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奥山寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
奥山寺
奥山寺本堂
奥山寺本堂
所在地 兵庫県加西市国正町15
山号 青嶺山
宗派 高野山真言宗
本尊 千手観世音菩薩
創建年 白雉2年(651年)
開基 法道仙人
法人番号 1140005017470 ウィキデータを編集
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奥山寺(おくさんじ)は、兵庫県加西市にある高野山真言宗寺院。山号は青嶺山、本尊は千手観世音菩薩である。

歴史

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開基は法道であり、白雉2年(651年)、孝徳天皇の勅願で創建したとされている。しかし、大宝3年(703年)に火災に遭い、伽藍は焼失した。その後、養老2年(718年)、行基が当地を訪れ、寺の荒廃を嘆き再興したという。

慶長6年(1601年)に火災があり伽藍が焼失したが、慶長12年(1607年)に再建された。貞享4年(1687年)に修理が行われたが、現在の本堂はこのとき建て替えられたものである。

境内

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山間に位置していて、一番外側に仁王門がある。境内は急で長い石段が続き、数段に分けて整地されている。最も下に地蔵院、不動院という子院があり(不動院は廃絶している)、石段を上ったところに本堂、さらに石段を上ると多宝塔がある。

伽藍

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  • 本堂 -貞享4年(1687年)の建立。
  • 多宝塔 (兵庫県指定文化財)-宝永6年(1709年)の建立。
  • 仁王門 (加西市指定文化財)-18世紀中期頃。

座標: 北緯34度57分24.6秒 東経134度55分0.1秒 / 北緯34.956833度 東経134.916694度 / 34.956833; 134.916694