トミーとタペンス -2人で探偵を-
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トミーとタペンス -2人で探偵を- Partners in Crime | |
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ジャンル | 推理ドラマ |
原作 |
アガサ・クリスティ 『秘密機関』『NかMか』 |
脚本 |
ジニー・ハリス (1-3) クレア・ウィルソン (4-6) |
監督 | エドワード・ホール |
出演者 |
デヴィッド・ウォリアムス ジェシカ・レイン ジェームズ・フリート |
オープニング | ティム・フィリップス |
製作 | |
プロデューサー | ジョージ・ロウ |
制作 | 英国放送協会 |
放送 | |
放送国・地域 | イギリス |
放送期間 | 2015年7月26日 - 8月30日 |
回数 | 6 |
BBC One - Partners in Crime |
『アガサ・クリスティー トミーとタペンス -2人で探偵を-』(トミーとタペンス ふたりでたんていを、原題:Partners in Crime)は、2015年7月26日からBBC Oneで放送されているイギリスのテレビドラマ[1]。
概要
[編集]アガサ・クリスティのトミーとタペンスシリーズより『秘密機関』及び『NかMか』の長編2編を3話ずつ、計6話に構成されている。脚本は、『秘密機関』をジニー・ハリス、『NかMか』をクレア・ウィルソンが務めている[2][3]。
日本では、2015年10月18日から12月6日までNHK総合日曜23:00の枠で放送された[4]。
キャスト
[編集]メインキャスト
[編集]- トーマス(トミー)・ベレスフォード
- 演 - デヴィッド・ウォリアムス[5]、吹替 - 大塚明夫
- プルーデンス(タペンス)・ベレスフォード
- ジェシカ・レイン[6]、吹替 - 世戸さおり
- アンソニー・カーター
- 演 - ジェームズ・フリート[7]、吹替 - 浦山迅
- アルバート・ペンバートン
- 演 - マシュー・スティア[8]、吹替 - 佐久田脩
- ジョージ・ベレスフォード
- 演 - マイルズ・ラフリー[9]
ゲスト出演者
[編集]- 『秘密機関』
- Julius Hersheimmer
- 演 - クラーク・ピータース、吹替 - 金尾哲夫 (1-3)
- Rita Vandemeyer
- 演 - アリス・クリーグ、吹替 - 定岡小百合 (1-2)
- Lucky
- 演 - ポール・ブレナン、吹替 - 金尾哲夫 (1-3)
- ウィティントン
- 演 - ジョニー・フィリップス、吹替 - 牛山茂 (1-3)
- James Peel
- 演 - アンドリュー・ハヴィル (1-3)
- ジェーン・フィン
- 演 - カミラ・マリー・ビープット、吹替 - 有賀由樹子 (1-3)
- Annette
- 演 - マデリーン・アピア (1-3)
- 『NかMか』
- Carl Denim
- 演 - エドワード・スペリーアス、吹替 - 小林親弘 (4-6)
- Commander Haydock
- 演 - ロイ・マースデン (4-6)
- Major Khan
- 演 - アリー・カーン (4-5)
- Gilbert Worthing
- 演 - ダニー・リー・ウィンター (4-6)
- Mrs Sprot
- 演 - クリスティーナ・コール (4-6)
- Sheila Perenna
- 演 - イーファ・マクマホン (4-6)
- Veronika Urbanowicz
- 演 - ピナー・オガン (4-6)
- Frederick Minton
- 演 - ロバート・ハンズ (4-6)
- Elizabeth Minton
- 演 - アイシー・ヴァン・ランドウィック (4-6)
- Harrison
- 演 - タム・ウィリアムズ (4-6)
- Blonde Assassin
- 演 - ハンナ・ワディンガム (4-6)
製作
[編集]アガサ・クリスティ生誕125周年記念番組の制作をBBCがベン・スティーヴンソンとシャーロット・ムーアに依頼[10]。製作はエンダー・プロダクションとアガサ・クリスティ・プロダクションの共同制作となった[11]。
デヴィド・ウォリアムスはアガサ・クリスティ・グループのヒラリー・ストロングと共に、トミーとタペンスシリーズのリメイクをエンダー・プロダクションのヒラリー・ビヴァン・ジョーンズとトム・ナッシュに提案した。死体のそばであれこれ言い合う素人夫婦探偵というキャラクターをウォリアムスが気に入ったのだ。
