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小林鳴村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小林 鳴村(こばやし めいそん、本名・彦次。1889年-?)は、日本戦前期に活躍した写真家

主要経歴等

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芸術写真ピクトリアリスム作品、ブロムオイル作品)からはじまり、花和銀吾などの影響を受け、前衛写真(主として、シュルレアリスム的表現)にいたる(特に1930年以降)。

参考文献

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  • 日本写真全集 第3巻・近代写真の群像(小学館、1986年)
    • 図版番号68「エレクトロン」(1938年、37.2x27.6cm)本庄光郎蔵
  • 小石清と浪華写真倶楽部(兵庫県立近代美術館、西武コンテンポラリーギャラリー、1988年)
    • 会期=1988年6月17日(金)~8月6日(土)
    • 会場=兵庫県立近代美術館
    • Cat. No.72 水、1934年頃(26.3x32.9)
    • Cat. No.73 エレクトロン、1938年(37.2x27.6)
    • 作家解説あり
  • 「日本の写真1930年代展」展覧会カタログ(神奈川県立近代美術館1988年
    • 展覧会の会期は1988年9月10日(土)から10月30日(日)まで
    • 小林鳴村の出品作品は次の2点
      • No.121: 水、c. 1934年、26.3x32.9cm、ゼラチン・シルバー・プリント
      • No.122: エレクトロン、1938年、37.2x37.6cm、ゼラチン・シルバー・プリント
        • (注)「エレクトロン」のヨコのサイズ「37.6cm」はおそらく「27.6cm」の間違い
    • 出品作品2点の写真図版および作家略歴が展覧会カタログに掲載されている。なお、作家略歴では「兵庫県に生まれる」とある。
  • モダニズムの時代(東京都写真美術館、1995年)
    • 第3部 シュルレアリスムと写真
    • 会期=1995年11月14日(火)~1996年1月24日(水)
    • Cat. No.350 エレクトロン、1938年(37.0x27.5)
  • 日本の写真 内なるかたち・外なるかたち 第1部 渡来から1945年まで(東京都写真美術館1996年
    • 同名の展覧会の展覧会図録(展覧会会期=1996年4月9日から6月30日まで)
    • 小林鳴村の出品作品は次の1点
      • No.40: エレクトロン(Electron)、1938年、372x276mm、ゼラチン・シルバー・プリント
    • 小林鳴村の写真図版は掲載されていないが作家解説あり(120ページ)
  • 日本写真家事典(執筆・監修=東京都写真美術館、淡交社2000年)137ページ
    • 作品「エレクトロン」の写真図版が掲載されている。
  • 日本の写真家・近代写真史を彩った人と伝記・作品集目録(東京都写真美術館・監修、編集・発行・日外アソシエーツ、2005年)178ページ


  • 小林鳴村に関して公表されている情報は少ない(上記文献でも、作品や経歴がダブっている)。調査の手間を省くため、日本写真史関係の主要文献の中で、小林鳴村に関する情報が掲載されていないものを挙げる。
    • 日本写真史1840-1945(平凡社、1971年)
    • 「芸術写真の精華」展覧会カタログ(東京都写真美術館、2011年)
    • 日本近代写真の成立と展開」展覧会カタログ(東京都写真美術館、1995年)

外部リンク

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