時間に忘れられた国
時間に忘れられた国 The Land Time Forgot | ||
---|---|---|
Cover art for first combined edition of The Land That Time Forgot | ||
著者 | エドガー・ライス・バローズ | |
発行元 | A. C. McClurg | |
ジャンル | Lost World (genre novel | |
国 | アメリカ合衆国 | |
言語 | 英語 | |
ページ数 | 422 | |
次作 | The People That Time Forgot | |
|
シリーズ | Caspak |
---|---|
出版日 | 1924 |
出版形式 | Print (Hardback) |
『時間に忘れられた国』(じかんにわすれられたくに、英: The Land That Time Forgot)は、エドガー・ライス・バローズによるアメリカのSF小説。全3部。太古世界シリーズ、キャスパック・シリーズというシリーズ名でも呼ばれる。
本項では、創元推理文庫版の表記に準ずる。
概要
[編集]本作は第一次世界大戦を背景に、絶海の孤島(架空の島)キャスパック(キャプローナ)を舞台にし、「前人未到の地に、過去の生物が生き延びている」という、いわゆる「ロスト・ワールドもの」に該当するSF冒険小説である(孤島であるのみならず、島の周囲は断崖絶壁で覆われており、第1部では潜水艦U33(Uボート)で地下水脈を通過して島内に進入するしか方法がなかった)。
本作の執筆は、第1部が1917年、第2部は同年から翌年にかけて、第3部は1918年である。『失われた世界』(アーサー・コナン・ドイルのSF小説。1912年)から5年しか経っておらず、第1部はその亜流に等しい。しかしながら、伏線が既に張られており、「進化」に焦点を当てた本作の真価が、第3部で結実する[1]。
シリーズ構成
[編集]以下、原題と連載期間、刊行年、2種類の邦題を示す[2][3][4]。創元推理文庫版は全1巻(『時間に忘れられた国』)、ハヤカワ文庫SFは全3巻。
創元推理文庫版の表紙は、刊行当初は武部本一郎が描いたものが採用されていたが、再版分より映画化された『続・恐竜の島』(1977年)のカラーイラストに置き換わっており、裏表紙も同作の写真(恐竜のもの)が使用されている(1978年4月7日 第13版)。また、1990年代の復刻フェアによって、まったく新しい表紙イラストが採用された。ただし、口絵・挿絵は一貫して武部本一郎による。
ハヤカワ文庫SF版(太古世界シリーズ)は、斎藤和明が3作とも担当している(「E・R・バロウズ作品総目録(H・H・ヘインズの資料による)」[5]では、「キャスパック(太古世界)・シリーズ」と書かれている)。
No. | 単行本原題 (連載時) |
連載 | 刊行 | 邦題 | 日本での刊行 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
早川版 | 創元版章題 | 早川版 | 創元版 | ||||
1 | The Land That Time Forgot (The Land That Time Forgot / Bowen J.Tyler`s Manuscript) |
ブルー・ブック 1918年8月号 |
1924年 マクルーグ (全3部) |
時に忘れられた世界 | ボウエン・タイラーの手記 -時間に忘れられた国- |
1970年12月31日 関口幸男 |
1971年8月20日 厚木淳 |
2 | The People That Time Forgot (The People That Time Forgot / The Adventures of Thomas Billings) |
