大福寺 (京都市)
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大福寺 | |
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所在地 | 京都府京都市中京区麩屋町通二条上ル布袋屋町498 |
山号 | 瑠璃光山 |
宗派 | 天台宗 |
本尊 | 薬師如来(菩提薬師) |
創建年 | 伝・推古天皇6年(598年) |
開基 | 伝・聖徳太子 |
別称 | 菩提薬師(ほていやくし) |
札所等 |
京都十二薬師霊場第10番 京都七福神(布袋尊) 通称寺の会(菩提薬師) |
法人番号 | 3130005001903 |
大福寺(だいふくじ)は、京都市中京区布袋屋町にある天台宗の寺院。山号は瑠璃光山。本尊は薬師如来(菩提薬師)。「菩提薬師(ほていやくし)」の通称で知られる。
歴史
[編集]寺伝では、推古天皇6年(598年)に聖徳太子によって大和国宮田郷に創建されたという。本尊の薬師如来(菩提薬師)は聖徳太子自刻の像であるという。後に瑠璃光山利生院大福寺と号する天台宗の寺院となり、平安時代には後三条天皇の勅願によって鎮護国家の道場とされた。
延文元年(1356年)に後光厳天皇の命により京都に移され、七堂伽藍が建てられて朝家の尊信が篤かったという。
応仁の乱で焼失したが再建されている。しかし、江戸時代の天明8年(1788年)1月30日の天明の大火で焼失し、次いで寺域の多くを失っている。
幕末には梅田雲浜が仮寓した。
江戸時代には、出納帳に当寺の「大福」の宝印を受けると商売繁盛になるとされ、正月に朱印を受けると良いという風習が生まれたが、この風習は当寺が発祥であるという。ゆえに出納帳のことを「大福帳」というのだという。
境内
[編集]- 本堂 - 本堂が通りに面している。
- 庫裏
前後の札所
[編集]住所
[編集]- 京都府京都市中京区麩屋町通二条上ル布袋屋町498
交通
[編集]参考文献
[編集]- 大福寺由来