増田久

増田久
基本情報
国籍	日本
出身地	千葉県
生年月日	1944年10月23日（79歳）
騎手情報
所属団体	日本中央競馬会
所属厩舎	中山→美浦・久保田彦之（1967年 - 1979年）; 美浦・元石正昭（1979年 - 1981年）; 美浦・フリー（1981年 - 1987年）
初免許年	1967年3月4日
免許区分	平地
騎手引退日	1987年2月22日
重賞勝利	3勝
通算勝利	2757戦227勝
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増田久（ますだひさし、1944年 10月23日 - ）は、千葉県出身の元騎手。

経歴

1967年 3月に中山・久保田彦之厩舎からデビューし、同4日の東京第3競走4歳未勝利・クインサタン（11頭中7着）^[1]で初騎乗を果たすと、4月23日の東京第3競走4歳未勝利・ソウシユンで初勝利を挙げる^[2]。

5月6日の東京では自身初の1日2勝^[3]、11月21日・22日の福島では初の2日連続勝利を1日2勝^[4]で記録するなど、1年目の1967年から2桁勝利の18勝^[5]をマーク。

2年目の1968年には稀代の癖馬として知られるカブトシローに騎乗し、2月は中山ダートのオープンでリユウズキの2着^[6]。3月は中山芝2000mのオープンでヒカルタカイに大差勝ちし^[7]、4月には同条件のオープンを共に単勝1倍台の人気に応えて連勝、6月と9月の東京芝1800mのオープンも連勝するなど、計5勝した^[6]。カブトシロー以外では、スズハヤテでは中山記念で14頭中13番人気ながらニットエイト・スピードシンボリを抑えての2着^[8]に入ると、第2回スプリンターズステークス^[9]で人馬共に重賞初制覇^[10] ^[11]を果たし、京王杯オータムハンデキャップでは10頭中10番人気で2着^[10]に入った。

1968年には2年連続2桁で自己最多の32勝をマークし、3年目の1969年は初の1桁となる8勝に終わったが、1970年から1973年まで4年連続2桁勝利を記録^[5]。

1970年は2年ぶりの2桁となる18勝^[5]を挙げ、北海道3歳ステークスでは野平祐二から乗り替わって2戦目のカツタイコウで3着^[12]に入った。

1972年にはユウシオで函館3歳ステークス2着^[13]、北海道3歳ステークスでは人気に応えて同馬を重賞初勝利^[13]に導くと同時に自身4年ぶりの重賞勝利^[14]をを挙げ、京成杯3歳ステークスではカミノテシオを抑えてマミーブルーの3着^[15]に入った。目黒記念（秋）では9頭中7番人気のモトイチオーで3着^[16]に入り、4年ぶりで最後の30勝台となる31勝^[5]をマーク。

1973年にはアイルランド産牝馬マツフジエースで朝日杯3歳ステークスを9頭中8番人気ながら制したが^[17]、同レースが最後の重賞制覇^[18]をとなり、同年は5勝と5年ぶりの1桁^[5]に終わった。

1975年には2年ぶりの2桁となる15勝^[5]を挙げ、有馬記念でアメリカから帰国初戦のツキサムホマレに騎乗し、13頭中12番人気ながらイシノアラシ・フジノパーシアに次ぐ3着^[19]に突っ込んだ。

1977年からは1桁台に落ち着くが^[5]、同年にはサクラショウリ^[20]、1978年にはビンゴガルー^[21]の新馬戦、元石正昭厩舎に移籍した1979年にはミスカブラヤ^[22]の未出走に騎乗し、ビンゴガルーとミスカブラヤでは勝利^[21] ^[22]している。

1980年には自己最低の1勝^[5]に終わるが、1981年からはフリーに転向。

1983年 7月24日の札幌第9競走短距離ステークスでは皐月賞馬ハワイアンイメージに騎乗し、新潟時代に「ホクエツヒカリ」の名前で東北優駿を制したカネデントーショー^[23] ^[24] ^[25]に3馬身付けて勝利した^[26]。

1984年には1月14日の中山第4競走4歳新馬を9頭中9番人気のハネダテイオーで勝利し単勝万馬券^[27]の波乱を呼び、8年ぶりで自身最後の2桁勝利となる11勝^[5]をマーク。

1986年 7月19日の札幌第3競走4歳以上600万下をイチエイスターで逃げ切ったのが最後の勝利となり、1987年 2月22日の東京第3競走4歳新馬・レインボーブリッジ（15頭中14着）を最後に引退^[28]。

通算成績	1着	2着	3着	4着以下	出走回数	勝率	連対率
平地	227	248	268	2014	2757	.082	.172