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国際連合安全保障理事会決議503

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国際連合安全保障理事会
決議503
日付: 1982年4月9日
形式: 安全保障理事会決議
会合: 2351回
コード: S/RES/503
文書: 英語

投票: 賛成: 15 反対: 0 棄権: 0
主な内容: 南アフリカ共和国で死刑判決を受けたアフリカ民族会議のメンバーに対する減刑要請
投票結果: 採択

安全保障理事会(1982年時点)
常任理事国
中華人民共和国の旗 中国
フランスの旗 フランス
イギリスの旗 イギリス
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
非常任理事国
ザイールの旗 ザイール
スペインの旗 スペイン
ガイアナの旗 ガイアナ
アイルランドの旗 アイルランド
ヨルダンの旗 ヨルダン
日本の旗 日本
パナマの旗 パナマ
ポーランドの旗 ポーランド
トーゴの旗 トーゴ
ウガンダの旗 ウガンダ

アパルトヘイト時代の標識 (1989)

国際連合安全保障理事会決議503(こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかいけつぎ503 : United Nations Security Council Resolution 503)は、1982年4月9日国際連合安全保障理事会で採択された決議である。今回の決議は国際連合安全保障理事会決議473英語版を再確認した上で、南アフリカ共和国にある最高裁判所・トランスヴァール州支部でアフリカ民族会議のメンバーであるニンビディ・ジョンソン・ルビジピーター・ツェポ・マシゴ、およびナファタリ・マナナの3名に死刑判決が下されたことを懸念したことによるものである。

決議503は南アフリカの最高裁判所がアフリカ民族会議のメンバーに死刑判決を下したのを確認した上で、南アフリカ共和国に対してメンバーの減刑を要求したものである。なお、国際連合安全保障理事会は国際連合の加盟国に対して、この問題を解決するための影響力を実行するように要請した。

決議503が採択された後、南アフリカ共和国はメンバー全員を死刑から無期懲役に減刑する措置を行った。その後、アパルトヘイトが崩壊したことによりメンバー全員が釈放された[1]

関連項目

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脚注

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  1. ^ Wellens, Karen; T.M.C. Asser Instituut (1990). Resolutions and statements of the United Nations Security Council (1946–1989): a thematic guide. BRILL. p. 171. ISBN 978-0-7923-0796-9 

外部リンク

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