コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

国本陸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国本 陸
基本情報
本名 国本 陸
階級 ミドル級
身長 178cm
リーチ 179cm
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1997-05-22) 1997年5月22日(27歳)
出身地 大阪府大阪市生野区
スタイルボクサーファイター
プロボクシング戦績
総試合数 14
勝ち 13
KO勝ち 7
敗け 1
テンプレートを表示

国本 陸(くにもと りく、1997年5月22日 - )は、日本プロボクサー大阪府大阪市生野区出身[1]。第62代日本ミドル級王者。現WBOアジアパシフィックミドル級王者。六島ボクシングジム所属。

来歴

[編集]

興國高校時代、インターハイに出場したことがある[2]

2018年8月11日のプロデビュー戦は判定勝ち[3]

その後2019年4月5日、後楽園ホールに初登場。日本ミドル級4位の福本祥馬とミドル級8回戦を行い、6回3分9秒KO勝ち[4]。同年のチャンピオンカーニバル最強挑戦者決定戦で出場者が国本のみのため、日本王座への挑戦権を獲得した[5]

2021年5月19日、後楽園ホールで日本ミドル級王者の竹迫司登に挑戦するも、1回2分46秒KO負けを喫し、王座獲得に失敗した[6]

そして2022年4月17日、住吉区民センターで日本ミドル級2位酒井幹生と日本ミドル級王座決定戦を行い、10回3-0(97-93、98-92×2)判定勝ちを収めて日本王座獲得に成功[7]

2022年12月18日、住吉区民センターで同級1位ワチュク・ナァツと日本ミドル級タイトルマッチを行い、10回3-0(96-94、97-93×2)の判定勝ちを収めて日本王座初防衛に成功。

2023年8月5日、住吉区民センターで同級1位酒井幹生と日本ミドル級タイトルマッチを行い、10回3-0(97-93×3)の判定勝ちを収めて二度目の日本王座防衛に成功。

2023年12月17日、住吉区民センターでWBOアジアパシフィックミドル級11位で日本ミドル級5位中田勝浩とWBOアジアパシフィックミドル級王座決定戦を行い、9回1分25秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功、2冠王者となった。本来はメインイベントとして行われる予定だったが、同日に神戸市にて行われたWBOアジアパシフィックのタイトル戦の重複を避けるため前座の4回戦より早い第1試合として行われることとなった。

2024年3月31日、名古屋国際会議場イベントホールでWBOアジアパシフィックおよび日本ミドル級タイトルマッチとして日本同級1位およびWBOアジアパシフィック同級15位の可兒栄樹と対戦し、6回1分53秒TKO勝ちを収めWBOアジアパシフィック王座初防衛と日本王座3度目の防衛に成功した。当初はマッチルーム・ボクシングと3150FIGHTの合同興行として開催予定だったプライズファイターミドル級トーナメント準々決勝および日本同級タイトルマッチとして行われる予定だったが、提携を結んでいた楽天チケットの事業計画見直しで延期された[8]ため、日本王座とWBOアジアパシフィック王座の2冠タイトルマッチに変更された。

2024年7月15日、大和アリーナで延期となったプライズファイターミドル級トーナメント準々決勝として可兒栄樹とノンタイトルで再戦し、5回1分6秒TKO勝ちを収め準決勝へ進出した。

2024年12月15日、住吉スポーツセンターでWBOアジアパシフィックおよび日本ミドル級タイトルマッチとしてWBOアジアパシフィック2位の竹迫司登と対戦して、1回2分39秒TKO勝ちを収めWBOアジアパシフィック王座2度目の防衛と日本王座4度目の防衛に成功して3年ぶりの再戦を制した[9]

戦績

[編集]
  • プロボクシング - 14戦13勝(7KO)1敗
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2018年8月11日 6R 判定3-0 權京郁 大韓民国の旗 韓国 プロデビュー戦
2 2018年9月29日 6R 判定3-0 張華望 中華人民共和国の旗 中国
3 2018年12月24日 1R 1:50 TKO 甲斐斗志広(宮崎ワールド) 日本の旗 日本
4 2019年4月5日 6R 3:09 KO 福本祥馬(角海老宝石 日本の旗 日本 2019年度日本ミドル級最強挑戦者決定戦
5 2021年5月1日 1R 2:46 KO 竹迫司登ワールドスポーツ 日本の旗 日本 日本ミドル級タイトルマッチ
6 2021年12月19日 6R 判定3-0 京原和輝(久留米櫛間&別府優樹) 日本の旗 日本
7 2022年4月17日 10R 判定3-0 酒井幹生(角海老宝石) 日本の旗 日本 日本ミドル級王座決定戦
8 2022年12月18日 10R 判定3-0 ワチュク・ナァツ(マーベラス) 日本の旗 日本 日本王座防衛1
9 2023年4月16日 3R 1:59 TKO キム・ドハ 大韓民国の旗 韓国
10 2023年8月5日 10R 判定3-0 酒井幹生(角海老宝石) 日本の旗 日本 日本王座防衛2
11 2023年12月17日 9R 1:25 TKO 中田勝浩(井岡弘樹) 日本の旗 日本 WBOアジアパシフィックミドル級王座決定戦
12 2024年3月31日 6R 1:53 TKO 可兒栄樹(T&T) 日本の旗 日本 WBOアジア太平洋防衛1・日本王座防衛3
13 2024年7月15日 5R 1:06 TKO 可兒栄樹(T&T) 日本の旗 日本 プライズファイターミドル級トーナメント準々決勝
14 2024年12月15日 1R 2:39 TKO 竹迫司登(ワールドスポーツ) 日本の旗 日本 WBOアジア太平洋防衛2・日本王座防衛4
テンプレート

獲得タイトル

[編集]
  • 2019年度日本ミドル級最強挑戦者
  • 第62代日本ミドル級王座(防衛4)
  • WBOアジアパシフィックミドル級王座(防衛2)

脚注

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
空位
前タイトル保持者
竹迫司登
第62代日本ミドル級王者

2022年4月17日 - 現在

次王者
N/A
空位
前タイトル保持者
能嶋宏弥
WBOアジア太平洋ミドル級王者

2023年12月17日 - 現在

次王者
N/A