地底王国
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地底王国 | |
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At the Earth's Core | |
監督 | ケヴィン・コナー |
脚本 | ミルトン・サボツキー |
原作 |
エドガー・ライス・バローズ 『地底の世界ペルシダー』 |
製作 |
ジョン・ダーク ミルトン・サボツキー マックス・J・ローゼンバーグ サミュエル・Z・アーコフ |
製作総指揮 | ハリー・N・ブラム |
出演者 |
ダグ・マクルーア ピーター・カッシング キャロライン・マンロー |
音楽 | マイク・ヴィッカーズ |
撮影 | アラン・ヒューム |
編集 |
ジョン・アイアランド バリー・ピータース |
配給 |
AIP コロンビア ピクチャーズ |
公開 |
1976年7月 1976年8月7日 |
上映時間 | 89分 |
製作国 |
イギリス アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
『地底王国』(ちていおうこく、原題: At the Earth's Core)は、1976年に公開されたイギリス・アメリカのSF映画。
概要
[編集]エドガー・ライス・バローズのSF小説をケヴィン・コナーの監督でアミカス・プロダクションが映画化した三部作の第2作。バローズのSF小説『地底の世界ペルシダー』(1914年)を映画化した[1]。
前作の『恐竜の島』と同じく、主役の実業家デヴィッド役にダグ・マクルーアを起用。ヒロインには均整の取れたプロポーションでファンタジーやホラーで活躍していたキャロライン・マンローが抜擢された。主人公と地底世界に同行するペリー博士役として出演したピーター・カッシングは、アミカスやハマー・フィルム・プロダクションの古典派ホラー映画の看板スターであるが、フランケンシュタイン男爵やヴァン・ヘルシング博士、『スター・ウォーズ』のターキン総督など冷酷かつ冷徹な役柄とは違い、本作では愛嬌溢れる老博士をコミカルに演じている。
特殊効果は『サンダーバード』を手がけたデレク・メディングスの助手を務めたことのあるイアン・ウィングローヴが担当した。アイアン・モール内部のセットや、メーハーを初めとする多数の怪獣デザインは、モーリス・カーター(『1000日のアン』などでアカデミー美術賞にノミネートされたプロダクション・デザイナー)によるものである。
キャスト
[編集]役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
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東京12ch版 | ||
デヴィッド・イネス | ダグ・マクルーア | 石田太郎 |
アブナー・ペリー | ピーター・カッシング | 北村弘一 |
ディア | キャロライン・マンロー | 杉山佳寿子 |
ラー | サイ・グラント | 中田浩二 |
フージャ | ショーン・リンチ | 寺島幹夫 |
ガーク | ゴッドフリー・ジェイムズ | 嶋俊介 |
サゴス首長 | ボビー・パール | |
不明 その他 |
大山高男 山田礼子 青山淑子 岡田直子 稲葉実 | |
演出 | 好川阿津志 | |
翻訳 | 大野隆一 | |
効果 | ||
調整 | ||
制作 | グロービジョン | |
解説 | 倉益琢真 | |
初回放送 | 1979年1月4日 『木曜洋画劇場』 |
スタッフ
[編集]- 製作総指揮 - ハリー・N・ブラム、マックス・J・ローゼンバーグ
- 製作 - ジョン・ダーク、ミルトン・サボツキー
- 監督 - ケヴィン・コナー
- 脚本 - ミルトン・サボツキー
- 原作 - エドガー・ライス・バローズ(『地底の世界ペルシダー』)
- 撮影 - アラン・ヒューム
- 音楽 - マイク・ヴィッカーズ
- 特撮 - イアン・ウィングローヴ
脚注
[編集]- ^ Renzi, Thomas C. (1998). Jules Verne on Film: A Filmography of the Cinematic Adaptations of His Works, 1902 Through 1997. McFarland. ISBN 0786404507