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富山県立八尾高等学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
富山県立八尾高等学校
地図北緯36度35分6.6秒 東経137度7分51.8秒 / 北緯36.585167度 東経137.131056度 / 36.585167; 137.131056座標: 北緯36度35分6.6秒 東経137度7分51.8秒 / 北緯36.585167度 東経137.131056度 / 36.585167; 137.131056
国公私立の別 公立学校
設置者 富山県の旗 富山県
学区 富山学区
校訓 高啼く理想 道を拓かん
設立年月日 1922年4月1日
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学校コード D116220150023 ウィキデータを編集
高校コード 16121H
所在地 939-2376
富山県富山市八尾町福島213
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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富山県立八尾高等学校の位置(富山県内)
富山県立八尾高等学校

富山県立八尾高等学校(とやまけんりつ やつおこうとうがっこう、: Toyama Prefectural Yatsuo High School)は、富山県富山市八尾町福島にある公立高等学校[1]

設置学科

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概要

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富山平野の中南部、井田川に沿う河岸段丘の「八尾」に所在する。1922年大正11年)設立の八尾町立八尾女子技芸学校に起源を持つ。

かつては普通科の他に商業科、家庭科(のちにそれぞれ情報会計科、生活福祉科に改編)が存在したが、2001年平成13年)に策定した「新生八尾高校プラン」に沿う形で改革を進め、2004年(平成16年)度より各学年4クラス160名を擁する普通科単科高校に改組された。

部活動が盛んであり、ボート部はインターハイ国体を何度も制している。また、19歳以下日本代表選手も合計で13人輩出している。

沿革

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  • 1922年(大正11年)
  • 1924年(大正13年)4月 - 八尾町立八尾実科高等女学校に改称[2]
  • 1941年昭和16年)
    • 3月4日 - 早朝に八尾尋常小学校職員室付近から出火し、本校校舎も類焼[3]
    • 4月1日 - 八尾町鏡町の乾繭倉庫を仮校舎とし、授業再開(八尾国民学校の3、6年生も乾繭倉庫を仮校舎とした)[3]
    • 12月 - 保内村福島上野の競馬場跡地(現・本校敷地内)に婦南青年学校新校舎落成[4]
  • 1944年(昭和19年)4月1日 - 八尾町立八尾高等女学校に改称[4]
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 乾繭倉庫仮校舎に2階建て1棟(6教室)増築(仮校舎倉庫は八尾町立八尾東部中学校〔現・富山市立八尾中学校〕と兼用となった。)[5]
  • 1948年(昭和23年)
    • 4月1日 - 学制改革により富山県立八尾高等学校(普通科)と改称し、併設中学校併置[6]
    • 9月1日 - 婦南1町12ヶ村を学区とする男女共学の普通課程として発足[6]
  • 1949年(昭和24年)9月5日 - 旧婦南青年学校校舎の南方に旧八尾町立八尾高等女学校の校舎6教室を移築し、両校舎を連ねる新校舎8教室を新築して生徒全員を移転[6][7]。同年9月10日に校舎落成式典[8]
  • 1950年(昭和25年)4月1日 - 家政科増設・定時制課程普通科設置[9]
  • 1957年(昭和32年)4月1日 - 商業科設置[6][10]
  • 1961年(昭和36年)3月31日 - 旧図書館竣工。運動場スタンドおよびダッグアウト完成[11]
  • 1962年(昭和37年)10月31日 - 講堂兼体育館竣工[12]
  • 1963年(昭和38年)
  • 1965年(昭和40年)
    • 3月31日[14] - 寄宿舎「西山寮」(当時は富山県内でも類例の少ない施設)竣工[9]
    • 4月15日 - 茶室「一常庵」(20坪)および庭園が竣工[14]
  • 1966年(昭和41年)3月20日 - 本館第2期竣工。および正面玄関竣工[14]
  • 1967年(昭和42年)
  • 1969年(昭和44年)3月31日 - 商業科実習室(商業館)第2期工事竣工[9][15]
  • 1970年(昭和45年)3月27日 - 本館第4期竣工[9][15]
  • 1971年(昭和46年)3月24日 - 柔剣道場「日新館」竣工[9][15]
  • 1972年(昭和47年)1月25日 - 実習棟第3期工事(家政館)竣工[9][16]
  • 1973年(昭和48年)12月27日 - 本館第5期竣工(生徒昇降口、会議室、視聴覚室)[17]
  • 1976年(昭和51年)10月30日 - 同窓会館「高啼館」竣工[18]
  • 1979年(昭和54年)
  • 1981年(昭和56年)9月 - 中庭完成[19]
  • 1987年(昭和62年)6月 - 第2体育館着工[20]
  • 1988年(昭和63年)
    • 1月20日 - パソコン45台を導入[21]
    • 5月28日 - 第2体育館(鉄骨鉄筋コンクリート造2階建て延床面積1,039.8m2、1階は赤土を固めた小運動場となるピロティなど、2階は851 m2の体育室など)[20]の落成記念式典を挙行(完成は同年3月23日[21])。
  • 1990年(平成2年)- グラウンド改修工事完成。[要出典]
  • 1992年(平成4年)
  • 1993年(平成5年)10月 - 本館内装リフレッシュ工事竣工[23]
  • 1994年(平成6年)
    • 1月10日 - 校訓制定式を挙行[24]
    • 3月 - 家政館・商業館リフレッシュ工事竣工[24]
    • 4月1日 - 家政科に福祉コース設置[24]
  • 1995年(平成7年)4月11日 - 大沢野方面の通学バス路線を開設[24]
  • 1996年(平成8年)
    • 4月1日 - 商業科を情報会計科、家政科を生活福祉科に学科改編[25]
    • 11月6日 - 広さ約10,000m2の第2グラウンド竣工[26]。テニスコート改修[25]
  • 1998年(平成10年)6月 - インターネット開設[27]
  • 2001年(平成13年)
    • 3月 - 第1体育館改修工事竣工[28]
    • 5月 - 理芸館外部改修工事・校内LAN整備工事竣工[28]
  • 2002年(平成14年)
    • 4月1日 - 情報会計科・生活福祉科を募集停止し、普通科情報コース・福祉コースを設置[29]
    • 10月11日 - 児童生徒地域交流施設「井泉館」竣工[29]
  • 2004年(平成16年)
    • 3月31日 - 情報会計科・生活福祉科閉科式[30]
    • 4月 - 普通科単独校への移行完了[30]
  • 2005年(平成17年)5月 - 普通教室・展開教室にエアコン設置[31]
  • 2009年(平成21年)
    • 4月1日 - 普通科情報コース募集停止。同日、寄宿舎「西山寮」休寮[32]
    • 6月 - 本館耐震工事竣工[32]
  • 2010年(平成22年)2月 - 第1体育館耐震工事竣工[33]
  • 2011年(平成23年)
    • 3月31日 - 情報コースを廃止[34]
    • 7月 - 学習室設置[34]
    • 12月- 特別教室棟(情報・家政館)耐震補強工事竣工[34]
  • 2012年(平成24年)
    • 3月 - 理芸館外壁改修工事竣工[35]
    • 10月19日 - 井泉館壁面におわらモニュメント完成、除幕・点灯式を挙行[35]
  • 2014年(平成26年)8月28日 - 『月影ベイベ』の作者・小玉ユキが来校[36]
  • 2015年(平成27年)
  • 2016年(平成28年)3月 - 理芸館耐震補強工事竣工[37]
  • 2017年(平成29年)
    • 3月31日 - 食堂を閉鎖[38]
    • 11月 - 第1体育館吊り天井等落下防止対策工事竣工[39]
  • 2019年(平成31年)3月 - 生徒用トイレ洋式化改修、普通教室棟内部改修工事竣工[40]
  • 2021年令和3年)
    • 2月 - 無線LAN環境整備工事竣工[41]
    • 3月 - 柔剣道場「日新館」竣工[41]

