝中綬章を受章しました 帝京大学、2014年5月1日 アーカイブ 2018年6月17日 - ウェイバックマシン