丹波大山駅
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(大山駅 (兵庫県)から転送)
丹波大山駅* | |
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駅舎(2008年10月) | |
たんばおおやま Tamba-Ōyama | |
◄JR-G69 篠山口 (2.3 km) (8.0 km) 下滝► | |
所在地 | 兵庫県丹波篠山市西古佐字森田ノ坪1018-2[1] |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■福知山線 |
キロ程 | 60.7 km(尼崎起点) |
電報略号 | オヤ |
駅構造 | 地上駅[1] |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
105人/日(降車客含まず) -2016年- |
開業年月日 | 1899年(明治32年)5月25日[1][2] |
備考 | 無人駅(自動券売機 有)[1] |
丹波大山駅(たんばおおやまえき)は、兵庫県丹波篠山市西古佐字森田ノ坪にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)福知山線の駅である[1]。
当駅より以北はアーバンネットワークや「JR宝塚線」の愛称区間から外れる。
歴史
[編集]味間村初代村長・森六兵衛が自分の土地を無償提供して説得と誘致を進め、当駅の設置に至った。1915年(大正4年)、村民が駅を見下ろす丘に森の功徳碑を建てた[3]。
旧・西紀町に最も近い駅であり、無人化する以前は貨物の集配も行い、人々に利用されていた。
年表
[編集]- 1899年(明治32年)5月25日:阪鶴鉄道の篠山駅(現在の篠山口駅) - 柏原駅間延伸により、大山駅(おおやまえき)として開業[1][2]。旅客・貨物取扱開始[2]。
- 1907年(明治40年)8月1日:鉄道国有法により国有化され、帝国鉄道庁の駅になる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定。阪鶴線所属駅となる。
- 1912年(明治45年)3月1日:線路名称改定。阪鶴線の福知山駅以南が福知山線に改称し、当駅もその所属となる。
- 1917年(大正6年)5月1日:丹波大山駅に改称[1][2]。
- 1962年(昭和37年)3月1日:貨物取扱廃止[2]。
- 1982年(昭和57年):駅舎改築[1]。
- 1973年(昭和48年)4月1日:荷物扱い廃止[4]。駅員無配置駅となる[5]。運転扱い要員は継続配置[6]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道の駅となる[2]。
- 1992年(平成4年)4月1日:篠山口鉄道部発足により、その管轄となる。
- 2009年(平成21年)6月1日:篠山口鉄道部廃止に伴い福知山支社直轄に戻され、篠山口駅の被管理駅となる。
- 2021年(令和3年)3月13日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[7]。
- 2022年(令和4年)10月1日:組織改正により、全線が近畿統括本部福知山管理部の管轄になり、福知山駅の被管理駅となる。
駅構造
[編集]1面2線の島式ホームを持つ地上駅で、列車交換が可能な停車場に分類される。[1]。ホームは駅舎に接しておらず、ホームへは北端の跨線橋を渡る必要がある[1]。
篠山口駅が管理する無人駅で、駅舎内に近距離乗車券用の自動券売機が設置されている。2021年3月13日にICOCAなどの交通系ICカードに対応した。
トイレは駅前に自治体管理の男女別水洗(他目的トイレ併設)のものがある。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | 福知山線 | 下り | 福知山方面 |
上り | 篠山口・三田方面 |
- 1番のりばを上下本線とした一線スルーの配線で、大半の停車する列車は上下線を問わず、1番のりばを使用する。2番のりばは、行き違いを行う普通列車のみが発着する。
- 列車運転指令上での番線番号は、案内上ののりば番号とは逆になっており、2番のりばの方が「1番線」と扱われている。
ダイヤ
[編集]日中は1時間当たり、隣の篠山口駅発着の普通が1本停車する。朝晩には大阪駅発着の列車の設定もある。
利用状況
[編集]「兵庫県統計書[8]」によると、2016年(平成28年)度の1日平均乗車人員は105人である。
近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 256 |
1999年 | 250 |
2000年 | 252 |
2001年 | 227 |
2002年 | 201 |
2003年 | 208 |
2004年 | 186 |
2005年 | 178 |
2006年 | 169 |
2007年 | 165 |
2008年 | 142 |
2009年 | 135 |
2010年 | 133 |
2011年 | 128 |
2012年 | 123 |
2013年 | 116 |
2014年 | 114 |
2015年 | 116 |
2016年 | 105 |
駅周辺
[編集]駅前に古くからの住宅地があり、南に離れた住吉台地区にニュータウンが形成されているが当駅の列車本数が少ないためマイカー・バスを使用し隣の篠山口駅を利用する住民が多い。
- 西古佐郵便局
- 西古佐公民館
- 丹波並木道中央公園
- 国道176号
- 兵庫県道36号西脇篠山線
- 舞鶴若狭自動車道
- 篠山川
バス路線
[編集]北西の国道176号沿い(兵庫県立丹波並木道中央公園入口付近)にウイング神姫が発着している。バス停の名称は「丹波大山駅前」であるが、そのバス停は駅から少し離れた所にある。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、118頁。ISBN 9784343006028。
- ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、127頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『福知山鉄道管理局史』(1972年)P128より。同書執筆時は功徳碑は残っていたようだが、現存するかは不明。
- ^ “日本国有鉄道公示第454号”. 官報. (1973年4月4日)
- ^ 「通報 ●福知山線藍本駅ほか8駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1973年4月4日、2面。
- ^ 「福知山線など営業近代化 福鉄、3月15日から」『交通新聞』交通協力会、1973年2月20日、1面。
- ^ 『2021年春ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道福知山支社、2020年12月18日。オリジナルの2020年12月18日時点におけるアーカイブ 。2020年12月19日閲覧。
- ^ 兵庫県統計書
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 丹波大山駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道