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名神湾岸連絡線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
都市高速道路
名神湾岸連絡線
路線延長 2.7 km[1]
起点 西宮市今津水波町[2]
終点 西宮市西宮浜2丁目[2]
接続する
主な道路
記法
名神高速道路[2]
阪神高速3号神戸線[2]
阪神高速5号湾岸線[2]
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

名神湾岸連絡線(めいしんわんがんれんらくせん)は、名神高速道路西宮IC/JCTから阪神高速道路5号湾岸線西宮浜出入口/JCTに至る地域高規格道路である。全線が兵庫県西宮市内を通る計画であり、国土交通省により「一般国道43号 名神湾岸連絡線」として2021年度より事業中である。

概要

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国土交通省は2012年度予算で路線の必要性や整備の緊急性などを探る調査を進めることを発表した[3]。さらに2013年7月、太田昭宏国交相が「渋滞緩和や物流の効率化のためにも重要な道路」との認識を示し[4]、8月には計画段階評価を行った[5]

2018年3月6日に開かれた「平成29年度 第1回兵庫県幹線道路協議会」において、片側1車線の高架構造とすること、5号湾岸線とは西宮浜出入口付近で両方向と接続すること、西宮浜で名神湾岸連絡線側にも出入口を設けること、西宮ICで3号神戸線大阪方向とも接続することが示された[6]。2018年度から都市計画環境影響評価の手続きに入る[7]

2021年度に事業化された[8]。延長は2.7 kmで、2車線、設計速度60 km/hで整備される[1]。全体事業費は約1,050億円、計画交通量は約17,000台/日を見込んでいる[1]

2024年度に有料道路事業を導入し、公共事業との合併施行方式となることが決まった。有料事業者は西宮JCT付近を西日本高速道路が担当し、残りが阪神高速道路が担当する[9]

接続する高速道路

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  • E1 名神高速道路(西宮JCTで接続[2]
  • 阪神高速3号神戸線(西宮JCTで接続[2]
  • 阪神高速5号湾岸線(西宮浜JCTで接続[2]

出入口など

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  • 全区間西宮市に所在[2]
  • 出入口番号欄の背景色がである部分については道路が供用済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色がである部分は施設が供用されていない、または完成していないことを示す。未開通区間の名称は仮称。
出入口番号 施設名 接続路線名 起点から
(km)
備考
E1 名神高速道路
- 西宮IC/JCT 3号神戸線 0.0 事業中
大阪方面のみ接続
- 西宮浜出入口/JCT 5号湾岸線
兵庫県道573号芦屋鳴尾浜線
2.7[1] 事業中

脚注

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  1. ^ a b c d 令和3年度 新規事業候補箇所説明資料 一般国道43号 名神湾岸連絡線にかかる新規事業採択時評価” (PDF). 国土交通省近畿地方整備局. 2021年4月18日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i 名神湾岸連絡線”. 国土交通省. 2021年8月5日閲覧。
  3. ^ 名神湾岸連絡線調査へ 国交省12年度予算配分[リンク切れ] 神戸新聞 2012年4月6日
  4. ^ 名神湾岸連絡線、整備に前進 計画段階評価に着手へ 神戸新聞 2013年7月1日
  5. ^ 計画段階評価について 名神湾岸連絡線調査へ 国土交通省近畿地方整備局 2013年8月28日
  6. ^ 構造、周辺ネットワークとの接続について” (PDF). 国土交通省近畿地方整備局兵庫国道事務所 (2018年3月6日). 2018年3月25日閲覧。
  7. ^ “名神湾岸連絡線、片側1車線に 西宮浜に新出入り口も”. 神戸新聞. (2018年3月7日). https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201803/0011045055.shtml 2018年3月25日閲覧。 
  8. ^ 新規事業採択時評価結果(令和3年度新規事業化箇所)” (PDF). 国土交通省道路局. 2021年4月18日閲覧。
  9. ^ 令和6年度 有料道路事業関係説明資料” (PDF). 道路分科会第24回事業評価部会. 国土交通省 道路局 (2024年3月12日). 2024年10月5日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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