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宇々島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宇々島
宇々島の空中写真。(2014年5月10日撮影)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
所在地 日本の旗 日本
所在海域 東シナ海
座標 北緯33度10分24.52秒 東経129度02分16.06秒 / 北緯33.1734778度 東経129.0377944度 / 33.1734778; 129.0377944座標: 北緯33度10分24.52秒 東経129度02分16.06秒 / 北緯33.1734778度 東経129.0377944度 / 33.1734778; 129.0377944
面積 0.09 km²
最高標高 54 m
宇々島の位置(長崎県内)
宇々島
     
プロジェクト 地形
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宇々島宇宇島(ううじま)とは、長崎県北松浦郡小値賀町にある無人島である。以前は人が住んでいた。小値賀島・稗崎の南西約0.9kmにあり、西海国立公園[1]に含まれる。

歴史

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困窮島とは

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宇々島が典型とされる困窮島とは、域内の困窮者を立ち直らせることを目的とし、隔絶したエリアに一定期間居住させ、税制上の優遇措置を与えたりしたローカルの制度[2]。この語の初出は完全に明らかにはなっていないものの[3]柳田国男による命名とされている[4]

類似事例は必ずしも島嶼に限らず存在する[5]。また、宇々島など一定期間が過ぎたら戻るケースもあれば、定住するケースもあったと見られている[6]

脚注

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  1. ^ 西海国立公園公園計画書(平成21年10月一部変更)” (PDF). 環境省. p. 109. 2014年9月7日閲覧。
  2. ^ 長嶋 2000, pp. 16–17
  3. ^ 長嶋 2000, p. 33
  4. ^ 長嶋 2000, p. 15
  5. ^ 長嶋 2000, p. 17
  6. ^ 長嶋 2000, p. 30

参考文献

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  • 長嶋俊介「困窮島制度ならびに同類似制度の比較考察--宇宇島・大水無瀬島・小手島・由利島と類似制度」『島嶼研究』、日本島嶼学会、15-34頁、2000年。ISSN 1884-7013https://cir.nii.ac.jp/crid/1390282680322798080 
  • 那須くらら「(安田賞)受賞論文 「困窮島」という神話 : 愛媛県二神島/由利島の事例」『関西学院大学社会学部紀要』、関西学院大学社会学部研究会、135-150頁、2012年。ISSN 0452-9456https://cir.nii.ac.jp/crid/1050845763758934400