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大平悦子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大平 悦子
おおだいら えつこ
生年月日 (1956-10-09) 1956年10月9日(68歳)
出生地 新潟県北魚沼郡小出町
出身校 富士短期大学経済学科
所属政党 無所属
公式サイト 大平悦子(えつこ)公式サイト

当選回数 2回
在任期間 2008年12月12日 - 2016年12月11日

当選回数 1回
在任期間 2004年11月1日 - 2008年

新潟県小出町議会議員
当選回数 1回
在任期間 2003年 - 2004年10月31日
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大平 悦子(おおだいら えつこ、1956年昭和31年)10月9日[1] - )は、日本政治家新潟県魚沼市長(第2-3代、2期)。新潟県初の女性首長である[2]

来歴

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新潟県北魚沼郡小出町(現・魚沼市)出身[3]富士短期大学経済学科卒業。1998年(平成10年)、小出町教育委員に就任[4]

教育委員や合併協議会委員として行政に接する中、2003年(平成15年)、小出町議会議員選挙に出馬し当選[5]2004年(平成16年)11月1日、北魚沼郡内のうち川口町以外の6町村が合併(新設合併)して魚沼市が誕生する。合併に伴う在任特例で旧町村の議員96人はそのまま市議となった(合併後に1人辞職)。2005年(平成17年)3月28日魚沼市議会は自主解散を求める議員発議を否決した。同日、解散に賛成した市議42人が辞職願を提出し許可されたが、その中に大平が含まれているか否かは不明。同年7月に魚沼市議会議員選挙が行われ、当選。

2008年魚沼市長選挙

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2008年(平成20年)11月30日に行われた市長選に無所属で出馬。現職の星野芳昭を破り初当選した。同年12月12日、第2代魚沼市長に就任[6]

※当日有権者数:34,547人 最終投票率:73.89%(前回比:pts)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
大平悦子52無所属13,461票53.35%
星野芳昭71無所属11,772票46.65%

2012年魚沼市長選挙

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2012年(平成24年)12月2日執行。元市議の森島守人、元市議の大桃聰ら2人の候補者を制し再選した[7]

※当日有権者数:33,134人 最終投票率:72.34%(前回比:-1.55pts)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
大平悦子56無所属11,214票47.61%
森島守人58無所属10,618票45.07%
大桃聰56無所属1,724票7.32%

2016年魚沼市長選挙

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2016年(平成28年)12月4日執行。魚沼市は合併前の町村役場を活用しており、新庁舎の建設問題が選挙戦の大きな争点となった。大平は「市民が集える複合施設にすべきだ」と主張し、約50億円の建設計画を推進。元市議で新人の佐藤雅一はこれに対し「シンプルな建物でよく、30億円に圧縮すべきだ」と主張した。大平は240票の小差で佐藤に敗れる[8][9][10]

※当日有権者数:32,082人 最終投票率:67.90%(前回比:-4.44pts)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
佐藤雅一65無所属10,794票50.56%
大平悦子60無所属10,554票49.44%

2017年衆議院議員総選挙

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2017年(平成29年)9月23日民進党県連、社民党県連、連合新潟は三者協議を開き、第48回衆議院議員総選挙新潟5区に大平を擁立することを決定した[11]9月25日、無所属で出馬する意向を正式に表明した[12]10月2日日本共産党自由党は大平の推薦を決定。共産党は公認候補予定者を取り下げ、前年の参院選などと同じ「オール野党」態勢が実現することになった[13]

選挙の結果、自由民主党公認で前新潟県知事泉田裕彦に12,000票差で敗れた。

脚注

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  1. ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、166頁。
  2. ^ 辻由希「レジーム再編と女性首長:キャリアパスと政治的資源」『選挙研究』第29巻第2号、日本選挙学会、2013年、90-102頁、doi:10.14854/jaes.29.2_90ISSN 0912-3512NAID 1300062470042021年6月24日閲覧 }
  3. ^ 財界にいがた2013年1月号 魚沼市現職に望む「嘆かない政治」
  4. ^ 市長プロフィール | 魚沼市
  5. ^ 大平悦子・新潟県魚沼市長:時事ドットコム
  6. ^ 新潟県:任期満了日(定数)一覧
  7. ^ REAL POLITICS JAPAN : 選挙情報・分析 - 選挙データ : 新潟県 魚沼市
  8. ^ “魚沼市長選、佐藤氏が初当選 現職大平氏に小差で競り勝つ”. 新潟日報. (2016年12月5日). http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20161204295049.html 2016年12月5日閲覧。 
  9. ^ “魚沼市長に佐藤氏…現職破る、新庁舎見直し訴え”. 読売新聞. (2016年12月5日). https://web.archive.org/web/20161205161906/http://www.yomiuri.co.jp/local/niigata/news/20161204-OYTNT50133.html 2016年12月5日閲覧。 
  10. ^ “魚沼市長選は現新一騎打ち 新庁舎建設計画が争点”. 産経新聞. (2016年11月28日). https://www.sankei.com/article/20161128-3JLMECID4NNKTDLZP3BNES6P74/ 2016年12月5日閲覧。 
  11. ^ “【衆院新潟5区補選】民進、社民、連合 野党候補一本化目指し前魚沼市長の大平悦子氏擁立 与党は泉田裕彦氏”. 産経新聞. (2017年9月24日). https://www.sankei.com/article/20170924-RS4MLXTW2FNFTGSIWMLVZKPQMY/ 2017年10月18日閲覧。 
  12. ^ “大平悦子氏が出馬を正式表明 衆院選・新潟5区から無所属で”. 新潟日報. (2017年9月26日). http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20170926348239.html 2017年10月1日閲覧。 
  13. ^ “5区「オール野党」態勢に”. 新潟日報. (2017年10月3日). http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20171003349600.html 2017年10月18日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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