ミス・マープルシリーズ (日本テレビのドラマ)
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(嘘をつく死体から転送)
ミス・マープルシリーズ | |
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ジャンル | テレビドラマ |
原作 | アガサ・クリスティ |
脚本 |
ジェームス三木 寺田敏雄 渡辺雄介 山崎愛里幸 |
演出 |
猪股隆一 楠田泰之 |
出演者 | 岸惠子 |
製作 | |
プロデューサー |
佐藤敦(日本テレビ) 大野哲哉(日本テレビ) 大森美孝(日本テレビエンタープライズ) |
制作 | 日本テレビ |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
第1作 (DRAMA COMPLEX) | |
オープニング | テーマ曲・主題歌を参照 |
エンディング | テーマ曲・主題歌を参照 |
放送期間 | 2006年4月11日 |
放送時間 | 火曜 21:00 - 22:54 |
放送枠 | DRAMA COMPLEX |
放送分 | 114分 |
回数 | 1 |
DRAMA COMPLEX | |
第2作 - 第3作 (火曜ドラマゴールド) | |
エンディング | エンディングテーマを参照 |
放送期間 | 2007年1月9日 - 2007年3月6日 |
放送時間 | 火曜 21:00 - 22:54 |
放送枠 | 火曜ドラマゴールド |
放送分 | 114分 |
回数 | 2 |
火曜ドラマゴールド |
『ミス・マープルシリーズ』(日本テレビのドラマ)は、2006年から2007年まで日本テレビ系で放送されたアガサ・クリスティのミス・マープルシリーズを原作としたテレビドラマについて解説する。全3回。主演は岸惠子。
放送枠は「DRAMA COMPLEX」(第1作)、「火曜ドラマゴールド」(第2作・第3作)。
主人公のミス・マープルは推理マニアの女性・馬淵淳子に置き換えられてある。
ストーリー展開としては、淳子(ルリ子、あるいは両方)が遭遇した事件に淳子が興味を持ち、ルリ子を潜入捜査させる、というもの。
キャスト
[編集]レギュラー
[編集]- 馬淵淳子
- 演 - 岸惠子
- 推理マニアの女性。
- 漆原ルリ子
- 演 - はしのえみ
- 東京大学数学科卒業という異色の経歴を持つハウスキーパー。淳子の下で働いた経験があり、淳子から潜入捜査のアルバイトを持ちかけられる。
- 堂本信吾
- 演 - 永井大
- 静岡県警捜査一課長。階級は警視。淳子とは旧知の仲で、淳子には協力的。エピソードが進むにつれて、ルリ子を意識するようになる。
- 紺野
- 演 - 小林隆
- 静岡県警富士中央警察署刑事課長。階級は警部。
- 島倉
- 演 - 正名僕蔵
- 静岡県警富士中央警察署刑事課員。
ゲスト
[編集]- 第1作「嘘をつく死体」(2006年)
-
- 倉林恵美(輝隆の秘書で長女) - 広田レオナ
- 倉林清二(輝隆の次男・画家) - 中村育二
- 倉林礼三(輝隆の三男・ブローカー) - 宅間孝行[1]
- 東山光彦(輝隆の次女の婿) - 大久保博元
- キダ(倉林家の通いのお手伝い) - 鷲尾真知子
- 稲葉謙二郎(輝隆の主治医) - 野々村真
- 神保貞夫(顧問弁護士) - 中丸新将
- 倉林輝隆(大邸宅の当主・会社社長) - 竜雷太(特別出演)
- 東山マコト(光彦の息子・小学生) - 尾関優哉
- 殺される女 - 平田洸帆
- 輝隆の妻(故人) - 養父洋美
- 倉林英一(輝隆の長男・故人) - 飛鳥幸一
- 倉林久美人子(故人) - 佐藤まゆみ
- 牧えりか(馬淵淳子の親友) - 木の実ナナ
- 看護師 - 田口かるた[2]
- ウェイター - 永井慎一[3]
- 第2作「大女優殺人事件」(2007年)
- 第3作「予告殺人」(2007年)
スタッフ
[編集]- 原作 - アガサ・クリスティー
- 脚本 - ジェームス三木、寺田敏雄、渡辺雄介、山崎愛里幸
- 演出 - 猪股隆一、楠田泰之
- プロデューサー - 佐藤敦(日本テレビ)、大野哲哉(日本テレビ)、大森美孝(日本テレビエンタープライズ)
- 制作 - 日本テレビ
放送日程
[編集]話数 | 放送日 | タイトル | 原作 | 脚本 | 演出 |
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1 | 2006年4月11日 | 嘘をつく死体 | 「パディントン発4時50分」(ハヤカワ文庫) | ジェームス三木 | 猪股隆一 |
2 | 2007年1月 | 9日大女優殺人事件 | 「鏡は横にひび割れて」(ハヤカワ文庫) | 寺田敏雄 | 楠田泰之 |
3 | 2007年3月 | 6日予告殺人 | 「予告殺人」(ハヤカワ文庫) | 渡辺雄介 山崎愛里幸 |
備考
[編集]ドラマ・コンプレックスは「いくつになっても輝いている女性を主人公にした作品」をコンセプトに作られ、本作もそうした路線の作品であった[9]。岸惠子は他にもクリスティ関連作品に出演しており、しばらくの間「一定世代以上の人にとって、クリスティ的な世界観に最もよく似合う日本の女優[10]」と見なされていた。
『パディントン発4時50分』の日本での実写映像化はこれが初めてであった。
脚注
[編集]- ^ ドラマ - テイクオフ(アーカイブ)
- ^ プロフィール - オフィス オーパ(アーカイブ)
- ^ a b プロフィール - 宝井プロジェクト(アーカイブ)
- ^ 公式サイトでは、草刈正雄は特別出演扱いになっているが、エンドクレジットにはその扱いはない。
- ^ フィルモグラフィ - 仁支川峰子 公式サイト(アーカイブ)
- ^ プロフィール - パワーピット(アーカイブ)
- ^ ドラマ - アンフィニー(アーカイブ)
- ^ プロフィール - サンミュージック・アカデミー東京校(アーカイブ)
- ^ 「放送人:「火サス」後の仕掛け人・佐藤敦さん」『毎日新聞』2006年3月13日、東京朝刊、8頁。
- ^ “アガサ・クリスティー作品で仲間由紀恵はどこまであの大女優に迫れるか?”. アサジョ (2017年2月1日). 2024年7月29日閲覧。