新潟大学地域医療教育センター・魚沼基幹病院
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(魚沼基幹病院から転送)
新潟大学地域医療教育センター・魚沼基幹病院 | |
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情報 | |
指定管理者 | 新潟県地域医療推進機構 |
正式名称 | 新潟大学医歯学総合病院魚沼地域医療教育センター 新潟県地域医療推進機構 魚沼基幹病院 |
英語名称 | Uonuma Kikan Hospital |
標榜診療科 | 総合診療科、循環器内科、内分泌・代謝内科、血液内科、腎臓内科、リウマチ科・膠原病科、呼吸器・感染症内科、消化器内科、神経内科、精神科、小児科、消化器外科・一般外科、乳腺・内分泌外科、心臓血管外科、呼吸器外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、産婦人科、放射線治療科、放射線診断科、麻酔科、救急科、リハビリテーション科、矯正歯科、歯科口腔外科、病理診断科 |
許可病床数 |
454床 一般病床:400(救命救急センター14床含む) 精神病床:50(閉鎖病棟) 感染症病床:4床 |
開設者 | 新潟県 |
管理者 | 内山聖(病院長) |
開設年月日 | 2015年(平成27年)6月2日[1] |
所在地 |
〒949-7302 |
二次医療圏 | 魚沼 |
PJ 医療機関 |
新潟大学地域医療教育センター・魚沼基幹病院(にいがただいがくちいきいりょうきょういくセンター・うおぬまきかんびょういん)とは、新潟県南魚沼市浦佐にある一般財団法人 新潟県地域医療推進機構が運営する病院である。
概要
[編集]当院は広域・専門・災害時等に魚沼圏域(魚沼市・南魚沼市・十日町市・湯沢町・津南町)の拠点的医療を確保するために設置された。
「公設民営方式」が採用されており、設置者は県であるが、運営・管理は県が出資する一般財団法人によって行われている。
沿革
[編集]- 2009年(平成21年) - 魚沼基幹病院(仮称)の基本計画作成[2]
- 2010年(平成22年) - 実施設計
- 2011年(平成23年) - 着工
- 2012年(平成24年)
- 2月14日 - 「一般財団法人 新潟県地域医療推進機構」理事長に荒川正昭が内定
- 5月2日 - 病院長予定者を新潟大学医歯学総合病院長の内山聖に決定
- 2013年(平成25年)2月22日 - 魚沼基幹病院(仮称)の名称を「新潟県地域医療推進機構魚沼基幹病院(略称:魚沼基幹病院)」に決定[3]。新潟大学医歯学総合病院魚沼地域医療教育センターと魚沼基幹病院が連携・協力する際の名称として、「新潟大学医歯学総合病院魚沼地域医療教育センター 新潟県地域医療推進機構魚沼基幹病院(略称:新潟大学地域医療教育センター・魚沼基幹病院)」を使用する[3]。
- 2015年(平成27年)6月2日 - 開院[1]。
基本的機能
[編集]- 救急医療
- 地域救命救急センター機能
- 高度医療
- 地域がん診療連携拠点病院機能
- 地域総合周産期母子医療センター機能
- 外傷センター機能
- 地域医療・地域連携
- 地域医療教育センター機能
- 地域医療支援病院機能
- 災害時医療
- 地域災害医療センター機能
- 精神科医療
- 総合的な精神科医療機能
規模
[編集]- 454床
- 一般病床400床(救命救急センター14床含む)
- 精神病床50床(閉鎖病棟)
- 感染症病床4床
診療科
[編集]- 31科
研修・研究施設
[編集]- 新潟大学医歯学総合病院魚沼地域医療教育センター
- 総合診療医を育成(育成プログラムで専門医との連携)、医学生教育(5年・6年臨床実習)から卒後(2年)の臨床研修、専門医研修を行う。