ブルー・ブック 1918年10月号 |
時に忘れられた人々 | トーマス・ビリングズの冒険 -時間に忘れられた人々- |
1971年2月28日 関口幸男 | ||
3 | Out of Time's Abyss (Out of Time's Abyss / The Tale of Bradley) |
ブルー・ブック 1918年12月号 |
時の深き淵より | ブラッドリーの物語 -時間の深淵より- |
1971年3月31日 関口幸男 |
備考
[編集]本作の単行本は、2種類ある。1924年のマクルーグ版(ハードカバー)は全1巻。1963年のエース・ブックス版(ペーパーバック)は全3巻となっている。デル・レイ・ブックス版もエース・ブックス版に準拠している。
ストーリー
[編集]第1部・第2部は、それぞれの主人公の一人称で語られ、第3部のみ三人称で描写されている。
- 第1部
- 1916年6月3日。第一次世界大戦の最中、アメリカの造船会社の御曹司であり、技師でもあるボウエン・タイラーは、乗船中の船を英仏海峡でドイツのUボート(U33)に撃沈された。救命ボートで脱出したボウエンは、フランス人の女性、リスを拾い上げた後、イギリスの船に救われるが、またしてもU33に襲われる。大胆な船長の機転により、イギリス船員とボウエンはU33を奪取するが、ユニオンジャック(英国旗)を掲げたUボートは信頼されず、同盟国の船舶から攻撃、あるいは忌避されてしまう。
- 針路を転じ、アメリカを目指す一行だったが、裏切りにより羅針盤が狂わされており、南大西洋にある絶海の孤島、キャスパック(キャプローナ)に辿り着く。そこはで恐竜や原始人が跋扈する未開の地、忘れられた場所だった。水や燃料の乏しいU33は、地下水脈を潜航し島の内部に入り込む。アメリカ、フランス、イギリス、ドイツから成る一行は協力し、「恐竜砦」を建設、生存と島からの脱出を試みる。島の内部を探るため、ブラッドリー率いるイギリス人の一隊が探索に乗り出す一方、石油が発見され、精製が試された。精製には成功したものの、ドイツ将校の背信により、U33はドイツ人だけを乗せ、島を去ってしまう。
- リスを現地人に攫われたボウエンは、単身、彼女を取り戻すべく恐竜砦から出立。リスは取り戻したが、孤立した環境での前途は望み薄だった。ボウエンは、6月3日以来の記録を魔法瓶に詰め、公海に投げる。誰かが読むことを期待して。
- 第2部
- ボウエン・タイラーの手記はグリーンランドを経て、父の手に渡ったが、折悪しく彼は死去した。彼の部下であり、ボウエンの親友であるトーマス・ビリングズは遺志を引き継ぎ、トレアドール号に乗った救出隊を出発させる。
- 水上飛行機で発進したものの、翼竜と遭遇し、これを避けようとして機は不時着、二度と飛べない状態になった。単身、徒歩で探索を続けるトーマスの前に、島の人間の怪異な進化(南から北まで)の有様が露になっていく。
- 冒険の末、ボウエンとリスは発見されるが、トムは島の女性アジョールに恋をし、残留を決意をする。
- 第3部
- 第1部の途中でボウエンと別行動を取ったイギリス人航海士、ブラッドリーの物語。オタマジャクシ(池の中)から人間(ガルー)までの進化が明らかになる。
- 有翼人ウィールーが登場。U33や恐竜砦(の残留者)と、トム、アジョールが再登場する。
キャラクター
[編集]- ボウエン・タイラー
- 第1部の主人公。アメリカ人。フル・ネームはボウエン・J・タイラー・ジュニア(ハヤカワ版ではボウエン・J・タイラーJr.の表記もある)。サンタ・モニカにある造船会社の御曹司であり、同社の技師。Uボートも生産し、試運転を行っていた。
- アメリカ野戦衛生隊の一員としてフランスに向かう途中、U33(Uボート)に襲われ、紆余曲折を経てU33を鹵獲し、その艦長に収まる。その経緯で、キャスパックの恐竜砦(ハヤカワ版はフォート・ダイノソア)でも指揮官となった。