部活動

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  • 運動部 - 野球、陸上競技、卓球、サッカー、ボート、ハンドボール(男)、ソフトボール(女)、テニス(男・女)、バレーボール(女)、バスケットボール(女)、バドミントン(女)
  • 文化部 - 吹奏楽、ボランティア、書道、華道、茶道、美術、郷土芸能、演劇

校歌

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作詞:藤村作、作曲:福井直秋

アクセス

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出身者

[編集]

脚注

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  1. ^ 学校案内 富山県立八尾高等学校
  2. ^ a b c d 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)20頁。
  3. ^ a b 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)26頁。
  4. ^ a b 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)27頁。
  5. ^ 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)28頁。
  6. ^ a b c d 『続八尾町史』(1973年10月30日、八尾町役場発行)633頁。
  7. ^ 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)29頁。
  8. ^ 『続八尾町史』(1973年10月30日、八尾町役場発行)633 - 634頁。
  9. ^ a b c d e f 『続八尾町史』(1973年10月30日、八尾町役場発行)634頁。
  10. ^ 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)32頁。
  11. ^ 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)33頁。
  12. ^ 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)34頁。
  13. ^ a b 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)34頁。
  14. ^ a b c d 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)35頁。
  15. ^ a b c d 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)36頁。
  16. ^ 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)37頁。
  17. ^ 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)38頁。
  18. ^ 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)39頁。
  19. ^ a b c d 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)40頁。
  20. ^ a b 『富山市史 編年史<下巻>』(2015年3月20日、富山市発行)509頁。
  21. ^ a b 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)43頁。
  22. ^ 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)44頁。
  23. ^ a b c 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)44頁。
  24. ^ a b c d 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)46頁。
  25. ^ a b 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)47頁。
  26. ^ 『富山市史 編年史<下巻>』(2015年3月20日、富山市発行)512頁。
  27. ^ 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)49頁。
  28. ^ a b 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)50頁。
  29. ^ a b 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)51頁。
  30. ^ a b 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)53頁。
  31. ^ 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)54頁。
  32. ^ a b 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)57頁。
  33. ^ 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)58頁。
  34. ^ a b c 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)59頁。
  35. ^ a b 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)60頁。
  36. ^ 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)63頁。
  37. ^ a b 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)64頁。
  38. ^ 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)65頁。
  39. ^ 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)66頁。
  40. ^ 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)67頁。
  41. ^ a b 『高啼 八尾高校百年のあゆみ』(2022年11月4日、富山県立八尾高等学校発行)70頁。

関連項目

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外部リンク

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