国際連合安全保障理事会決議665
表示
国際連合安全保障理事会
決議665 | |
---|---|
日付: | 1990年8月25日 |
形式: | 安全保障理事会決議 |
会合: | 2,938回 |
コード: | S/RES/665 |
文書: | 英語 |
| |
投票: | 賛成: 13 反対: 0 棄権: 2 |
主な内容: | イラクのクウェート侵攻 |
投票結果: | 採択 |
| |
安全保障理事会(1990年時点) | |
常任理事国 | |
中国 フランス イギリス アメリカ合衆国 ソビエト連邦 | |
非常任理事国 | |
カナダ コートジボワール コロンビア キューバ エチオピア | |
フィンランド マレーシア ルーマニア イエメン ザイール | |
| |
ペルシャ湾 |
国連安全保障理事会決議665(こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかいけつぎ665、英: United Nations Security Council Resolution 665)は、1990年8月25日に国際連合安全保障理事会で採択された決議である。1990年8月2日のクウェート侵攻を受けて、過去の決議660、661、662、664の完全かつ即時の履行を求め、イラクへの禁輸措置を実行するための海上封鎖を承認した。
クウェート侵攻勃発後の1990年8月6日、安保理は、医療品、食料、その他の人道支援に必要な物資を除いて、イラクへの禁輸を実行し、経済制裁を課す決議661を採択した。海上封鎖を承認するにあたり、安保理は、加盟国に対して互いに協力し、軍事参謀委員会とともに決議661を確実に履行するように求め、さらに、国際連合事務総長に対して、状況の進展について報告するように求めた。
決議は、キューバとイエメンが棄権したが、賛成13で採択された。封鎖を法的に実行可能とする国際連合憲章第7章第42条に基づく安保理の権限行使は避けられた[1]。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ United Nations: Department of Political Affairs (1989). Repertoire of the Practice of the Security Council: Supplement 1989–1992. United Nations Publications. p. 587. ISBN 978-92-1-137030-0
外部リンク
[編集]- ウィキソースには、国際連合安全保障理事会決議665の原文があります。
- Text of the Resolution at undocs.org