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宮田慶子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

宮田 慶子(みやた けいこ、1957年7月7日 - )は、東京都出身の日本の演出家。劇団青年座(文芸部)所属。新国立劇場演劇研修所所長。日本劇団協議会常務理事。

学習院女子高等科を経て、学習院大学文学部国文学科中退後、青年座研究所を修了、1980年青年座(文芸部)入団。学習院女子高等科および学習院大学では演劇部に所属。1983年『ひといきといき』作・演出でデビューした。劇団青年座のほか、松竹新国立劇場ホリプロパルコ主催の作品を数多く手がけている。2010年9月〜2018年8月新国立劇場演劇部門芸術監督。2016年4月〜新国立劇場演劇研修所所長。

受賞歴

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  • 1990年(平成2年)、第45回文化庁芸術祭賞(『セイムタイム・ネクストイヤー』[1]
  • 1994年、第29回紀伊国屋演劇賞個人賞(『MOTHER』)
  • 1997年、第5回読売演劇大賞優秀演出家賞(『フユヒコ』)
  • 1999年(平成10年度)芸術選奨新人賞(『ディアー・ライアー』)
  • 2001年、第9回読売演劇大賞最優秀演出家賞受賞(『セイムタイム・ネクストイヤー』、『赤シャツ』、『悔しい女』、『サラ』)
  • 2002年(2001年度)、第43回毎日芸術賞(第4回千田是也賞)(『赤シャツ』、『サラ』、『悔しい女』)[2]
  • 2019年、第6回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞受賞(『消えていくなら朝』の演出)[3]

主な演出作品

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  • ひといきといき - 1983年、青年座
  • ブンナよ、木からおりてこい水上勉作) - 1985年、青年座
  • セイタイム・ネクストイヤー - 1990年、加藤健一事務所
  • MOTHER-君わらひたまふことなかれ(マキノノゾミ作)- 1994年、青年座
  • フユヒコ (マキノノゾミ)- 1997年、青年座
  • 愛は謎の変奏曲 - 1998年、松竹
  • ディアー・ライアー 1998年11月 新国立劇場
  • 恋の三重奏(アラン・エイクボーン作)- 1999年、松竹
  • パーフェクト・デイズ - 2000年、ホリプロ
  • 赤シャツ (マキノノゾミ)2001年4月 青年座
  • 悔しい女 (土田英生作)- 2001年11月、青年座
  • おやすみの前に - 2002年、パルコ
  • ノイズオフ - 2002年、ホリプロ
  • エレファント・マン - 2002年、ホリプロ
  • 伝説の女優 - 2002年、ダンカン
  • 越路吹雪物語 - 2003年、コマプロダクション
  • サラ 2003年4月 松竹
  • ふたたびの恋 - 2003年、パルコ
  • 7ストーリーズ 2003年12月 シアター21
  • グリマーアンドシャイン 2005年5月 シアター21 
  • 燕のいる駅 - 2005年、フジテレビジョン関西テレビ放送
  • 屋上庭園/動員挿話 - 2005年、新国立劇場
  • 妻をめとらば~晶子鉄幹~ - 2006年、新歌舞伎座
  • 東京原子核クラブ(マキノノゾミ作)- 2006年・2008年、俳優座劇場
  • ペテン師と詐欺師 - 2006年・2007年(再演)、ホリプロ
  • 紫式部ものがたり - 2006年・2008年(再演)、松竹
  • 忘れられない人 - 2007年、フジテレビジョン
  • 朱雀家の滅亡(三島由紀夫作)2007年12月 あうるスポット
  • 帰り花 - 2008年、(社)日本劇団協議会
  • グリーンフィンガーズ  2009年2月 
  • ガブリエル・シャネル - 2009年・2011年(再演)、松竹
  • 君と見る千の夢 2010年5月
  • ヘッダ・ガーブレルイプセン作)- 2010年、新国立劇場
  • わが町ソーントン・ワイルダー作)- 2011年、新国立劇場
  • をんな善哉(鈴木聡作)- 2011年 青年座
  • 朱雀家の滅亡(三島由紀夫作) - 2011年9月-10月、新国立劇場
  • 負傷者16人 - 2012年、新国立劇場
  • 真田十勇士中島かずき作)- 2013年、赤坂ACTシアター、中日劇場、梅田芸術劇場メインホール
  • 横濱短篇ホテル(マキノノゾミ)2013年4月 青年座
  • ピグマリオン(バーナード・ショウ)ー2013年11月、新国立劇場
  • 永遠の一瞬(ドナルド・マーグリーズ)2014年7月 新国立劇場新国立劇場
  • 地の乳房(水上勉)2014年10月 青年座
  • パッション(ソンドハイム / ジェームス・ラパイン)2015年10月 新国立劇場
  • オーファンズ - 2016年、東京芸術劇場シアターウエスト、新神戸オリエンタル劇場
  • 月こうこう・風そうそう(別役実)2016年 新国立劇場
  • わが兄の弟(マキノノゾミ)2017年 青年座
  • 君が人生の時(ウィリアム・サローヤン)2017年 新国立劇場
  • 同郷同年(くるみざわしん)2017年 日本劇団協議会
  • 砂塵のニケ(長田育恵作)2018年 青年座
  • 消えていくなら朝(蓬莱竜太作)2018年 新国立劇場
  • クィーン・エリザベス 2019年 松竹
  • 北斎漫画 (矢代静一) 2019年 グローブ座
  • DNA (中村ノブアキ) 2019年 青年座
  • エレファント・ソング 2022年 PARCO劇場
  • ようこそ、ミナト先生 2022年 東京・新国立劇場 中劇場、梅田芸術劇場メインホール
  • 金閣炎上 2023年  青年座
  • キャメロット 2023年  松竹

脚注

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  1. ^ "昭和61年度(第41回)- 平成7年度(第50回)芸術祭賞一覧."文化庁公式サイト「文化庁芸術祭賞受賞一覧」. 2024年9月4日閲覧。
  2. ^ "毎日芸術賞受賞作候補作一覧."文学賞の世界. 2024年9月4日閲覧。
  3. ^ "第六回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞選考結果."早川清文学振興財団公式サイト. 2024年9月4日閲覧。

外部サイト

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