山口県立宇部高等学校
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山口県立宇部高等学校 | |
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北緯33度57分45.1秒 東経131度16分7.4秒 / 北緯33.962528度 東経131.268722度座標: 北緯33度57分45.1秒 東経131度16分7.4秒 / 北緯33.962528度 東経131.268722度 | |
過去の名称 |
宇部村立宇部中学校 宇部市立宇部中学校 山口県立宇部中学校 山口県立宇部高等学校 山口県立宇部北高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 山口県 |
学区 | 全県一学区 |
併合学校 | 山口県立宇部南高等学校 |
設立年月日 | 1919年(大正8年)11月13日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 |
普通科 探究科 |
学期 | 2学期制 |
学校コード | D135210000185 |
所在地 | 〒755-0078 |
山口県宇部市寺の前町3番1号 | |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
山口県立宇部高等学校(やまぐちけんりつ うべこうとうがっこう, 英: Yamaguchi Prefectural Ube High School)は、山口県宇部市寺の前町に所在する公立の高等学校。略称「宇部高」(うべこう)[1]。
概要
[編集]- 歴史
- 1919年(大正8年)創立の「山口県立宇部中学校」(旧制中学校)を前身とする。1948年(昭和23年)の学制改革で「山口県立宇部高等学校」(男子校)となる。翌1949年(昭和24年)に「山口県立宇部北高等学校」に改称。1950年(昭和25年)に高等女学校を前身とする山口県立宇部南高等学校と統合され、「山口県立宇部高等学校」(現校名)となった。2009年(平成21年)に創立90周年を迎えた。
- 校章
- カタバミの3枚の葉を背景にして、中央に「高」の文字(ハシゴ高)を置いている。
- 校歌
- 1955年(昭和30年)6月に制定。作詞は古関吉雄(当時・明治大学教授・国立音楽大学講師)、作曲は岡本敏明(玉川大学教授・国立音楽大学講師)による。歌詞は3番まであり、校名の「宇部高校」が3番の最後に登場する。
- 同窓会
- 校章にちなみ、「かたばみ会」と称している。東京都に支部(東京かたばみ会)を置いている。
沿革
[編集]- 旧制中学校
- 1919年(大正8年)11月13日 - 「宇部村立宇部中学校」が開校。
- 1921年(大正10年)11月 - 宇部村の市制施行に伴い「宇部市立宇部中学校」に改称。
- 1923年(大正12年)12月4日 - 県立移管により「山口県立宇部中学校」に改称。
- 1948年(昭和23年)
- 1949年(昭和24年)4月1日 - 「山口県立宇部北高等学校」と改称。
- 高等女学校(1)
- 1913年(大正2年)4月 - 「私立済美実科高等女学校」が開校。
- 1918年(大正7年)5月 - 移管により「宇部村立済美実科高等女学校」に改称。
- 1921年(大正10年)
- 4月 - 「宇部村立実科高等女学校」に改称(「済美」が除かれる)。
- 11月 - 宇部村の市制施行により「宇部市立実科高等女学校」に改称。
- 1922年(大正11年)4月 - 「宇部市立宇部高等女学校」に改称。
- 1928年(昭和3年)4月 - 県立移管に伴い「山口県立宇部高等女学校」に改称。
- 1948年(昭和23年)
- 3月31日 - 山口県立宇部高等女学校が廃止される。
- 4月1日 - 学制改革(六・三制の実施)により、「山口県立宇部女子高等学校」(新制高等学校)が発足。
- 1949年(昭和24年)4月1日 - 山口県立宇部第二女子高等学校と統合され、「山口県立宇部南高等学校」となる。
- 高等女学校(2)
- 1911年(明治44年)4月1日 - 「宇部女子実業補習学校」が開校。
- 1925年(大正14年)5月 - 「宇部市立宇部実業実践女学校」に改称。
- 1935年(昭和10年)
- 1943年(昭和18年)4月 - 「宇部市立宇部高等女学校」に改称。
- 1948年(昭和23年)
- 3月31日 - 宇部市立宇部高等女学校が廃止される。
- 4月1日 - 学制改革(六・三制の実施)と県立移管により、「山口県立宇部第二女子高等学校」(新制高等学校)が発足。
- 1949年(昭和24年)4月1日 - 山口県立宇部女子高等学校と統合され、「山口県立宇部南高等学校」となる。
- 現・山口県立宇部高等学校
- 1950年(昭和25年)
- 4月1日 - 「山口県立宇部北高等学校」(男子校)と「山口県立宇部南高等学校」(女子校)が統合され、「山口県立宇部高等学校」(2代目、現校名、男女共学)となる。
- 普通課程と家庭課程を設置。
- 旧・宇部北高等学校の校舎を「北校舎」、旧・宇部南高等学校の校舎を「南校舎」として使用。
- 4月1日 - 「山口県立宇部北高等学校」(男子校)と「山口県立宇部南高等学校」(女子校)が統合され、「山口県立宇部高等学校」(2代目、現校名、男女共学)となる。
- 1951年(昭和26年)3月 - 南校舎の定時制を宇部市立高等学校に移管。
- 1952年(昭和27年)4月 - 校舎統合のため、北校舎敷地内に鉄筋コンクリート造3階建ての校舎を新築。
- 1955年(昭和30年)6月 - 校歌を制定。
- 1959年(昭和34年)11月 - 理科校舎が完成。