- 魚沼臨床研究センター(新潟大学・東京大学)
- 修学資金
- 県が修学資金を貸与した医師の配置
アクセス
[編集]- 鉄道 - 上越新幹線・上越線の浦佐駅が最寄(約1.5km)
- バス - 南越後観光バス・魚沼基幹病院入口バス停(約400m・徒歩:約5分)および魚沼基幹病院前バス停(徒歩すぐ)
- 車 - 国道17号・浦佐バイパス沿線
運営
[編集]基幹病院は、新潟県が設置し、県から指定管理者の指定を受けた「一般財団法人新潟県地域医療推進機構」が運営・管理する。
魚沼地域医療再編
[編集]基幹病院設置に伴い、従来の県立病院・市立病院を以下の通り再編した[4]。
魚沼市立小出病院
[編集]- 2015年6月に県立小出病院を魚沼市に移譲。高度医療・専門医療は基幹病院に機能を移し、地域医療に特化。魚沼市立堀之内病院より病床を移管。
- 規模
- 一般病床90床程度
- 療養病床44床程度
- 旧:県立小出病院は383床であった。
- 診療科
- 内科・神経内科・小児科・整形外科・外科・泌尿器科・脳神経外科・皮膚科・婦人科
- 運営
- 魚沼市が開設者となり、指定管理者制度により一般財団法人魚沼市医療公社が運営。
南魚沼市民病院
[編集]- 2015年11月に旧・県立六日町病院の隣接地に市立病院として開院。ゆきぐに大和病院の地域医療中核施設機能も継承。
- 規模
- 一般病床等140床
- 旧:県立六日町病院は199床であった。2015年6月に南魚沼市に移譲され、暫定的に20床の南魚沼市立六日町病院となった後、同年10月末で閉院。
- 一般病床等140床
- 診療科
- 内科・精神科・神経内科・循環器内科・呼吸器内科・外科・消化器内科・消化器外科・肛門外科・整形外科・形成外科・小児科・婦人科・眼科・皮膚科・泌尿器科・耳鼻いんこう科・歯科・歯科口腔外科・小児歯科・リハビリテーション科・放射線科・リウマチ科・麻酔科・腎臓内科
- 運営
- 南魚沼市が開設者となり、運営も行う。
- 基幹病院の隣接地にある。地域医療中核施設機能も南魚沼市民病院に移し、規模縮小。
- 規模
- 一般病床45床
- 2015年10月までは199床であった。
- 一般病床45床
- 診療科
- 内科・和漢診療科・神経内科・精神科・外科・リハビリテーション科・リウマチ科・歯科・小児科・小児歯科
- 運営
- 引き続き南魚沼市が開設・運営。
魚沼市立堀之内病院→堀之内医療センター
[編集]- 病床を小出病院に移し、規模縮小。
- 規模
- 病床なし
- 2015年10月までは一般病床30床が、2017年までは療養病床50床があった。
- 病床なし
- 診療科
- 内科・整形外科・リハビリ科
- 運営
- 2015年4月から指定管理者制度により一般財団法人魚沼市医療公社が運営。
脚注
[編集]- ^ a b “魚沼基幹病院で外来始まる 周産期医療や救命救急も”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 新潟全県版. (2015年6月3日)
- ^ 魚沼基幹病院(仮称)基本計画(素案) (PDF) - 新潟県 2009年6月作成
- ^ a b 魚沼基幹病院(仮称)の名称を決定しました (PDF) - 新潟県 2013年2月22日発表
- ^ 魚沼地域医療再編に伴う、移行方針の調整会議を開催しました - 新潟県 福祉保健部 基幹病院整備室
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式サイト
- 新潟県
- 魚沼市
- 魚沼市における医療再編情報
- 国道17号浦佐バイパス事業の一時凍結解除について - WARPによるアーカイブ
- 南魚沼市
- 魚沼基幹病院(仮称)基本設計の概要 - WARPによるアーカイブ
- 総務省