紀ノ川駅
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(和歌山北口駅から転送)
紀ノ川駅 | |
---|---|
駅舎 | |
きのかわ KINOKAWA | |
所在地 | 和歌山県和歌山市市小路162番地3 |
駅番号 | NK 44 |
所属事業者 | 南海電気鉄道 |
電報略号 | キノ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[南海 1]2,437人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1898年(明治31年)10月22日* |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■南海本線 |
キロ程 | 61.6 km(難波起点) |
◄NK43 和歌山大学前 (3.6 km) (2.6 km) 和歌山市 NK45► | |
所属路線 | ■加太線 |
キロ程 |
0.0km(紀ノ川起点) 和歌山市から2.6 km |
◄NK45 (**和歌山市) (2.6 km) (2.6 km) 東松江 NK44-1► | |
紀ノ川駅(きのかわえき)は、和歌山県和歌山市にある、南海電気鉄道の駅。駅番号はNK44。
利用可能な鉄道路線
[編集]加太線は線路名称上の始発駅であるが、運転系統上は隣の和歌山市駅が起点となっている。
日中の当駅 - 和歌山市駅間は本線普通車に加え、加太線列車も走行するため、上下線とも毎時6本(本線普通車4本・加太線普通車2本)設定されている。
歴史
[編集]年表
[編集]- 1898年(明治31年)10月22日:南海鉄道の尾崎 - 和歌山北口間延伸時に、当駅の前身たる和歌山北口駅が開業。
- 1903年(明治36年)3月21日:紀ノ川橋梁開通により南海鉄道が和歌山市駅まで延伸。同時に和歌山北口駅が廃止され、代わって現在の紀ノ川駅が開業。
- 1944年(昭和19年)
- 1947年(昭和22年)6月1日:路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
- 1950年(昭和25年)7月25日:松江線の旅客営業が開始され、加太線の列車が乗り入れるようになる。
- 2012年(平成24年)4月1日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始[1][2]。
鉄道唱歌
[編集]鉄道唱歌第5集(関西・参宮・南海篇)(1900年(明治33年)作詞)55番の歌詞にて、南海本線の和歌山側ターミナルとして和歌山北口駅が登場する[3]。
北口いでて走りゆく 南海線の道すがら 窓に親しむ朝風の 深日はこゝよ夢のまに
駅構造
[編集]相対式2面2線のホームを持つ地上駅。南海本線と加太線は、ホームの難波駅寄りで平面分岐している。
1番ホーム側に駅舎と改札、車椅子対応トイレがある。2つのホームは跨線橋で結ばれているが、エレベーターが無く1番ホームのみバリアフリーになっている。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先[4] |
---|---|---|---|
1 | 南海線 | 下り | 和歌山市行き |
加太線 | 上り | ||
2 | 南海線 | 上り | なんば・関西空港方面 |
加太線 | 下り | 加太方面 |
南海本線と加太線は進行方向毎にホームを共有している。
← 南海本線 難波方面 |
→ 南海本線 和歌山市方面 |
|
↓ 加太線 加太方面 |
||
凡例 出典:鉄道ピクトリアル 2008年8月臨時増刊「南海電気鉄道」 |
利用状況
[編集]2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員は2,437人で、南海の駅(100駅)では63位である[南海 1]。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
順位 | 出典 |
---|---|---|---|
2000年(平成12年) | 3,478 | [県統計 1] | |
2001年(平成13年) | 3,304 | [県統計 1] | |
2002年(平成14年) | 3,199 | [県統計 1] | |
2003年(平成15年) | 2,857 | [県統計 1] | |
2004年(平成16年) | 2,639 | [県統計 1] | |
2005年(平成17年) | 2,557 | [県統計 1] | |
2006年(平成18年) | 2,480 | [県統計 1] | |
2007年(平成19年) | 2,423 | [県統計 1] | |
2008年(平成20年) | 2,393 | [県統計 1] | |
2009年(平成21年) | 2,391 | [県統計 1] | |
2010年(平成22年) | 2,401 | [県統計 1] | |
2011年(平成23年) | 2,413 | [県統計 1] | |
2012年(平成24年) | 2,471 | 65位 | [県統計 1] |
2013年(平成25年) | 2,586 | 64位 | [県統計 1] |
2014年(平成26年) | 2,953 | 63位 | [県統計 1] |
2015年(平成27年) | 2,968 | 64位 | [県統計 2] |
2016年(平成28年) | 2,916 | 63位 | [県統計 3] |
2017年(平成29年) | 2,829 | 63位 | [県統計 4] |
2018年(平成30年) | 2,823 | 63位 | [南海 2] |
2019年(令和元年) | 2,786 | 63位 | [県統計 5] |
2020年(令和 | 2年)2,272 | 63位 | [県統計 6] |
2021年(令和 | 3年)2,259 | 63位 | [南海 1] |
2022年(令和 | 4年)2,427 | 63位 | [南海 1] |
駅周辺
[編集]周囲は住宅が多い。なお、当駅から東へ3kmほど行くと阪和線(JR西日本)の六十谷駅がある。
- 和歌山県立和歌山北高等学校 - 駅東方
- 和歌山市立河北コミュニティセンター
- 紀ノ川駅前郵便局
- 紀陽銀行紀の川支店
- テレビ和歌山
- 紀の川タクシー
- マジオドライバーズスクール和歌山校
- 和歌山県道152号紀ノ川停車場線
バス路線
[編集]和歌山県道152号線に「紀の川駅前」停留所があり、下記の路線が発着する。
- 六十谷線(83系統・84系統)
- 南海和歌山市駅行、川永団地行
隣の駅
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “南海 駅ナンバリング 導入”. 鉄道コム (2012年2月27日). 2023年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
- ^ “南海電鉄全駅に「駅ナンバリング」を導入します”. 南海電鉄. 2021年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
- ^ 大和田建樹『鉄道唱歌/關西・參宮・南海篇』。ウィキソースより閲覧。 2024年7月28日閲覧.
- ^ “紀ノ川駅 立体構内図”. 南海電気鉄道. 2023年6月11日閲覧。
- 南海電鉄の一日平均利用客数
- ^ a b c d 南海電気鉄道株式会社 (2023年8月). “2023 HAND BOOK NANKAI”. p. 68. 2024年1月21日閲覧。
- ^ 南海電気鉄道株式会社 (2019年7月). “2019 HAND BOOK NANKAI”. p. 74. 2020年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月21日閲覧。
- 和歌山県公共交通機関等資料集
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o “平成26年度和歌山県公共交通機関等資料集” (PDF). 和歌山県企画部地域振興局総合交通政策課. 2016年8月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月18日閲覧。
- ^ “平成27年度和歌山県公共交通機関等資料集” (PDF). 和歌山県企画部地域振興局総合交通政策課. 2016年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年8月7日閲覧。
- ^ “平成28年度和歌山県公共交通機関等資料集” (PDF). 和歌山県企画部地域振興局総合交通政策課. 2018年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月10日閲覧。
- ^ “平成29年度和歌山県公共交通機関等資料集” (PDF). 和歌山県企画部地域振興局総合交通政策課. 2020年10月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月10日閲覧。
- ^ “令和元年度和歌山県公共交通機関等資料集” (PDF). 和歌山県企画部地域振興局総合交通政策課. 2021年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月18日閲覧。
- ^ “令和2年度和歌山県公共交通機関等資料集” (PDF). 和歌山県企画部地域振興局総合交通政策課. 2023年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月31日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 紀ノ川駅 - 南海電気鉄道