坂下昇
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坂下 昇(さかした のぼる、1933年3月9日 - 2003年8月13日[1])は、日本の経済学者。専門は、計量経済学・都市経済学・地域経済学。学位は、経済学博士(東京大学・1965年)[2]。筑波大学名誉教授。東京都出身[1]。
略歴
[編集]学歴
[編集]職歴
[編集]- 1960年:北海道大学経済学部助手
- 1961年:北海道大学経済学部講師
- 1963年:東北大学経済学部助教授
- 1970年:大阪大学社会経済研究所助教授
- 1971年:大阪大学社会経済研究所教授
- 1978年:大阪大学社会経済研究所所長(第6代、1979年まで)[3]
- 1979年:筑波大学社会工学系教授
- 1982年:筑波大学社会工学類長(1983年まで)
- 1985年:筑波大学大学院社会工学研究科長(1989年まで)
- 1992年:筑波大学社会工学系長[3]
- 1996年:筑波大学定年退官、流通経済大学流通情報学部教授
- 2001年:流通経済大学学長(2002年、任期未了のうち退任)
学会活動
[編集]- 応用地域科学研究会(現・応用地域学会)初代会長(1987年12月 - 1990年3月)
著書
[編集]単著
[編集]共著
[編集]- 『地域政策の計画と適用』<地域経済学大系3/江沢譲爾、金子敬生編>(福地崇生、山根敬三、金子敬生、伊藤滋、新谷洋二、恒松制治との共著、勁草書房、1974年)
- 『都市成長分析-都市動態モデル序説-』<経済企画庁経済研究所研究シリーズ>(浅野紀夫、との共著、国立印刷局、1979年)
- 『「東京問題(プロブレム)」の解決策:エコノミストの分析と提言』(目良浩一、宮尾尊弘、との共著、HBJ出版局、1988年)
- 『交通経済学』<応用地域経済学シリーズ(5)>(土井正幸との共著、東洋経済新報社、2002年)
訳書
[編集]- S.ヴァイダ『ゲーム理論と線型計画』(新飯田宏との共訳、紀伊國屋書店、1959年)
- ジョージ.H.ポーツ、ジェローム.L.スタイン『地域経済の成長理論』(中川久成との共訳、勁草書房、1965年)
- H.アームストロング、J.テイラー『地域経済学と地域政策』(計量計画研究所地域経済学研究会訳、坂下監訳、流通経済大学出版会、1998年)
- フィリップ.マッカン『産業立地の経済学:ロジスティクス-費用接近』(流通経済大学出版会、2002年)
脚注
[編集]- ^ a b “坂下昇氏死去 前流通経済大学長”. 共同通信社. 47NEWS. (2003年8月14日) 2013年1月5日閲覧。
- ^ 学位論文『低開発国経済成長のモデル分析』 - 博士論文書誌データベースより。
- ^ a b c 日本経済新聞・朝刊「人物概要―筑波大学教授坂下昇氏(経済教室)」1993年10月25日(p. 21)
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