- 1960年(昭和35年)6月 - 第一校舎普通教室(第1期工事)が完成。
- 1961年(昭和36年)2月 - 第一校舎普通教室(第2期工事)が完成。
- 1962年(昭和37年)10月 - 火災により、本館が全焼。
- 1963年(昭和38年)
- 3月31日 - 家庭課程を廃止。
- 11月 - 本館と体育館が完成。
- 1966年(昭和41年)5月 - 運動場を拡張。
- 1969年(昭和44年)4月1日 - 理数科を設置。
- 1970年(昭和45年)2月 - 格技場が完成。
- 1972年(昭和47年)9月 - プールが完成。
- 1973年(昭和48年)5月 - 第三校舎(特別教室棟)が完成。
- 1974年(昭和49年)2月 - 中庭に庭園を整備。パーゴラを建築。
- 1979年(昭和54年)5月 - 学校敷地を拡張。
- 1980年(昭和55年)9月 - 弓道場が完成。
- 1986年(昭和61年)3月 - 第四校舎(普通教室棟)が完成。
- 1989年(平成元年)11月 - オーストラリア ニューカッスル市コタラ高校と姉妹校を提携。
- 1991年(平成3年)9月 - 第二校舎を解体。
- 1993年(平成5年)2月 - 第二校舎(普通教室棟)が完成。
- 1994年(平成6年)3月 - クラブ部室が完成。
- 1996年(平成8年)
- 9月 - 理科校舎を解体。
- 10月 - 第一校舎を解体。
- 1997年(平成9年)9月 - 第一校舎普通・理科教室棟が完成。
- 1999年(平成11年)4月1日 - 従来の3学期制から2学期制に移行。
- 2000年(平成12年)4月1日 - 65分授業制に移行。
- 2001年(平成13年)- 全国高等学校クイズ選手権第21回大会で優勝。
- 2003年(平成15年)12月 体育館と柔剣道場を解体。
- 2004年(平成16年)
- 6月 - 山口大学と高大連携教育協定書に調印。
- 12月 - 新体育館が完成。
- 2007年(平成19年)4月1日 - 文部科学省により、スーパーサイエンスハイスクールに指定される。
部活動
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著名な出身者
[編集]- 浅野茂隆 - 早稲田大学理工学術院特任教授、東京大学名誉教授、東京大学医科学研究所附属病院長、東京大学医科学研究所先端医療研究センター長
- 丹黑章 - 徳島大学医学部名誉教授、元医学部長
- 浅野直人 - 福岡大学名誉教授、元環境省中央環境審議会会長、元環境科学会会長、元環境アセスメント学会会長
- 庵野秀明 - 映画監督、カラー代表取締役社長
- 大賀真一 - 警察庁刑事局長、警視庁副総監
- 菅直人 - 政治家、第94代内閣総理大臣、副総理兼第13代内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)、第13代財務大臣、第11代内閣府特命担当大臣(科学技術政策担当)、第85代厚生大臣、衆議院議員(2年まで在籍、東京都立小山台高等学校へ)
- 紀藤正樹 - 弁護士
- 国広哲弥 - 言語学者、東京大学名誉教授
- 黒川芳正 - 新左翼活動家
- 作花一志 - 天文学者、京都情報大学院大学教授
- 佐藤和雄 - ブルッキングス研究所客員研究員、小金井市長
- 陣内大蔵 - シンガーソングライター
- 新家増美 - 華東理工大学 教授
- 高島雄哉 - SF作家
- 千葉泰久 - 宇部興産相談役、宇部商工会議所会頭
- 手塚翔太郎 - ミュージシャン(レイズイン)
- 冨田大介 - プロサッカー選手(水戸ホーリーホック)
- 中屋大介 - 政治家、元衆議院議員
- 中村和子 - アニメーター
- 中安信夫 - 医学者、精神科医
- 花岡利夫 - 長野県東御市長
- 福江純 - 天文学者、大阪教育大学教授
- 福島啓史郎 - 元参議院議員、元農林水産省食品流通局長、自民党北海道第8選挙区支部長
- 藤田忠夫 - 前宇部市長、元建設省近畿地方建設局長
- 古田圭一 - 衆議院議員
- 二木秀夫 - 元宇部市長、元参議院議員、学校法人宇部学園学園長[2]
- 本庶佑 - 医学者、京都大学名誉教授、2018年ノーベル生理学・医学賞受賞。
- 宗岡徹 - 会計学者、元ソニー執行役員、関西大学大学院会計研究科教授
- 松井憲一 - 名古屋工業大学工学部教授
- 松田正平 - 洋画家
- 宮本悦子 - 厚生労働官僚
- 村岡嗣政 - 山口県知事
- 柳井正 - ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長
- 山田洋次 - 映画監督
- 山内俊輝 - ラグビー選手(リコーブラックラムズ)
- 湯野川孝彦 - すららネット代表取締役社長
- 篠﨑圭二 - 宇部市長
交通アクセス
[編集]- 最寄りの鉄道駅
- 最寄りのバス停
- 宇部市交通局(宇部市営バス)
- 「上宇部会館前」バス停(高嶺・交通局行き)
- 「沼」バス停(開台行き)
- 「宇部高校前」バス停(宇部高経由開台行き)
- 最寄りの道路
- 国道490号(参宮通り)
周辺
[編集]- 山口大学
- 常盤キャンパス(工学部)
- 小串キャンパス(医学部・山口大学医学部附属病院)
- 山口県立宇部工業高等学校
- 山口県立宇部中央高等学校
- 宇部市立上宇部中学校
- 宇部市立上宇部小学校
- あそか保育園・第2あそか保育園
- 教念寺
脚注
[編集]- ^ 「宇部北高等学校」という名称の時代もあったため、高齢者には「北高」と呼ばれることもある。
- ^ “学校紹介-慶進中学校・高等学校”. 学校法人宇部学園. 2017年6月27日閲覧。