妻恋舟の湯
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妻恋舟の湯(つまこいぶねのゆ)は、能登半島の和倉温泉にある、足湯のみの温泉共同浴場である。
概要
[編集]ホテルや旅館が林立する和倉温泉の入り口で、海岸沿いに七尾市が管理する「和倉温泉湯っ足りパーク」内に立地する、誰でも無料で入浴できる男女混浴の足湯の共同浴場である。立地は、松林に囲まれた風向の良い七尾西湾に面しており、天候の良い日は爽やかな海の潮風と対岸の能登島を眺めながら、 また、夕刻時はライトアップされた夜景を眺めながら、ゆったりと足湯を楽しむことができる。入浴時間は7:00~19:00の間で、冬季は一時休業することがある。指定管理者は和倉温泉合資会社(和倉温泉総湯)。
名称の由来は、万葉の歌人 高浜虚子の 『家持の 妻恋舟か 春の海』[1] という句に因む。
温泉
[編集]和倉温泉に立地する、足湯のみの温泉浴場である。[2] 飲泉(飲用)は出来ない。
- 源泉名: 弁天崎(5号・8号・10号・13号源泉)
- 泉質: ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(高張性中性高温泉) pH=7.4
- 泉温: 84.8℃
- 特徴: 無色、透明、無臭[3]、若干の塩味と苦味。
- 効能: 神経痛、筋肉痛、関節痛などの慢性疾患、冷え性、疲労回復、健康増進、など。
- その他: 放射性物質(ラドンなど)は含まれていない。
衛生管理のため、消毒薬として塩素系薬剤を使用している。
交通アクセス
[編集]特記事項
[編集]- この他にも、和倉温泉には日帰りの温泉浴場として「和倉温泉・総湯」がある。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 能登スタイル~のとめぐり~妻恋舟の湯 - 能登半島全国発信プロジェクトチーム
- 和倉温泉~わくらづくし~ - 和倉温泉観光協会、和倉旅館協同組合(公式サイト)
- 和倉温泉 総湯