和田島町
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和田島町 | |
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和田島町の位置 | |
北緯33度59分59秒 東経134度38分18秒 / 北緯33.99972度 東経134.63833度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 徳島県 |
市町村 | 小松島市 |
地区 | 坂野地区 |
人口 | |
• 合計 | 3,450人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 | |
市外局番 | 0885[4] |
ナンバープレート | 徳島 |
和田島町(わだじまちょう)は徳島県小松島市の町名。郵便番号は773-0025。字松田新田のみ773-0031。
地理
[編集]小松島市の東側、那賀川の北側に位置しており、半島状の砂嘴の地形をしており、南側以外の方角を海に囲まれている。地元では「和田」と呼称される。全体的に平坦で標高0mの土地が大部分である。[5]
砂嘴を形成した土砂は主に南の那賀川から供給される漂砂と考えられている。近世以降において、那賀川河口の中島港防波堤築造や上流の長安口ダム建設に伴う土砂供給量の減少により汀線が後退した箇所もあれば、和田の鼻のように前進した箇所もある。[6]
和田島ちりめんと呼ばれるちりめん、ワカメの産地である長閑な漁村であり、天気の良い日は日峯山または徳島市沖洲地区の港町、大鳴門橋、淡路島が見える絶景の場所であったが、現在は開発が進んでおり、海上自衛隊小松島航空基地が完成後は航空隊員の移動が激しい。[5]
また、小学校の近くには新興住宅地があり、住民が多く、小学校の児童数も多い。人口は1995年前後には増加傾向であったが、最近は減少してきている。
河川
[編集]小字
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浜田
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西林
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外開
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明神東
歴史
[編集]町村制施行前
[編集]町村制施行後
[編集]- 1956年(昭和31年)9月30日 - 小松島市に編入され、小松島市大字和田島になる。[7]
- 1957年(昭和31年)2月1日から市内の大字名を全て廃止して、廃止された大字名に町名を表示させ、大字和田島から和田島町に変更される。[8]
字域の変遷
[編集]実施前 | 実施年 | 実施後 |
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那賀郡坂野町大字和田島 | 1956年9月30日 | 小松島市大字和田島 |
小松島市大字和田島 | 1957年2月1日 | 小松島市和田島町 |
世帯数と人口
[編集]2022年(令和4年)7月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
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和田島町 | 1,603世帯 | 3,450人 |
小・中学校の校区
[編集]町名[9] | 範囲[9] | 小学校[9] | 中学校[9] |
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和田島町 | 松田新田(和田津川排水路以南) | 小松島市立坂野小学校 | 小松島市立小松島南中学校 |
上記以外 | 小松島市立和田島小学校 |
施設
[編集]-
海上自衛隊小松島航空基地
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大手海岸
交通
[編集]公共機関のインフラ設備が貧弱でバスが1日に10便ほどしかなく、自動車が主な交通手段であり、モータリゼーション化が進んでいる。
鉄道
[編集]道路
[編集]バス
[編集]- 刈屋東
- 和田島
出身者
[編集]参考文献
[編集]- 『徳島県の地名』(初版第1刷)平凡社、2002年3月。ISBN 4582910459。
- 『角川日本地名大辞典』(初版第1刷)角川書店、1986年。ISBN 4040013603。
- 阿波学会 編『阿波学会紀要』 第64号、徳島県立図書館、2023年3月1日。ISSN 1340-6523。
脚注
[編集]- ^ a b “市の人口”. 小松島市 (2021年7月31日). 2022年8月19日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2022年8月19日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2022年8月19日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2022年8月19日閲覧。
- ^ a b c d 角川 p800
- ^ 阿波学会 2023, pp. 151–159.
- ^ “市制施行前設定せられたる諸条例等適用の件”. 小松島市例規集. 2012年12月8日閲覧。
- ^ “字の名称変更について”. 小松島市例規集. 2012年12月8日閲覧。
- ^ a b c d “小松島市小学校及び中学校の児童及び生徒の就学に関する学区制についての規則”. 小松島市. 2024年2月5日閲覧。