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奥村成象

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

奥村 成象(おくむら なりかた、元禄16年(1703年) - 寛延2年3月27日1749年5月13日))は、加賀藩年寄。加賀八家奥村分家第9代当主。

父は奥村忠順。祖父は初代奥村易英の次男奥村又十郎易貞。養子は奥村隆振通称内膳。

生涯

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元禄16年(1703年)、加賀藩人持組1700石奥村忠順の子として生まれる。父忠順は儒学者室鳩巣の高弟・室門七才の一人であった。成象は父の家督を継いでいたが、延享3年(1746年)に加賀八家奥村分家第7代奥村煕殷の養子となって家督と1万石の知行を相続した。延享5年(1748年)6月、前田修理知久の後任として小松城代に就任する。寛延2年(1749年)3月27日没。享年47。家督は横山貴林の次男隆振が末期養子として相続した。

参考文献

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  • 「藩国官職通考」