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和気中継局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
和気中継局
局名 和気中継局
送信波 地上デジタルテレビジョン放送
地上アナログテレビジョン放送
FMラジオ放送
偏波面 水平偏波
送信放送局 NHK岡山放送局(テレビ・FM)
RSK山陽放送(テレビ)
OHK岡山放送
TSCテレビせとうち
RNC西日本放送(テレビ)
KSB瀬戸内海放送
空中線電力 アナログUHF:10W、VHF:3W
デジタル・FM:1W
受信元 金甲山送信所
指向性 OHKアナログはあり
その他は全局無指向性
放送区域 岡山県和気郡和気町備前市及び赤磐市の各一部
受信世帯 約4,200世帯
開局 1967年11月23日
設置場所 岡山県和気郡和気町和気字住吉
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和気中継局(わけちゅうけいきょく)は岡山県和気郡和気町中心部の城山にあるテレビジョン放送FMラジオ放送の重要中継局及び小規模中継局である。

放送区域

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地上デジタル放送におけるこの中継局の電波法に定める放送区域(1mV/m)は岡山県和気郡和気町備前市及び赤磐市の各一部、約4,200世帯である[1]。具体的には赤磐市の岡山市境付近から和気町中心部を経由し備前市吉永町中心部へ至る岡山県道・兵庫県道96号岡山赤穂線沿い、和気町大中山温泉から同町中心部を経由し同町田原上地区へ至る国道374号沿いを十字に結ぶいずれも平地部に当たる。

歴史

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アナアナ変換

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この中継局もデジタル放送開始にあわせて全国的に行われた現行アナログチャンネルの移行、いわゆる「アナアナ変換」の対象となり、2006年(平成18年)4月3日[2]より対策を開始、2006年(平成18年)7月18日[3]には旧チャンネルを停波し新チャンネルに移行した。対象となったアナログチャンネルはOHK岡山放送(45ch→43ch)、対策世帯は5,500世帯。

停波した旧アナログチャンネル45chはNHK岡山教育デジタルテレビのチャンネルとして岡山本局やその周辺サテライト局(備前中継局山陽中継局など)で使用されている。

地上デジタル放送

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この中継局のデジタル化は大規模局や先行小規模局各局のデジタル化が一段落した2008年(平成20年)度中に行われた。なお本放送開始は蒜山中継局児島中継局及び北房中継局と同日である。

2008年(平成20年)11月1日中国総合通信局より予備免許交付[4]、年明けの2009年(平成21年)1月上旬より順次試験放送を開始し、同月30日[5]に本放送を開始した。

施設

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中継局は和気町中心部に位置する標高172.8mの城山山頂に存在する。

地上デジタルテレビジョン放送送信設備

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リモコンキーID 放送局名 物理チャンネル 空中線電力 ERP 放送対象地域 放送区域内世帯数
1 NHK岡山総合テレビ 32ch 1W 1.7W 岡山県 約4,200世帯
2 NHK岡山教育テレビ 13ch 全国
4 RNC西日本放送 15ch 1.8W 岡山県・香川県
5 KSB瀬戸内海放送 17ch 1.75W
6 RSK山陽放送 19ch
7 TSCテレビせとうち 14ch
8 OHK岡山放送 16ch 1.8W
※全局局名は和気局
※中継局であるためコールサインは無い

地上アナログテレビジョン放送送信設備

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チャンネル 放送局名 空中線電力 ERP 放送対象地域 放送区域内世帯数
1- NHK岡山総合テレビ 映像3W/
音声750mW
映像2.9W/音声720mW 岡山県 -
7 NHK岡山教育テレビ 映像2.7W/音声670mW 全国
12- RSK山陽放送 映像2.7W/音声680mW 岡山県・香川県
43 OHK岡山放送 映像10W/
音声2.5kW
映像23W/音声5.9W -
47 RNC西日本放送 映像19.5W/音声4.9W
49 KSB瀬戸内海放送
51- TSCテレビせとうち
※全局局名は和気局
※43chは指向性あり、その他は全局無指向性
※ 中継局であるためコールサインは無い
※1ch、12ch、51chはオフセット-10kHz局

FMラジオ放送送信設備

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周波数(MHz) 放送局 空中線電力 ERP 放送対象地域 放送区域内世帯数
82.0 NHK岡山FM放送 1W 1W 岡山県 -
※局名は和気局

脚注

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関連項目

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外部リンク

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FMラジオ放送