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大野典宏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大野 典宏(おおの のりひろ、1964年10月12日 - )は、日本のライター翻訳家

日本推理作家協会会員[1]宇宙作家クラブ会員、日本SF作家クラブ会員。テラ・ファンタスティカ社(ロシア)日本代理人。SF Prologue Wave編集部員。

来歴・人物

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愛知県出身。

専門出版社に勤務するかたわら、執筆活動を開始。主な活動は、ロシアSFの紹介と翻訳、コンピュータサイエンス計算機工学の解説原稿などの執筆、武道格闘技関係書籍の企画・取材・執筆など。2009年に独立。

2007年から故・深見弾の著作権管理人になり、深見の翻訳本の改訳を行っている。

1999年度、遍歴者賞小賞受賞(ロシアのSF大賞)。2009年度遍歴者賞「世界の融合者」部門受賞。

シンギュラリティについては否定的な立場を取っている[2]

共著

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翻訳

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  • 『地獄から来た青年』(ストルガツキイ兄弟、深見弾訳(深見死去のため、未完成の訳稿を大野典宏・大山博が完成)、群像社) 1994
  • 『宇宙飛行士ピルクス物語』(スタニスワフ・レム深見弾訳を改訳(深見名義のまま)、ハヤカワ文庫) 2008
  • 『泰平ヨンの航星日記』(スタニスワフ・レム、深見弾訳を改訳(共訳名義)、早川書房、ハヤカワ文庫) 2009
  • 『世界武道格闘技大百科』(クリス・クルデリ、川成洋+フル・コム(大野の別名義)共訳、東邦出版) 2010
  • 『ストーカー』(ストルガツキイ兄弟、深見弾訳を改訳(深見名義のまま) 、ハヤカワ文庫) 2014.9
  • 泰平ヨンの未来学会議』(スタニスワフ・レム、深見弾訳を改訳(共訳名義)、早川書房、ハヤカワ文庫) 2015
  • 『怪奇文学大山脈 西洋近代名作選 1 (19世紀再興篇)』(荒俣宏編纂、共訳、東京創元社) 2015

出典・脚注

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  1. ^ [1]
  2. ^ サイバーカルチャートレンド(SFマガジン2018年12月号)

外部リンク

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