- リス・ラ・ルー
- ハヤカワ版ではリズ・ラ・ルー。第1部のヒロイン。フランス人。叔母の都合でドイツ人と婚約させられ、結婚のために船で英仏海峡を渡っていたところを、U33に襲われる。以後、ボウエンと行動を共にし、U33でキャスパックに辿り着く。
- 美貌ゆえに現地人にも狙われ、誘拐されるが、第1部のラストでボウエンと合流し、夫婦となる。ボウエンの記録には「リス・ラ・R・タイラー」と署名した(ハヤカワ版は、リズ・ラ・R・タイラー)。
- ノブス
- タイラーの飼い犬。大型テリヤ(ハヤカワ版ではエアデール犬)。クラウン・プリンス・ノブス(ハヤカワ版ではクラウン・プリンス・ノブラー)。
- キャスパックに同行し、リスのボディガードを兼ねるようになる。しかし、ある日、忽然と姿を消す。リスは「現地人に、故意に殺害された」と思っていた。
- 第2部で、ガルーに飼われた状態で再登場。この時、トーマスと再会したため、ガルーを見限りトーマスに同行する。ガルーに狩猟を躾けられており、銃火器を失ったトーマスの支えとなった。
- トーマス・ビリングズ
- ハヤカワ版ではトーマス・ビリングス。第2部の主人公。アメリカ人で通称はトム。
- ボウエンの会社の秘書をしていた。前身は、タイラー牧場のカウボーイで、彼の資質に目をつけたタイラー・シニアが抜擢した。ボウエンとは兄弟のような関係。
- 捜索隊の乗るトレアドール号(ハヤカワ版はトレアドル号)の指揮を執るが、島を発見した後は単独で行動し、飛行中に遭難した。
- アジョール
- ハヤカワ版ではアジョル。第2部のヒロイン。ガルーのコス・アタ・ロー(胎生女児)。求婚者から逃げている最中、トーマスと遭遇する。好奇心旺盛な性格。
- エース
- トーマスの捕獲した馬。賢くて大人しく、足が速い。名前は第一次世界大戦の撃墜王(エース・パイロット)を意味している。
- ブラッドリー
- 第3部の主人公だが、第1部から登場している。イギリス人。引き船の船員で、拿捕したU33のナンバー2となる(キャスパックでも引き続き同じ地位)。
- 島の内部を捜索中、ウィールーと遭遇。死神を思わせるその姿に、一行が次々に神経を参らせ、2名が死亡した。その後、ウィールーの罠にかかり、オー・オー島へ拉致される。
- コ・タン
- 第3部のヒロイン。ガルーのコス・アタ・ロー。捕虜となってオー・オーで監禁されている時、ブラッドリーと出会う。
- アン・タクという兄がいる(コ・タンと同じ母親から産まれたコス・アタ・ルー)。
- フリードリッヒ・フォン・シェーンフォルツ
- ハヤカワ版ではフリードリッヒ・フォン・ショーンホルツ。ドイツ人将校で男爵、U33の正規の艦長。リスの婚約者。
- 卑怯な性格で、ボウエンらとは反目している。島で石油を採掘・精製した後、U33を奪取し、ドイツ人を率いて島を脱出した。
キャスパック(孤島)の進化
[編集]本作の中核を成す設定。海を隔てた孤島、キャスパック(キャプローナ)は、外界とは異なる、独自の進化を遂げている。
キャスパックの環境
[編集]孤島であるキャスパックは南大西洋にあるが、南極海が近く、付近では氷山が見られる。しかし、外界と隔てている岸壁(島の全周囲を囲み、屹立している)の中は暑い地域がある。これは、「キャスパックが元々は火山であり、マグマの熱によって今なお温められているからである」、と劇中では推測されている。
頭頂部が吹き飛んだ後で山全体(大陸全体)が海中に没し、現在の形になったものと思われ、島は、上から見ると「O」の形をしており、島の内側には大きな内海(湖だが、大きすぎるため、主人公らは「海」と呼んでいる)が存在している。島の南西の地下には河川が走り、外海と繋がっている。内海には島が2つある。