トミーとタペンスは、クリスティが1922年から1973年まで書き継いだシリーズで、第1作『秘密機関』の終盤で結婚した2人は最終作『運命の裏木戸』では老境となり孫もいる。ドラマ版では時代設定を冷戦中の1950年代とすることが決まり、『秘密機関』と『NかMか』が3時間ずつのエピソードとしてドラマ化されることが決定した。
デヴィッド・ウォリアムスが中心となり、エグゼクティブ・プロデューサーを務めるとともに、ウィットとユーモアに富んだ主人公トミーを演じることとなった。タペンス役には、演技力とユーモアの両方を兼ね備えたジェシカ・レインが選ばれた。
1950年代のイングランドを再現すべく、グレーター・ロンドン、エセックス、バッキンガムシャー、サリー、オックスフォードシャー、ケント、ハートフォードシャー、ノーフォークなどで撮影が行われた。鉄道のシーンには、ディドコット・レールウェイ・センター、ノース・ノーフォーク・レールウェイ、シェリンガムが使用された。ノーフォークのクローマーには、海岸沿いや埠頭、街中の多くの建物やストリートが当時の様相を残しているため選ばれた。エングルフィールド・ハウスやテムズ川のそばの廃墟や荒れ地も使用された[12]。
批評
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関連項目
[編集]- おしどり探偵 - 1983年-1984年に放送された、同じくトミーとタペンスシリーズを原作とするテレビドラマ。
出典
[編集]- ^ Neil Smith (2015年6月29日). “David Walliams on playing 'damsel in distress' in Agatha Christie Drama”. BBCニュース. 2015年8月7日閲覧。
- ^ Ben Dowell (2014年2月28日). “David Walliams heralds new era for BBC as the new home of Agatha Christie adaptations”. Radio Times 2014年4月3日閲覧。
- ^ Leo Barraclough (2014年2月28日). “BBC Plots Agatha Christie Adaptations for Writer's 125th Anniversary”. Variety 2014年4月3日閲覧。
- ^ “『トミーとタペンス―2人で探偵を―』アガサ・クリスティー原作の最新ドラマ放送!”. 海外ドラマ・スタッフブログ. NHKブログ (2015年8月21日). 2015年8月29日閲覧。
- ^ “Tommy Beresford”. BBC. 2015年8月7日閲覧。
- ^ “Tuppence Beresford”. BBC. 2015年8月7日閲覧。
- ^ “Major Carter”. BBC. 2015年8月7日閲覧。
- ^ “Albert Pemberton”. BBC. 2015年8月7日閲覧。
- ^ Honor Collie. “A J management”. 2015年7月20日閲覧。
- ^ “BBC One to become new home of Agatha Christie in UK”. BBC. (2014年2月28日) 2014年4月3日閲覧。
- ^ Press Release (2015年6月30日). “Partners in Crime”. Endor, Agatha Christie Productions, BBC 2015年7月26日閲覧。
- ^ “The Secret Adversary - Locations”. BBC. 2015年8月7日閲覧。
外部リンク
[編集]- アガサ・クリスティー トミーとタペンス ―2人で探偵を― - NHK - ウェイバックマシン(2015年8月21日アーカイブ分)
- アガサ・クリスティ トミーとタペンス -2人で探偵を - NHK放送史
- アガサ・クリスティー トミーとタペンス -2人で探偵を- - allcinema
- Agatha Christie's Partners in Crime - IMDb
NHK総合 日曜23時台枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
トミーとタペンス -2人で探偵を-
<全6回> (2015.10.18 - 12.6) |