山口巌 (ロシア語学者)
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山口 巌(やまぐち いわお、1934年7月29日 - )は、日本の言語学者・ロシア語学者。京都大学名誉教授。
朝鮮咸鏡南道元山府(現・江原道元山市)出身。1957年京都大学文学部文学科卒業。1962年京都大学大学院言語学専攻博士課程満期退学。京大教養部助教授、教授。人間・環境学研究科(文化環境言語基礎論講座担任)教授。1998年定年退官、名誉教授、鳥取大学教授、公立鳥取環境大学教授、2002年名誉教授[1]。
著訳書
[編集]著書
[編集]- 『インデックス式ロシヤ文法表』(植野修司との共著、白水社、1967年)
- 『ロシア中世文法史』(名古屋大学出版会、1991年)
- 『類型学序説 - ロシア・ソヴエト言語研究の貢献』(京都大学学術出版会、1995年)
- 『パロールの復権 - ロシア・フォルマリズムからプラーグ言語美学へ』(ゆまに書房、1999年)
- 『人とことば - その関わりと研究のあゆみ - 講義ノート』(新訂、ブックワークス響、2013年)
翻訳
[編集]- フランティシェク・クプカ『カールシュタイン城夜話』(風濤社、2013年)
- フランティシェク・クプカ『スキタイの騎士』(風濤社、2014年)
出典
[編集]- ^ “退任記念講演のお知らせ”. www.kankyo-u.ac.jp (2005年2月1日). 2024年8月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月30日閲覧。