島の気温は、南部ほど暑く、北部へ行くと寒くなる(土地の標高が高くなっていくため)。また、大雑把にいって、南部では中生代(恐竜など)、北部では氷河期以降の生物が多い。南部は暑い上に湿度が高いため、太陽の大きさが3倍に見える。
前述の岸壁に囲まれており、島には大型船が接岸する場所がない。
産卵と進化
[編集]キャスパックの女性は、毎朝、1時間から2時間ほど、池に浸かる習慣を持っている(この池にはオタマジャクシが沢山泳いでいる)[6]。これは、受精卵を排出する意味を持っており、受精卵は池から川を通って内海に達し、あるいは外海に到達する[7]。
受精卵は川へ流れ、内海に出る(池の中でオタマジャクシに成長するものもある)。その過程で、成長と共に進化していき、
という順番で進化していく(ただし、魚類と爬虫類の順番は、逆の可能性がある、とも説明されている[7])。
つまり、キャスパックの池・川・海は、子宮の役割を果たしている。しかし、進化の途中で捕食されるものは数多い。猿からは、さらに人類に進化する[8]。なお、進化は途中で止まる場合もある。
人の進化
[編集]キャスパックの人類は、次の段階を通って進化する。各段階は、それぞれ集落を作っており、南端が最初となり、最も猿に近い。昇格者は、中間地点で準備した後、次の北側の集落へ移動する(島が「O」の形をしているため、南端と北端以外は東西に分かれて分布している)。
順次進化していくため、各集落には子供の姿がない(ガルーを除く)。なお、胎生の男児(コス・アタ・ルー)はウィールーにも生まれるが、胎生の女児(コス・アタ・ロー)はガルーからしか生まれない。
- ホ・ルー - 猿人。集落では一番南に属する。
- アルー - 人間だが、言語を持つ前の段階。外見にも猿人の要素を色濃く残している。
- ボ・ルー - 棒人。道具を有する段階だが、加工はできない。
- スト・ルー - 斧人。道具を加工する段階。
- バンド・ルー - 槍人。武器の距離が長くなり、相手に対して有利に戦える。
- クロ・ルー - 弓人。飛び道具に発展し、自らの危険性を減らす段階。
- ガルー - 縄人(「ガ」とは縄の意味)。昇格の最終段階。武器としてだけでは無く、道具としても便利な物を手にした。胎生が可能になる。また、密集戦法を回避し、隊列を整えるだけの知恵もある。
各部族は、南から北へ行くに従って人口が減る(進化の止まる者がいるため)。この傾向はクロ・ルーまで続くが、ガルーでは逆転する(進化の終点であり、また東西の終点でもあるため)。
なお、ハヤカワ版ではホ・ル、アル、ボ・ル、スト・ル、バンド・ル、クロ・ル、ガル、と、長音符のない名称に訳されている。また、ボ・ルは「棍棒人」と説明されている。
その他の用語で、人間に関するものは、以下のものがある。コス・アタ・ルーとコス・アタ・ローを増やすのが、ガルーの最終段階(目的)である。
- バツ
- 進化の止まった者を指す言葉。
- コス・アタ・ルー
- コスは否定、アタは卵(生命)を示す。ルーは男を意味しており、直訳すると「卵から生まれたのではない男[9]」。つまり、母親から産まれた男の子を指す。ガルー(とウィールー)からしか産まれない。
- コス・アタ・ロー
- 母親から産まれた女の子。ガルーからしか産まれない。そのため、ウィールは常にコス・アタ・ローの女児を狙っている。
- 第2部のヒロイン、アジョールと、第3部のヒロイン、コ・タンはコス・アタ・ローのため、ウィールーに狙われた。
- ジャールー
- 意味はハイエナ。人間に対して使う場合は蔑称となる。
ウィールー
[編集]有翼人。第2部で存在が示されるが、実際に登場するのは第3部のみ。内海のオー・オー島に住む種族。すべて胎生[10]だが、何故か男しか生まれない。そのため、ガルーから略奪婚を行う。飛翔能力は高く、成人男性を抱えても飛べる。
顔には眉毛や睫がない。死人を思わせる表情をしており、鳴き声はバンシーを思わせる。また、単衣の白い装束が経帷子を連想させ、ブラッドリー率いるイギリス人らは不吉の前兆、と受け取った。
