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尾関山駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
尾関山駅
駅舎(2008年7月)
おぜきやま
Ozekiyama
粟屋 (3.0 km)
(2.0 km) 三次*
地図
所在地 広島県三次市三次町1770
北緯34度48分45.43秒 東経132度50分31.08秒 / 北緯34.8126194度 東経132.8419667度 / 34.8126194; 132.8419667座標: 北緯34度48分45.43秒 東経132度50分31.08秒 / 北緯34.8126194度 東経132.8419667度 / 34.8126194; 132.8419667
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 三江線
キロ程 106.1 km(江津起点)
電報略号 オセ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
4人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1955年昭和30年)3月31日[1]
廃止年月日 2018年平成30年)4月1日
備考
* この間に米子支社広島支社境界あり(当駅から粟屋寄りは米子支社管内)
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尾関山駅(おぜきやまえき)は、広島県三次市三次町にあった、西日本旅客鉄道(JR西日本)三江線廃駅)である。

三江線は米子支社浜田鉄道部が管轄していたが、隣の駅かつ三江線の終着である三次駅の構内(同駅場内信号機内方)のみ広島支社三次鉄道部の管轄であるため、浜田鉄道部管内としては広島県内では最南端の駅であった。三江線の廃止に伴い、2018年平成30年)4月1日に廃駅となった。

歴史

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駅構造

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ホーム(2008年7月)

三次方面に向かって左側(構内東側)に、単式ホーム1面1線を有する地上駅停留所)であった。駅舎があったが、ホーム上に待合室等はなかった。ホームは島式1面2線に対応した形態となっており、停車する列車のほとんどは1両編成であったが、それに比べてかなり長いものであった。

前述のように、廃止時は浜田鉄道部が管理する無人駅であった。かつては駅舎内に窓口があり、きっぷを販売していたが、その後無人化されて窓口があった場所には板が貼り付けられた。また、駅舎内からのトイレへの入り口も閉鎖されており、外からのみトイレに入ることができた。

以前は駅前の商店で乗車券を取り扱う簡易委託駅であったが、2010年平成22年)7月をもって簡易委託は廃止された。なお、当駅には自動券売機等の設備はなかった。

廃駅後は三次市から委託を受けた一般社団法人みよしSL保存倶楽部が維持管理を行っている[3]

2021年令和3年)2月末日時点では、旧駅舎やホームなどの施設、当駅周辺の線路が残存している。また、旧駅舎の東側(表側)と西側(ホーム側)に付けられていた「尾関山駅」の看板は取り外されていた時期があったが、この時点では東側の看板のみ再度、取り付けられている。

ホーム上の駅名板については2018年(平成30年)4月に撤去されたが、一般社団法人みよしSL保存倶楽部が来訪の記念に旧国鉄時代の復刻看板を作製して2022年(令和4年)8月に再設置された[3]

利用状況

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1日平均の乗車人員は以下の通り。

年度 1日平均
乗車人員
出典
2002年(平成14年) 2 [4]
2003年(平成15年)
2004年(平成16年)
2005年(平成17年)
2006年(平成18年)
2007年(平成19年)
2008年(平成20年)
2009年(平成21年)
2010年(平成22年)
2011年(平成23年) 1 [5]
2012年(平成24年) 4 [5]
2013年(平成25年) 4 [5]
2014年(平成26年) 6 [5]
2015年(平成27年) 5 [5][6]
2016年(平成28年) 7 [5]
2017年(平成29年) 4 [5]

駅周辺

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駅周辺は、三次市(初代)発足前の旧双三郡三次町の中心部。初代三次駅(現在の西三次駅)および現在の三次駅は旧十日市町内に存在しており、当駅が旧三次町内にある唯一の駅であった。

その他

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  • 三江線活性化協議会により、石見神楽の演目名にちなんだ「紅葉狩」の愛称が付けられていた。当駅近くに所在する尾関山公園が、モミジの名所であることからの連想による[7]

隣の駅

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西日本旅客鉄道(JR西日本)
F 三江線
粟屋駅 - 尾関山駅 - 三次駅

脚注

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  1. ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、334頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b “通報”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1985年2月1日) 
  3. ^ a b 旧三江線に「国鉄尾関山駅」再び 三次の旧駅舎に看板復刻、13・14日にイベント”. 中国新聞 (2022年8月11日). 2022年8月11日閲覧。
  4. ^ 「飲食・小売の出店を科学する出店戦略情報局」のアーカイブデータ
  5. ^ a b c d e f g 国土数値情報 駅別乗降客数データ
  6. ^ 三江線沿線地域公共交通網形成計画(案)” (PDF). 三江線沿線地域公共交通活性化協議会 (2017年8月). 2017年8月22日閲覧。
  7. ^ 三江線神楽愛称駅名・大型愛称駅名板・神楽演目解説 (PDF) - 三江線活性化協議会。

関連項目

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外部リンク

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