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大和一朗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大和 一朗大和 イチロウ、やまと いちろう、1968年 - )は、日本の食文化研究家、元鍼灸師。現在はインスタントラーメン専門店「やかん亭グループ」代表取締役を務める。

経歴

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広島県尾道市因島生まれ、大阪府寝屋川市出身。大阪府立枚方高等学校帝京大学卒。

2008年、インスタントラーメン専門店「さくら大阪」開店[1]。(現在は移転し「やかん亭さくら日本橋総本店」となっている)[2]

2014年、「マヨらーめん」監修[3]。2019年、「偏愛的インスタントラーメン図鑑」(世界文化社)執筆。

2020年、フジテレビ系列超逆境クイズバトル!! 99人の壁」突破。

2022年、サンヨー食品「大和イチロウおすすめ! 鳥中華どんぶり 和風そばつゆ味」「大和イチロウおすすめ! 赤龍ラーメンどんぶり 辛子みそ味」「マヨらーめん とんこつマヨネーズ味 カップ麺」監修[4]

人物

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  • インスタントラーメン専門店「やかん亭グループ」代表取締役。
  • 両親が共働きだったため、幼少期からインスタントラーメン中心の生活だった。
  • 18歳の時に交通事故で記憶喪失となったのがインスタントラーメンにハマるきっかけとなる[5]
  • 一日一麺を30年以上実践し、現在では全国7500種類以上[6]さらに1万6000食以上を食べたインスタントラーメン専門家[5][7]

エピソード

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  • 高校生の時バイク通学中に交通事故に遭う。2週間意識不明の重体となり、意識を取り戻すも自分の名前も思い出せない程の記憶喪失となっていた。両親が医師の勧めで好物だったインスタントラーメンを食べさせたところ、記憶を徐々に取り戻す。それをきっかけに1日5食インスタントラーメンを食べ続け記憶を完全に取り戻した[8]
  • 実食し気に入ったものは直接製造者の元へ行き卸してもらっていたが、生めんを乾燥させてつくる「乾麺」を製造している業者からは「インスタントラーメン(即席麺)ではない。そう呼ばないでくれ」と断られ、何度も説得に足を運び交渉に1年掛ったことがある[9]
  • 大阪土産のマヨおかきを販売する会社[10]の社長から「マヨネーズのラーメンってあんの?」と聞かれたことから「じゃあ、作りましょうか」となり制作されたのが世界初のマヨネーズ味のラーメン「マヨらーめん」である。主成分が油であるマヨネーズはラーメンに入れると分離してしまうことやオリジナルのマヨネーズ風味の粉末の開発など、苦難を極めた末に101杯目にしてようやく完成した。このマヨラーメンは朝日放送テレビ松本家の休日」にてダウンタウン松本人志TBSテレビマツコの知らない世界」でマツコ・デラックスが絶賛した[9][11]

出演

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2012年
2014年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年

脚注

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  1. ^ インスタントラーメン専門店やかん亭さくら総本店
  2. ^ 公式HPの店舗表記が複数あるため要出典
  3. ^ インスタントラーメンマニア“大和イチロウ”監修 大阪発マヨネーズ即席めん『マヨら~めん』発売 Twitterにてプレゼントキャンペーンも - valuepress 2014年7月19日
  4. ^ サンヨー食品 - お知らせ 2022年03月28日
  5. ^ a b インスタントラーメンの世界、大和イチロウさん▼1日1麺を30年以上、きっかけは記憶喪失!? ダイエッターでもOKなインスタントラーメンは?‐TBS RADIO 2021.08.05
  6. ^ マツコの知らない世界 インスタント袋麺の世界 - TBS 2020年3月10日
  7. ^ マルちゃん正麺 カップ」生麺の食感、カップでも - 産経新聞くらしナビ 2015/10/9
  8. ^ 大和一朗、18歳で記憶喪失になりインスタントラーメンで記憶を取り戻す- インフォダイブ 2021年07月25日
  9. ^ a b 松本人志も絶賛、幻の「マヨら~めん」はいかにして生まれたのか インスタントラーメン専門店「やかん亭」のラーメン愛がすごい - ねとらぼ 2017年03月21日
  10. ^ 有限会社フェイスウィン
  11. ^ 「マヨら~めん」をマツコも絶賛! インスタント袋麺を特集した「マツコの知らない世界」が視聴熱1位を獲得 - –WEB ザ・テレビジョン バラエティ 2020/03/11 14:00

外部リンク

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