室田哲男
室田 哲男(むろた てつお、1959年12月5日 - )は、日本の総務官僚、政策科学者。消防庁国民保護・防災部長や、広島市副市長、危険物保安技術協会理事長等を経て、政策研究大学院大学教授、東京大学生産技術研究所研究顧問。学位は博士(政策研究)(政策研究大学院大学・2021年)
人物・経歴
[編集]兵庫県神戸市出身。六甲高等学校を経て[1]、1984年東京工業大学(のちの東京科学大学)大学院社会工学専攻修了(工学修士)、自治省入省[2]、茨城県庁出向。1989年富山県財政課長。1998年大阪市経済局参事。2001年宮内庁長官官房参事官[3]。2003年福岡県総務部次長。2007年総務省自治行政局合併推進課長。2008年国土交通省河川局水政課長[4]。
2011年総務省自治行政局地域政策課長。2012年消防庁総務課長。2013年消防庁国民保護・防災部長[4]。2015年から広島市副市長を務め、平成26年8月豪雨による広島市の土砂災害を受けて、警戒避難体制整備にあたるなどした[5]。2017年危険物保安技術協会理事長[4]。2018年明治大学ガバナンス研究科兼任講師[2]、みずほ銀行証券部顧問[6]。2019年砂防・地すべり技術センター理事[2]。2020年日本防炎協会常務理事[7]。2021年災害対策トレーニングセンター支援会監事[2]。同年政策研究大学院大学博士(政策研究)[8]。
政策研究大学院大学防災・危機管理コース特別講師災害対策トレーニングセンターカリキュラム評価委員[9]、日本危機管理士機構講師を経て[10]、2023年政策研究大学院大学教授、防災・危機管理コースディレクター、東京大学生産技術研究所研究顧問、内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期課題「スマート防災ネットワークの構築」サブ・プログラムディレクター[2]。専門は災害対策、危機管理[2]。
著書
[編集]- 『欧州統合とこれからの地方自治 : 欧州連合の壮大な実験』日本法制学会 2002年
- 『地方公営企業』(満田誉, 松崎茂と共著)ぎょうせい 2002年
- 『自治体の災害初動対応 : 近年の災害対応の教訓を活かす』近代消防社 2018年
- 『国難災害と緊急消防援助隊 : 急消防援助隊の災害対応力の強化に向けて』近代消防社 2022年
脚注
[編集]- ^ 霞が関ふるさと記 経産省の立岡事務次官は灘OB 現代ビジネス
- ^ a b c d e f 室田哲男 役 職 教授、防災・危機管理コースディレクター 学 位 博士(政策研究)、工学修士 専門分野 災害対策、危機管理 現在の研究対象 危機管理法制、消防・防災・減災政策、危機管理政策政策研究大学院大学
- ^ 欧州統合とこれからの地方自治 欧州連合の壮大な実験 HMV&BOOKS online
- ^ a b c 自治体の災害初動対応―近年の災害対応の教訓を活かす 紀伊國屋書店
- ^ 理事長のあいさつ> Vol.31 - NPO防災千葉
- ^ 国家公務員法第106条の25第1項等の規定に基づく国家公務員の再就職状況の報告(平成30年10月1日~同年12月31日分) 平成 31年 3月 26日 内閣官房内閣人事局
- ^ 国家公務員法第106条の25第1項等の規定に基づく国家公務員の再就職状況の報告(令和2年4月1日~同年6月30日分)内閣人事局
- ^ 大規模自然災害の応急対策における国・地方間関係に関する研究-国及び都道府県の責務・権限強化の在り方について-博士論文、要旨、審査要結果政策研究大学院大学
- ^ 室田哲男 プロフィールHMV&BOOKS online
- ^ 講師紹介日本危機管理士機構
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