争いを好む性格で、過去においても各部族に闘争を仕掛けていた。そのため、各部族から嫌われている。
ガルーと島の覇権を争っている。過去、翼が未発達な時期はガルーからの進化もあったが、翼が発達し、オー・オー島に避難(もしくは追放)されて以後はそのケースは消失した。現在は殺人者の集団と化している。
しかし、精神的な文化は奥が深く、ガルー以上の文化を持っている。宗教があり、太陽(ルア)と熱を司る神(ルアタ)を崇めている。
階級については、衣装で識別できる。最下位は白の単色で、「人知れず行った殺人」が一定数になると、申告し、衣装に黄色の縞が一つ入る。縞は殺人数に従って増え、最終的に黄色一色になる。次は、白地に赤の縞が入った衣装となり、順次、縞が増えると、赤一色になる。最後は白に青の縞で、青一色が最高位となる。最高位の人物は「ルアタの代弁者」と呼ばれ、ウィールーを支配している。
ペルシダー・シリーズへの流用
[編集]本作の構成は、
- 第1部で主人公が異界で孤立し、助けを求める。
- 第2部で救助隊が到着。
- 第3部では、前作(前々作)で消息を絶った人物が主役となる。
というものである。これは、後年にペルシダー・シリーズの第3巻(1929年)~第5巻(1937年)で踏襲された。「救助隊の主要人物が飛行機で単身捜索に乗り出し、翼竜と遭遇して不時着」という点も共通し、第2部(第4巻)・第3部(第5巻)のヒロインが現地人である、という点も同様となっている。
映像化作品
[編集]イギリスのアミカス・プロダクションが1970年代に製作・公開した映画が2作品と、2009年のビデオ作品が存在する。
- 恐竜の島(The Land That Time Forgot)
- 1975年公開。原作は第1部。
- 続・恐竜の島(The People That Time Forgot)
- 1977年公開。原作は第2部。
- 2作ともアレンジが強い(特に2作目)。アミカス・プロダクションは、1976年に『地底王国』(At the Earth's Core)を公開している(ペルシダー・シリーズ第1作の映像化)。
- ランド・オブ・ザ・ロスト
- 2009年、ビデオ作品。監督・主演はC・トーマス・ハウエル[11]。第1部を映像化したもので、かなり変更点があるものの、大筋はなぞっている。逆に、タイムスリップらしき描写がある、原住民が登場せず進化の謎が完全に無視されている、など根本のところ再現されていない。
脚注
[編集]創元版は「エドガー・ライス・バローズ」、ハヤカワ版は「エドガー・ライス・バロウズ」と表記ゆれが存在する。
- ^ エドガー・ライス・バローズ 「訳者あとがき」『時間に忘れられた国』 厚木淳訳、東京創元社〈創元推理文庫SF〉、1971年、434-435頁。
- ^ エドガー・ライス・バローズ 「E・R・バローズの「シリーズ」もの一覧表」『火星の交換頭脳』 厚木淳訳、東京創元社〈創元推理文庫〉、野田宏一郎、1979年、261-262頁。
- ^ リチャード・A・ルポフ 『バルスーム』 厚木淳訳、東京創元社、1982年、262頁。
- ^ エドガー・ライス・バロウズ 「E・R・バロウズ作品総目録(H・H・ヘインズの資料による)」『恐怖のペルシダー』 関口幸男訳、早川書房〈ハヤカワ文庫SF〉、野田昌宏、1971年、291-292頁。
- ^ 『恐怖のペルシダー』 関口幸男訳、早川書房〈ハヤカワ文庫SF〉、野田昌宏、1971年、291-292頁。
- ^ 『時間に忘れられた国』 126頁。
- ^ a b 『時間に忘れられた国』 356頁。
- ^ 『時間に忘れられた国』 357頁。
- ^ 『時間に忘れられた国』 429頁。
- ^ 『時間に忘れられた国』 357-358頁。
- ^ Yahoo!映画『ランド・オブ・ザ・ロスト』