名古屋学芸大学短期大学部
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名古屋学芸大学短期大学部 | |
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大学設置 | 1963年 |
創立 | 1945年 |
廃止 | 2017年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人中西学園 |
本部所在地 | 愛知県日進市岩崎町竹ノ山57 |
キャンパス | 日進キャンパス |
学部 | 現代総合学科 |
名古屋学芸大学短期大学部(なごやがくげいだいがくたんきだいがくぶ、英語: Nagoya University of Arts and Sciences Junior College)は、愛知県日進市岩崎町竹ノ山57に本部を置いていた日本の私立大学である。1963年に設置され、2017年に廃止された。大学の略称は学芸短。
すみれ洋裁学院を母体として、すみれ女子短期大学として開学し、1977年に愛知女子短期大学に改称。その後も学科を増設し、最大で4学科10専攻、1学年約1,500人と大規模な大学となった。2002年に運営主体の学校法人中西学園により名古屋学芸大学が開学すると、2004年、その短期大学部に再編され、現代総合学科の1学科体制となった。女子短期大学であり、グローバル教育に力を入れているとしていた。同じ学校法人の運営する名古屋学芸大学や名古屋外国語大学と同じキャンパス内にあり、短期大学卒業後、これらの大学へ編入学する学生も多い。伝統的イベントとしてファッションショーが行われていた。
沿革
[編集]- 1945年 すみれ洋裁学院が創設される。
- 1963年 すみれ女子短期大学として開学。所在地は名古屋市中区。
- 服装科
- 1964年 家政科増設。
- 1966年 専攻科家政学専攻が設置される。
- 1967年 学科の専攻分離が行なわれる。
- 服装科
- 服装専攻
- 生活デザイン専攻
- 服装科
- 1969年 学科及び専攻名を変更。
- 服装科→服飾学科
- 服装専攻→服飾学専攻
- 家政科→家政学科
- 家政専攻→家政学専攻:後に生活科学専攻と改称。
- 食物栄養専攻→のちに食物栄養学専攻と改称。
- 服装科→服飾学科
- 1977年 愛知女子短期大学(あいちじょしたんきだいがく 英称:Aichi Women's Junior College)と改称。
- 1983年 学科の増設が行なわれる。
- 人文学科
- 国語国文学専攻
- 英語英文学専攻
- 文化史専攻
- 経営学科
- 経営専攻
- 情報専攻
- 秘書専攻
- 人文学科
- 2000年 人文学科を言語コミュニケーション学科に改称。それにともない、日本語日本文学専攻を日本語専攻に改称。
- 2002年 大学開学により学科数と定員人数が削減される。
- 2004年 名古屋学芸大学短期大学部と改称。
- 2015年 学生募集停止。
- 2017年 3月31日をもって短期大学部が閉校並びに名古屋学芸大学に統合。
基礎データ
[編集]所在地
[編集]交通アクセス
[編集]教育および研究
[編集]組織
[編集]学科
[編集]現代総合学科のみの単科体制となっていた。学生の将来や目的、興味や関心に応じて以下にあげる各系及びモデルから科目を自由に選択する制度となっている。
- 健康科学
- メディカル秘書:メディカル秘書士やメディカルクラークを目指すのに必要な科目を学ぶ。ほか、医療機関での「学外実習」もある。
- 養護教諭:「看護学」・「学校保健実習」・「養護概説」・「精神保健」・「臨床実習」・「養護実習」などの科目を学ぶ。
- 英語コミュニケーション
- ITビジネス
- ビジネス実務:オフィスワーカーやイベントプランナーを目指すのにふさわしいとされる諸科目が用意されている。
- Webビジネス:「Webデザイン」・「パソコンコミュニケーション」・「ビジネス法」などホームページクリエイターやWebショップオーナーを目指すのにふさわしいとされる諸科目が用意されている。
- 生活科学
過去の学科体制
[編集]- 言語コミュニケーション学科
- 英米語専攻
- 日本語専攻
- 文化史専攻
- 生活科学科
- 生活科学専攻
- 生活科学コース
- 養護教諭コース
- 食物栄養学専攻
- 生活科学専攻
- 生活造形学科
- 生活デザイン専攻
- 服飾造形専攻
- 経営学科
- 経営情報専攻
- 経営専攻
- 情報専攻
- 秘書専攻
専攻科
[編集]かつて家政学専攻が設けられていた。
別科
[編集]なし
取得資格について
[編集]現在は、養護教諭二種免許状が現代総合学科にて取得できるのみとなっている。過去には以下の教職免許および資格が取得できるようになっていた。
学生生活
[編集]部活動・クラブ活動・サークル活動
[編集]- 名古屋学芸大学短期大学部のクラブ活動には、旧来の愛知女子短期大学から行なわれてきたものを含めると以下のものがある。
学園祭
[編集]- 名古屋学芸大学短期大学部の学園祭は大学と合同で行われている。
大学関係者と組織
[編集]大学関係者一覧
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施設
[編集]キャンパス
[編集]ほぼ全てのキャンパスが大学と共同で使用されていた。
対外関係
[編集]他大学との協定
[編集]アメリカ
[編集]イギリス
[編集]ニュージーランド
[編集]カナダ
[編集]オーストラリア
[編集]系列校
[編集]就職について
[編集]- 言語コミュニケーション学科
- 生活科学科
- 生活造形学科
- 経営学科
- 現代総合学科:ワールドストアパートナーズ・矢崎総業・東海クラリオン・SRIスポーツ・日本精工・エイデン・ゼブラ・ミズノ・メニコン・ユーハイム・日東工業・百五銀行・つばめ交通・トヨタホーム・淺沼組・名鉄グランドホテル・名港海運・遠州鉄道・トーシン・東ソー物流・岡崎信用金庫・瀬戸信用金庫・日本特殊窯業など一般企業ほか医療機関や養護教諭など就職先は多岐にわたる。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『全国学校総覧』
- 『日本の私立短期大学』(日本私立短期大学協会発行:1980年)
- 『進学年鑑』(『私大コース』シリーズ別冊)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短期大学教育』第49号(日本私立短期大学協会発行:1992年)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『短大蛍雪』(2000年5月臨時増刊。旺文社)
- 『愛知女子短期大学』入学案内小冊子
- 『名古屋学芸大学短期大学部』入学案内冊子
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 名古屋学芸大学短期大学部 - ウェイバックマシン(2014年1月13日アーカイブ分)
- 名古屋学芸大学短期大学部の閉学について - 名古屋学芸大学